医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」、 2018年10~12月 医療介護8職種の平均月給・時給を発表
株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役医師:豊田 剛一郎、代表取締役社長:瀧口 浩平)が運営する医療介護求人サイト「ジョブメドレー」は、医療介護系8職種について、2018年10〜12月の平均月給・時給をまとめました。
■概要
常勤では10~12月の3ヶ月連続で7職種において前年比増、非常勤では5職種において前年比増の結果となりました。業種別にみると、常勤の介護職/ヘルパーは10ヶ月連続で平均月給が上昇しました。
■解説(代表取締役医師・豊田 剛一郎)
全体としては引き続き上昇傾向にあり、特に常勤の介護職/ヘルパーでは、平均月給が11月に20万円を超えました。これは、2016年に調査を開始して以来初めてのこととなります。
介護業で注目すべきは給与など処遇面だけでなく、12月に外国人労働者の受け入れ拡大に向けた改正出入国管理法が可決されたことです。初年度から5年間の受け入れ人数では介護業が14業種のなかで最多となる見通しで、介護人材の不足を補う一手として期待されます。それと同時に、今後はこの受け入れに伴う新たな環境整備が急務になってくるでしょう。
※本調査は、ジョブメドレーおよびハローワークに掲載された求人情報をもとに、雇用形態別の募集時平均賃金を集計したものです(集計対象件数:10月246,477件、11月249,361件、12月254,015件)。
※各賃金は基本給と定額的に支払われる手当を合算したもので、その他の手当は含みません。
■代表取締役医師 豊田 剛一郎 プロフィール
1984年生まれ。2009年東京大学医学部卒業。脳神経外科医として勤務後、渡米しミシガン小児病院で脳研究を行う。その後、医療現場を離れ、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、ヘルスケア業界の戦略コンサルティングなどに従事。2015年2月より株式会社メドレーの共同代表に就任。著書に「ぼくらの未来をつくる仕事」。