2016年12月 医療介護15職種の平均月給・時給調査を発表

プレスリリース

2017/02/01

株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀧口 浩平、代表取締役医師:豊田 剛一郎)が運営する医療介護求人サイト「ジョブメドレー」は、医療介護系15職種について、2016年12月の平均月給・時給をまとめました。就職活動や転職活動はもちろん、採用活動にも役立つ情報提供のため、ぜひ御覧ください。

※本調査は、ジョブメドレーおよびハローワークに掲載された求人情報をもとに、雇用形態別の募集時平均賃金を集計したものです。(集計対象件数:181,296件)


※各賃金は、基本給と定額的に支払われる手当を合算したもので、その他の手当は含みません。


■概要


12月の賃金は、常勤11職種、非常勤10職種が前月比プラスとなりました。


常勤では、4月にむけた採用活動が本格的に開始し、競争が活発化していることから給与水準が上昇しつつあります。いち早く同様の動きが始まっている「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」や、常時募集が一般的な「看護師」では大きな変動は見られません。非常勤は、賞与支給後に退職した従業員分の補充採用が一時的に活発化したことから、時給額の増加が発生しています。


プラス傾向が続く保育士賃金は、常勤は8か月連続、非常勤は5か月連続前月比プラスとなりました。保育士不足が深刻化するなか、即戦力を望む採用ニーズは高まる一方です。さらに4月に向けて採用を始める事業所も増加し始めることから、まだまだ賃金増加の動きは続くでしょう。



12月の平均賃金調査


■給与レンジ


「柔道整復師」「鍼灸師」「あん摩マッサージ指圧師」の代替医療系職種および「理学療法士」「作業療法士」の常勤は、最低額平均と最高額平均の差が拡大傾向にあります。もともとこれらの職種は訪問リハビリ・訪問マッサージのニーズが高く、一人で訪問して業務をできる経験者の採用を強化している職種です。そのなかで4月にむけた新卒採用が開始したことで、給与レンジに幅が出たと考えられます。



12月の給与レンジ


■ジョブメドレー・ハローワークの平均賃金比較


「歯科医師」で、常勤・非常勤ともにハローワーク平均とジョブメドレー平均の差が大きくなっています。近年、集患施策として自費治療に力を入れる歯科医院が増えています。こうした事業所では、治療の特色にあった医師を採用するために、賃金水準をあげるほか、写真などを交えてアピールできる求人サイトを活用する傾向にあります。この動きがジョブメドレーにおける平均賃金額を押し上げていると考えられます。



12月のジョブメドレー・ハローワークの平均賃金比較

詳細はこちら

http://www.medley.jp/release/20170131.html

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