2016年6月 医療介護15職種の平均月給・時給調査を発表

プレスリリース

2016/07/28

株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀧口 浩平、代表取締役医師:豊田 剛一郎)が運営する医療介護求人サイト「ジョブメドレー」は、医療介護系15職種について、2016年6月の平均月給・時給をまとめました。就職活動や転職活動はもちろん、採用活動にも役立つ情報提供のため、ぜひ御覧ください。

※本調査は、ジョブメドレーおよびハローワークに掲載された求人情報をもとに、雇用形態別の募集時平均賃金を集計したものです。(集計対象件数:165,203件)

※各賃金は、基本給と定額的に支払われる手当を合算したもので、その他の手当は含みません。


■概要 - 春の常勤転職シーズンを終え非常勤の採用が活発化、非常勤の時給は微増傾向に


6月の賃金は、ほとんどの職種で常勤の月給が先月と横ばいの一方で、非常勤の時給は微増傾向となりました。背景には、4、5月まで活発だった常勤の転職シーズンがひと段落し、非常勤の採用が本格化する時期に移り変わりつつあることがあります。

職種別にみると、「歯科医師」が月給57.0万円・時給3,495円、「薬剤師」が月給34.8万円・時給2,156円、「理学療法士」が月給25.4万円・時給1,649円となり、上位は先月と同じ職種が続く結果となりました。

月給・時給ともに2ヶ月連続(4、5月)で最も低かった「保育士」は、今月も依然として低い水準ながらも上昇を見せ、月給19.1万円、時給1,025円となっています。特に時給は今年度初めて1,000円台となり他職種との差が縮まる傾向にあります。


6月の平均賃金調査


■給与レンジ


月給をみると、最低額平均は先月より微増する職種が多くなっていますが、最高額平均は「柔道整復師」「歯科医師」「介護職/ヘルパー」「保育士」を除く11職種で先月より低い水準となっています。特に「薬剤師」「作業療法士」「言語聴覚士」「鍼灸師」「歯科技工士」「ケアマネジャー」の6職種は、常勤の採用が活発な時期が過ぎた影響を受け、先月と比較して-1,000円を超える下げ幅となりました。非常勤は最低額・最高額ともに上昇している職種がほとんどで、このことからも非常勤の採用を強化するシーズンに入っていることが伺えます。


6月の給与レンジ


■ジョブメドレー・ハローワークの平均賃金比較


介護系の「ケアマネジャー」「生活相談員」「介護職/ヘルパー」の3職種は、ハローワークよりジョブメドレーのほうが月給・時給ともに高くなっています。人によってスキルや経験が大きく異なることの多い介護系の求人では、民間の求人サイトとハローワークを使い分けて特定のスキルを持つ人を採用するケースが多いことから、こうした差が生まれていると考えられます。


6月のジョブメドレー・ハローワークの平均賃金比較

詳細はこちら

http://www.medley.jp/release/20166-15.html

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