琴崎保育園の保育士求人（正職員）

園長の白石です！

初めまして。琴崎保育園の園長、白石です。
私は園長として、3年目を迎えました。

この園は70年以上にわたり、先生たちが子どもたちの安心・安全を守りながら、地域の方々に大切にされてきた保育園です。
これまで多くの子どもたちとご家庭、そして職員に支えられ、穏やかな時間を積み重ねてきました。

感じること

そんな中で、私自身が感じるようになったことがあります。

「子どもが真ん中にいる保育」って、実はとても難しい。
最近は、「子ども主体の保育」「対話的な保育」など、いろいろな言葉が飛び交うようになりました。
でも、言葉で言うほど簡単なものではありません。

大人が「こうあるべき」と思っていることが、
子どもにとって本当に良いことなのか――
それを問い続けることは、簡単ではないからです。

たとえば、春の制作で「こいのぼり」を作る時も、
「赤が上だよ」「目はここ」「しっぽはこう」……と、大人の当たり前で教えがちです。
でも私たちは、あえて正解を示しません。

「どうして目はここなの？」「しっぽってどんな形だったっけ？」
そうやって子どもと一緒に考え、つくり上げる。
そのプロセスの中にこそ、“子どもの育ち”があると信じているからです。

保育士は教える人ではなく、子どもと一緒に「考える人」。
そして、子どもの思いや気づきを“承認する人”であってほしい。
そんな保育を目指しています。

一緒に創っていきたい。

求めているのは、「一緒に悩んでくれる人」です。
今、私たちは“伝統を守りながら、新しい価値観と向き合っていく”という、とても大切な転換点に立っています。

まだ正直、完成された保育園ではありません。
新しい取り組みを始めたばかりで、毎日が試行錯誤の連続です。

だからこそ、「正解がなくても楽しめる人」「子どもの目線を忘れない人」と一緒に働きたい。
若くても、経験が浅くても構いません。
“保育士としての姿勢”を、いっしょに考え続けてくれる方に出会いたいと思っています。

難しいことをしたいわけではありません。
私たちが目指しているのは、
「子どもが主語になっていて」「保育士が楽しく働けて」
そして結果として、未来の子どもたちにとって価値のある園であること。

特別なことは何もいりません。
子どもに寄り添いたい、仲間と一緒に悩みながら前に進みたい。
そんな方であれば、きっとこの園に合うと思います。

新しい保育園を、一緒に創っていきませんか？