歯科衛生士として妊娠出産後の復職は誰もが悩むところ
歯科衛生士に限らず、妊娠・出産をきっかけに一度は離職せざるを得ない女性は多いものです。産休などの制度が整っていれば助かるものの、実際は一旦退職しなければならない職場も多々あります。そのような場合、産後落ち着いてからまた歯科衛生士として資格を活かしたい！と思いながらタイミングを見計らっているものの、実際にすぐに以前のように働ける自信が持てないという悩みを持つ人も多いかと思います。短時間勤務で週3日程度からの復職・職場探しはみなさんが望むところではないでしょうか？
歯科衛生士として復職に向けて何から始めればいいの？
復職すると決めてはいるものの、子育てしながら働くのは初めて…というときは不安ですよね。「子どもの預け先は？」「子どもが急に熱を出したらどうする？」など、何から対策を講じるべきかというのも悩みどころでしょう。実際に子どもを抱えて仕事をするには様々な準備が必要になってきます。復職に向けてまず大切になってくるのは段取り。では、具体的になにから行動していくべきか、歯科衛生士として復職するために必要なことを整理していきましょう。
まずは子どもの預け先を決めること！
妊娠・出産前は、ほぼ自分自身のペースで職場選びができたかと思いますが、復帰時にはそれも難しいことが多いでしょう。妊娠・出産後の復職を成功させるための最大のポイントは子どもの預け先を確保すること。近くにサポートが可能なご両親がいることが理想的ですが、お仕事をされていたり、遠方に住んでいるといった場合には保育園探しが必要になります。ただ、待機児童が社会問題になっているように、保育園探しも簡単ではありません。そこで週3日程度からの時短勤務であれば、無認可保育園や託児所の一時預かりを利用するのも選択肢の一つ。入園基準も厳しくなく費用を含めてメリットがある場合もあります。
面接で1番に聞かれるのが、子どもの預け先です。お仕事と育児の両立が軌道に乗ってきたときに認可保育園の申請を検討してもいいかもしれませんね。
週3日・短時間・午前中のみなどできる限り自分の希望に近い条件で探す
初めての子育てをしながらの復職は「両立できるか不安だから、まずは短時間勤務や少なめのシフトで仕事に慣れていきたい。けれど、そんな職場があるんだろうか？」とみなさん思い悩むところでしょう。ジョブメドレーでは、「子育て応援」「時短勤務可能」「週3日からOK」「土日休み」「託児施設有り」「午前中のみ」などの条件で検索すると、そのような求人が見つかります。条件をすべて満たすのは難しいかもしれませんが、譲れること、譲れないことを取捨選択して、できるだけ理想に近い職場を見つけましょう。
状況や事情を正直に伝えることもポイント！
歯科衛生士の仕事は、平日の午前中など患者さんが多い時間帯のみのパートを求めている職場も多いものです。元々歯科衛生士としてのキャリアがあるのであれば、その腕を活かしてほしいという歯科医院がほとんど。実際にママさん歯科衛生士が在籍している職場などは、お互いにフォローし合う環境が整っています。素直に子育て中であること、保育園や託児所の関係で働ける日数や時間が限られていること、いずれはフルタイムで頑張りたいという思いなどを先方に伝えましょう。事前に素直に伝えたうえでの採用であるほど、勤務後のスタッフ同士の理解も得られやすくなります。小児歯科のある歯科医院は子育ての経験をアピールすることも可能です！技術も大切ですが、人間関係を上手く築くためにも相性の良い歯科医院を見極めましょう。
