おがわ整骨院の柔道整復師求人（正職員）

治せる。治せる。さぁ構造医学に触れてみましょう。

『構造医学』はあまり馴染みのある学問ではないかもしれません。
経験のある先生やご自身で勉強をされている先生は聞いたことはある学問でないでしょうか。

構造医学とは、物理学の観点から患者さんの体の状態を把握し自然な状態へ回復させるという学問です。
体を生理的に正常な状態に戻す治療方法で、一般的な治療とは異なる部分がいくつかあります。

いやいや、患部は基本的に冷却でしょ！！

構造医学において患部を温める行為はしません。
一般的には、患部を温めて筋肉緊張をほぐしてから施術を行うのが一般的な解釈かもしれません。

スーパーマーケットなどに売られてる肉・魚をイメージてみてください。
熱を加えるとどうなりますか？
固くなったり縮んでしまったりするかと思います。

人間の筋肉も同じです。
筋肉もタンパク質で構成されてますので、熱を加えると帰って緊張してしまうと考えるのが構造医学です。
これが、構造医学では温熱より冷却を推奨する理由です。

えっ筋肉は伸ばした方が良いんじゃないの？

構造医学では筋肉を伸ばすことよりも圧迫することを重視します。

あなたがスポーツの試合の前、可動域を広げるためストレッチを行うとしましょう。
運動のパフォーマンスをアップさせたり、力を出しやすくする目的で行うのが一般的かと思います。

基本的に筋肉は脳からの指令で動きます。
脳から神経までの距離が近いほど、神経の届くスピードは早くなりますよね。

ストレッチを行うことで筋繊維を伸ばすとどうなると思いますか？
筋肉が伸びた分、脳からの距離も伸びてしまいますよね。

さらに人間の体は引っ張られる力には弱いです。
例えば50キロの重りを背負う場合と、50キロの力で体を引っ張られる場合。
どちらが耐えられそうですか？

恐らく重りを背負う方が耐えられますよね。
このように構造医学では人体を正常な生理機能に着目して治療を行います。

そうだ。1つ1つ明確な根拠がある治療を学ぼう。

構造医学は一見風変りな治療方法に見えるかもしれませんが、しっかりと理解することで実は体の作り的には理に叶っていることに気がつくことが多いです。
それは先ほどの「冷却」と「圧迫」のお話しにもあった通りです。

しかし、これまでのお話しは構造医学のほんの一部に過ぎません。
実際の治療風景はあなたの目で見て確かめてください。