残業が少ない職場の特徴1:急変・急患が少ない職場
介護福祉施設や慢性期疾患を対象とした病院・病棟は、急変が起こりにくいため、残業が少ない傾向にあります。急変など予定外のことが起きると、残業はどうしても発生しやすくなってしまいます。ですので、残業が難しい場合は、急性期疾患を対象とした病院・病棟は避けたほうが良いでしょう。また、外来やクリニックでも、急患を受け付けていると残業が発生する可能性があるので注意が必要です。
残業が少ない職場の特徴2:時間通りに仕事が進む職場
予約ベースで診療を行っているクリニックや、時間通りに治療が進む透析クリニックなども、残業が発生しないことが多いようです。予約時間通り、あるいは決められた治療時間通りに仕事が進んでいくので、予定外のことが起こりにくいからです。こういった職場は毎日行う仕事内容も固定されていることが多いので、どのくらいで仕事が終わるかの目安もつけやすくなります。残業の有無を含め、ある程度時間の見通しが立ちやすいぶん、家庭との両立はしやすくなります。
残業が少ない職場の特徴3:研修などを勤務時間内に実施する職場
医療機関などによっては、研修や会議を時間外に行うことも少なくありません。学びの機会が多いのは嬉しいことですが、どうしても仕事が終わるのが遅くなってしまいがち。「スキルアップ」と「残業少なめ」を両立したい場合は、研修などを時間内に行っている職場を探すと良いでしょう。時間内に行うよう配慮されていれば、就業時間内は忙しくなるかもしれませんが、残業をすることは少なくなります。その他にも、「残業ほぼなし」などの特徴がある求人が掲載されていることもありますので、チェックしてみましょう。面接で残業ができない理由を伝えることも大事ですので、職場側と就業前にきちんと話し合っておくことをおすすめします。