1.第33回柔道整復師国家試験の概要
試験日
2025年(令和7年)3月2日(日)
試験地
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県
受験願書の配布期間
2024年11月中旬以降
受験願書は柔道整復研修試験財団に270円分の切手と申請書請求用紙を送付して取り寄せます(指定の請求用紙はこちら)。普通郵便の配達は日数がかかるため、余裕を持って請求してください。
受験に伴う配慮
視覚、聴覚、音声機能、言語機能に障がいを持つ人で受験を希望する場合、2024年12月20日(金)までに公益財団法人柔道整復研修試験財団に申請してください。障がいの状態に応じた必要な配慮(点字試験、DAISY-CDの使用、試験時間延長)を受けられる可能性があります(詳しくはこちら)。
受験申込期間
2024年12月23日(月)〜2025年1月15日(水)
受験手数料
2万3,900円(柔道整復研修試験財団が指定する銀行、または郵便局の口座に振り込む)
合格発表
2025年(令和7年)3月26日(水)午後2時
厚生労働省サイトの資格・試験情報ページ、および柔道整復研修試験財団ホームページにて、受験地・受験番号を掲載して発表されます。
2.柔道整復師国家試験の出題範囲
第33回柔道整復師国家試験の出題範囲は次のとおりです。
- 解剖学
- 生理学
- 運動学
- 病理学概論
- 衛生学・公衆衛生学
- 一般臨床医学
- 外科学概論
- 整形外科学
- リハビリテーション医学
- 柔道整復理論
- 関係法規
試験当日のスケジュールは?
柔道整復師国家試験は例年、午前・午後の二部構成のため、第33回試験も同じ構成になる可能性が高いです。
〈前回第32回の試験時間〉
午前の部(9時30分~12時、計2時間30分)
午後の部(13時30分~16時、計2時間30分)
3.過去の配点と合格基準、合格率の推移
配点・合格基準
柔道整復師国家試験の配点と合格基準は第28回(2020年)に更新されました。必修問題と一般問題のいずれも合格基準を満たす必要があります。
出題数 |
配点 |
合格基準 |
|
---|---|---|---|
必修問題 |
50問 |
1問1点 |
80%以上 (40点以上) |
一般問題 |
200問 |
1問1点 |
60%以上 (120点以上) |
合計 |
250問 |
250点満点 |
– |
合格者数・合格率
前回試験(第32回)の結果は次のようになりました。
受験者数 |
合格者数 |
合格率 |
---|---|---|
5,027人 |
3,337人 |
66.4% |
過去5年間の合格率はおおむね50〜60%台で推移してます。
4.合格後の免許申請手続き
合格後は免許申請の手続きをおこない、厚生労働省が管理する柔道整復師名簿に登録されることで、初めて有資格者として業務が可能になります。免許登録手続きは厚生労働省の指定登録機関である柔道整復研修試験財団がおこないます。
必要書類の入手方法
免許申請に必要な書類は、在籍している養成校から入手する、もしくは柔道整復研修試験財団に申請し取り寄せる必要があります(合格後に郵送はされません)。
〈免許申請書の請求方法〉
次の2点を同封し、下記の住所へ郵送する
・記入済みの「申請書請求用紙」
・140円分の切手
〒105-0003
東京都港区西新橋1-11-4 日土地西新橋ビル6階
公益財団法人 柔道整復研修試験財団・登録担当
申請受付期間
合格発表後、随時
提出書類
新規の免許登録時に必要な書類は次のとおりです。必要な様式は申請書一式に同封されています。
〈必須書類〉
- 申請書(手数料4,800円を申請書一式に同封の振込用紙で支払い、申請書内に領収書を貼付)
- 医師の診断書(指定様式はこちら、「専門家による判断」に該当する場合は詳細な診断書もあわせて提出)
- 住民票の写しまたは戸籍抄(謄)本(発行日から6ヶ月以内のもの)
- 収入印紙 9,000円分(登録免許税)
〈登録済証明書の発行を希望する場合のみ必要〉
- 登録済証明書用はがき(指定様式)
- 所定料金の切手(速達を希望する場合は速達分の切手)
書類一式は提出用封筒に入れ、柔道整復研修試験財団へ簡易書留で郵送します。
申請後、免許証が手元に届くまでは1ヶ月半程度かかります。その間に「登録済証明書」の提出を求められる職場もあるので、必要な場合は免許申請時に依頼しておきましょう。
参照:柔道整復師免許証の登録事務|公益財団法人柔道整復研修試験財団
試験・免許登録に関する問い合わせ先
公益財団法人柔道整復研修試験財団
〒105-0003 東京都港区西新橋1丁目11番4号 日土地西新橋ビル6階
電話番号:03-6205-4731
FAX番号:03-6205-4732
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