ニチイキッズについて
ニチイキッズを運営するのは、医療・介護領域で有名な株式会社ニチイ学館。2003年より保育事業を開始し、現在は全国で350ヶ所を超える保育施設を展開しています(2022年3月末時点)。
「おもいっきり遊ぶ。おもいっきり学ぶ。」を保育理念に掲げ、0~5歳児対象の認可保育園をはじめ、0~2歳児対象の小規模保育園、企業主導型保育園など、多様な園形態で保育をおこなっています。
今回は数ある園の中から、大阪市にある認可保育園「ニチイキッズ都島南通り保育園」の藤原先生に話を聞きました。


話を聞いた人
藤原 恵利香先生
保育士14年目。短大卒業後に社会福祉法人の保育園に新卒入職し、13年間勤務。2022年4月にニチイキッズ都島南通り保育園に転職し、現在は2歳児クラスの担任とリーダーを務める。
「転職するなら、福利厚生のしっかりしたところ」
──新卒で入った保育園に13年間も勤められたんですね。なぜ辞めようと思ったんですか?
藤原先生:経験年数を重ねていくうちに、周りで転職する子が増えてきて。転職して満足してるって聞くことが多くなったので、私もだんだんと「ほかの園で働くのもいいかな」って思い始めるようになりました。
で、担当クラスがちょうど卒園する年になったので、区切りになるかなと思って退職を決意しました。
──なるほど。それから転職活動はどう進みましたか?
5園ぐらい面接を受けさせてもらって、内定もいただきました。でも実際に園に行ってお話をさせてもらったら、「なんかちょっと違うな」って思って。
そのまま転職活動を続けたら、ジョブメドレーの求人でニチイキッズが出てきて。「気になる」を押したら採用担当の方から連絡があって、話を聞いてみたら良かった……っていう感じですね。
──ほかの園と比べて、ニチイキッズはどこが良かったんですか?
「転職するなら福利厚生をしっかり見たほうがいいよ」って友達からアドバイスをもらってたので、とくにそこは注目しました。やっぱり大企業なので福利厚生は充実してそうだし、新しいところと比べたら潰れたりする心配も少ないなって。
──実際に入社してみて、福利厚生には満足してますか?
住宅手当で家賃補助が出るのが助かっています。あとは保育士の処遇改善手当も入社1年目から受けさせてもらっています。

それから、制服があるところ。前職ではエプロンなど全部自分で用意してましたが、それも結構なお金がかかっていたので。用意していただけるのはありがたいなと思います。
──選考はどう進みましたか?

こんな流れでした。実は私、応募したときコロナに感染してしまっていて。だからすぐに面接できなかったんですが、代わりに電話で気になってることについて詳しく教えてもらえたんです。
直接お話させてもらって、「ゆくゆくはキャリアアップも視野に入れられる」と聞いたので。せっかくならそういうところで頑張ってみたいなっていう気持ちにもなりました。
──面接官の人数や、質問された内容は覚えてますか?
面接官は園長先生と支部の採用担当者の2人でした。
質問は基本的なことが多く、突飛な質問はなかったです。
印象に残ってるのは、面接の最後に「手遊びをしてください」と言われたことでしょうか。「食いしん坊のゴリラ」という手遊びをそのときに持ってたクラスの子たちが好きでよくやってたので、それをやりました。
大手でも園ごとの個性を大切に

