看護師の平均年収はどれくらい?
あなたは「年収400〜500万円」と聞いて、どのような印象を受けますか? 厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」によると、男性看護師(平均年齢36.0歳)の平均年収は489万4,200円、女性看護師(平均年齢39.6歳)の平均年収は477万1,100円となっています。
この平均年収は、夜勤手当などの各種手当も含めた金額なので、実際に働いている看護師の方の中には「仕事内容のわりにあまり高くない」という印象を持つ人もいるかもしれません。
年収500~600万円は意外と満足できるかも
年収500~600万円は、看護師の平均年収を超えることもあり、少し高い印象を受けますが、職場によっては基本給が高めに設定されていたり、ボーナスの支給額や夜勤手当などが多かったりすると意外と手が届く金額です。
看護師の給与として、平均より上の年収500~600万円であれば、仕事内容は忙しいけど納得できるという方が多いのではないでしょうか。
年収700万円以上は高いけど負担増の懸念アリ?
看護師の年収700万円以上は、看護師の平均賃金を大幅に超えることもあり、求人数もあまり多くありません。また、年収アップにともない主任・師長といった管理職を任される場合も多いので、責任のあるポストと相応の年収にモチベーションを感じる人もいれば、実質的な負担増に忙しさを強く感じる人もいるかもしれません。
看護師の年収は金額によって、役割や個人が感じるモチベーションも大きく異なります。転職の際は、現状のスキルやポストでどの程度の年収が期待できるのかという点にも注目してみるといいでしょう。