1.まずは立地とその周辺環境が魅力的であること
正職員よりも出勤日数が少なくなりがちなパート勤務ではありますが、通勤しやすさというのは応募する上で重要なポイントでしょう。家からの距離はもちろんのこと、立地によって交通手段も変わります。また、求人先がどのような場所にあり、周辺の環境がどうであるのかによっても職場に特徴が出ます。たとえば小学校が近い地域であれば、子どもの受診率が高くなるでしょう。高齢者の多い地域では患者の年齢層も上がります。薬局においては近くのクリニックが扱う診療科によって、処方箋にも特徴が出ます。このように、周辺環境は仕事の内容自体にも影響を及ぼす可能性が高いもの。ピンポイントに見るのではなく、周りの地域を見渡すことで、自分のやりたい分野にあった職場がみつかるかもしれません。
2.ライフスタイルにあった勤務時間であること
パート勤務は、正職員よりも勤務時間や働き始める時間がさまざま。あえてパート勤務を選ぶ人は、自分のライフスタイルに合った働き方や労働時間を満たす求人先であるかどうかを重要としているものです。ですから、応募したくなるような勤務条件の特徴は、早朝の数時間や夜間のみの勤務でスタッフを募集していたり、勤務時間を「応相談」として求職者の希望を尊重してくれたりするところでしょう。育児や家事、介護との両立や趣味などにしっかり時間が取れる求人は応募したくなりますよね。
3.スタッフ数が多く、万が一のときにカバーしてくれる体制が敷かれていること
パート勤務を希望する人の中には、万が一子どもや両親が体調を崩した時など、自分の代わりに仕事をカバーしてくれるスタッフがいるかどうかが重要と考える人も。ですから、応募したくなるような求人には、同じ職種であったり同じ勤務時間帯で働くスタッフが多くいたりするなど、安心して仕事ができる条件が整っているという特徴があります。また、パート勤務のスタッフに対しても研修制度を取り入れ、スキルアップできる環境があるのも好条件な求人の特徴です。
好条件な求人はしっかり検討して進めよう
医療介護業界はパート求人が豊富ですから応募したくなる求人がいろいろ見つかるかもしれません。ただ、好条件だからといってすぐ決めてしまうのはリスクがともなうことも。働き始めてから後悔しないために、実際の業務量や人間関係、手当の条件など問い合わせてみたり、見学などの際に確認しておいたりすることが大切です。応募したくなる求人の特徴、今回は3つに絞ってご紹介しましたが、他にも好条件といえる求人の特徴はいろいろあります。自分にとって譲れない条件、妥協しても良い部分などをイメージしながら就職活動を進めていくといいですね。