──ここからはニチイキッズの特徴がわかりやすいように、藤原先生に答えていただいたアンケートの回答を見ながら、どんな働き方をされているのか聞いていきます。

──最初の項目は「若手が多い:当てはまる」とのことですが、どの年齢層の先生が多いですか?
常勤の先生たちは主に20代、30代ですね。でも非常勤の先生だと40代、50代のベテランの方もいらっしゃいます。
──続いて、「活気がある:とても当てはまる」。
ニチイキッズ都島南通り保育園の場合は、明るくて元気な子(先生)が多いです。話し始めると会話が弾んで弾んで(笑)。静かな子っていないかもしれないですね。
──にぎやかな職場なんですね。相談などもしやすいですか?
話し合いの場もありますし、お昼の時間とか手が空いたときに気軽に話もできる環境ですね。職員全体で話すこともあれば、まずは園長先生だけに相談するなど、状況によってという感じです。
──続いて、「革新を意識:とても当てはまる」。これはどういった点で感じますか?
主にICTについてですね。ニチイキッズでは勤怠管理や連絡帳のやり取り、登降園管理、SIDSのチェックなどにパソコンやタブレット端末を使っています。
以前の職場はICTをあまり導入していなかったので、最初のうちはちょっと必死でした。事務員さんに何度も使い方を教わって。でも慣れてしまえば職員間での共有もしやすく、効率もいいと思います。
──次は「ボトムアップ:とても当てはまる」。これは現場主導で保育や業務が進んでいくといった意味ですね。
ニチイキッズ都島南通り保育園は開所して今年で3年目なんです。去年までコロナでできなかった運動会や夏祭りなどの行事が今年からできるようになり、初めてのことがたくさんありました。なので、みんなで手探りしながら取り組んでいる最中です。
──大手なので法人全体の運営ノウハウがありそうな気もしますが、そういった共有はないんでしょうか?
「ニチイとしてこれをやってください」みたいなことはほとんどないですが、園長先生同士が集まる会議というのが定期的にあって、そこでは「こんな行事をやったよ」とか事例を共有していて、大事なことは職員にも共有されます。
やっぱりその園ごとに雰囲気や子どもたちの状況はそれぞれ違うので、他園を真似してもうまくいかないんだと思います。採用担当の方も「その園の個性を大切にしながら園を作っていってほしい」と話していました。

──続いて「育成重視:当てはまる」。藤原先生は保育士歴10年以上ですが、入社後に研修などはありましたか?
これは入社したら保育歴に関わらず、全員に3ヶ月間はOJTとして先輩保育士がついてくれる制度があるんです。3〜4週間ごとに面談をして振り返りをしたり、わからないことがあればそこで解消できるようになってます。
──3ヶ月もじっくりOJT期間があるのは安心ですね。最後の項目ですが、「勤務スタイル」については「柔軟」「規律的」の中間で回答されました。これはどうしてですか?
これはいろいろな側面が考えられるので、どちらとも言えないなと思いました。「柔軟」だと思うところは、例えば欠員が出たときに他園から応援の先生や子育て支援員さんが来てくれたりとかしてフォローしてもらえます。
反対に「規律的」だと思うところは、基本的に休憩するときは別室で1時間しっかり取れるようにしているので、リフレッシュできるところ。あと残業もほとんどなくて、定時であがっている先生が多いところですね。

──今後の目標はありますか?
今は入社してまだ半年で余裕がないところもあるので、もうちょっと余裕を持てるようになりたいですね。自分自身やクラスのことだけじゃなく、周りの先生たちをフォローできるようになれたらいいなと思っています。
──では最後に、ニチイキッズに興味のある保育士さんに向けて、メッセージをお願いします!
人事部からのメッセージ
ニチイキッズの保育理念は「おもいっきり遊ぶ。おもいっきり学ぶ。」。保育士として、「子どもたちと一緒に“おもいっきり”保育を楽しみたい」と考えている方にニチイキッズはぴったりな保育園です。
藤原先生がOJTといった研修制度、事務作業のICT導入や福利厚生について話してくれましたが、そのほかにもさまざまな取り組みを行っております♪
まずは年間休日121日以上で完全週休2日制! 有給休暇も取りやすい職場環境なので、しっかりと身体を休めることができ、プライベートも大切にできます。また子どもたちの作品を壁面に飾ることで、先生たちが作る製作物を減らし「持ち帰りゼロ」を実現しています!
未経験からベテランまでさまざまなスタッフが一緒に働いている職場ですので、一人ひとりが安心して働ける、風通しの良い職場づくりを目指して取り組んでいます。園の雰囲気を感じていただくためにも、お気軽に園見学にお越しください♪
数字で見るニチイキッズ

ニチイキッズの保育園は月の残業時間が約4時間で持ち帰りの仕事もないため、勤務後の自分時間をしっかり確保。また年間休日が121日以上なので、週2日のお休みに加え、祝日もお休みが取れる計算になります。仕事とプライベート、どちらも充実した日々が送れそうです。
興味を持たれた方は、藤原先生のようにまずは相談からでもOK! ぜひ気軽に応募してみてくださいね。
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