医療事務に役立つ簿記やコンピュータ操作の資格
医療事務は、事務職ですが、お金を扱う仕事でもあります。レセプトの計算ができていれば問題はありません。けれども「簿記」の資格を持っていると、病院の会計事務も楽々こなせるので、病院側はたいへん重宝します。もし出産や育児で休業中の人は、その間に簿記のお勉強をして資格を取っておくと転職にも有利になるでしょう。また、医療事務ではレセコンといわれるコンピュータを使いますので、コンピュータの操作資格持っているのも実務に直結した資格として歓迎されるようです。
看護師、介護職の転職・復職に役立つ意外な資格とは?
看護師や介護職の転職、復職に役立つのが臨床心理士などのカウンセリングに関連する資格。患者さんたちの心に寄り添う必要の大きな看護師や介護職には、おすすめの資格といえるでしょう。傾聴のスキルを使って、相手の気持ちを読みながら、やさしく心の欲求を引き出してあげるなら、質の高い介護や看護を提供することができます。また、患者さんとのコミュニケーションを深め、職場の人間関係を円滑する上でもカウンセリングは大いに役に立ちます。勉強しておいて損のない資格といえるでしょう。
意外に多い求人の「要普免」に応えるのも転職の近道
特に介護職に多いのですが、求められる資格に「要普免」というのがあります。これは、普通自動車運転免許を持っている方を募集しているということ。介護の現場ではとにかく車を運転できることを求める職場が増えています。それは、訪問介護などに向かう際に車の運転が必要になる場合が多いため。こうしたニーズに応えるためにも普通自動車運転免許を取得しておくのはおすすめです。ペーパードライバーの方は少し運転の練習をして、車の運転が求められたとき慌てずに、落ち着いて運転できるよう準備しておくと良いでしょう。
持っていれば重宝される、TOEICや英検などの英語系の資格
TOEICや英検などの英語系の資格もおすすめです。病院や介護の現場で働くすべての方にいえますが、海外から来た方が患者さんでみえた時に、コミュニケーションが密に取れて診察や介護がスムースに行えます。特に都心部では海外から日本に来た方が多くいらっしゃいますので、いざという時に英語が使えると、かなり重宝されることでしょう。現在転職や復職を考えている方のみならず、今の職場に満足しておられる方も英語を勉強しておくのは、職場での存在感を大きくする意味でも役に立ちますよ。