2016年8月 医療介護15職種の平均月給・時給調査を発表

プレスリリース

2016/09/29

株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀧口 浩平、代表取締役医師:豊田 剛一郎)が運営する医療介護求人サイト「ジョブメドレー」は、医療介護系15職種について、2016年8月の平均月給・時給をまとめました。就職活動や転職活動はもちろん、採用活動にも役立つ情報提供のため、ぜひ御覧ください。

※本調査は、ジョブメドレーおよびハローワークに掲載された求人情報をもとに、雇用形態別の募集時平均賃金を集計したものです。(集計対象件数:168,156件)

※各賃金は、基本給と定額的に支払われる手当を合算したもので、その他の手当は含みません。


■概要


8月の賃金は、常勤が13職種で、非常勤が9職種で前月比プラスとなりました。

8〜9月は、下半期に向けて常勤の社員の補充採用を開始する時期でもあります。そのため月給は前月比プラス傾向が見られ始めています。一方、5〜7月まで活発化していた非常勤の採用は一段落し、前月比マイナスの職種も目立つ結果となりました。

職種別にみると、上位は「歯科医師」が月給56.9万円・時給3,481円、「薬剤師」が月給34.7万円・時給2,158円、「理学療法士」が月給25.6万円・時給1,677円となりました。

また、過去4ヶ月間連続で最も低かった「保育士」の常勤の賃金は月給19.3万円に上昇し、わずかな差ではありますが「介護職/ヘルパー」と順位が逆転しています。非常勤では「保育士」(時給1,006円)が「介護職/ヘルパー」(時給1,078円)よりも低い結果となりました。常勤の採用において、「介護士/ヘルパー」は未経験を歓迎するケースも多いため平均賃金が変動しづらいなか、「保育士」は即戦力を求めるニーズが高いため、賃金も上昇傾向にあることが背景と考えられます。



8月の平均賃金調査


■給与レンジ


「理学療法士」、「作業療法士」、「言語聴覚士」のリハビリ系職種では、常勤・非常勤それぞれで、最低額平均・最高額平均がともに上昇しています。また、「ケアマネジャー」「生活相談員」「介護職/ヘルパー」といった介護系職種でも、常勤では最低額平均・最高額平均がともに上昇しています。この傾向は、夏から秋にかけて高齢者を中心としたリハビリや介護のニーズが増え、急な人材の採用が必要となるためと考えられます。


8月の給与レンジ


■ジョブメドレー・ハローワークの平均賃金比較


前月に大きく下がったハローワークの「歯科医師」(常勤)の平均月給がさらに下落し、ジョブメドレーとの差が5.5万円以上に広がりました。他職種と比べ、比較的採用しやすい「歯科医師」の場合、若手はハローワークで採用し、多様なスキルや経験を持つ人材の採用は民間の媒体を活用するというように、ハローワークと民間の媒体との使い分けを行う医院がますます増加しているためと考えられます。


8月のジョブメドレー・ハローワークの平均賃金比較

詳細はこちら

http://www.medley.jp/release/20160929.html

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