アーチクリニックの医師求人（正職員）

院長はどんな思いでこのクリニックを作ったのですか？

私は「最期まで望む生き方ができる街にする」という理念を掲げて、開業しました。
なぜなら、本当に最期まで望む生き方ができる人というのは、実は多くはないからです。
病院勤務時代、私は治療そして治癒を目的としてさまざまな患者さんに関わってきました。
入院している患者さんは、ほとんどの人が同じことを言っていました。「家に帰りたい…。」
これほど医療が進んだ日本だからこそ、たとえ治癒が難しい病気であったとしても、入院すれば「何かやること（検査や治療）」があるのです。
しかし、「それが本当に患者さんや家族にとって望む生き方なのだろうか。それなら、自分が家に帰りたいという望みを叶えてあげられないだろうか。」という思いが徐々に強くなっていきました。
そんな中、私は在宅医療に出会いました。そして病院では医療者が主役で検査や治療が目的であったのに対し、在宅医療では患者さんの自宅では患者さんや家族が主役で望む生き方を支えることが目的です。
直感的に「これだ！」と思い、これなら患者さんの望む生き方を聞いてあげられる。理想の医療を目指して自分で始めよう！
そんな思いがこのクリニックを作ることになったきっかけです すべて見る 閉じる

みんなはどんな気持ちで働いていて、どんな人がクリニックで働くのに適正だと思いますか？

当院の職員は「誰かの役に立ちたい。そして最終的には患者さんや地域に貢献したい、支えたい」と考えて入職して来ています。
どの職種であろうと、誰かの役に立ちたいという考えは共通するものです。当院はその気持ちをいかに大切にするか常に考えています。

また、当院で働くのに適正な方は愛とポジティブさと素直さを持っている人でしょうか。
仕事の内容は入ってからいくらでも覚えられますが、これらの資質は入職してから変えることが難しいと思っています。
これらの資質は、当院の理念や行動指針を実践していくのを容易にします。
愛情深い人は、患者さんやご家族、関連する事業所、院内へのスタッフに愛を与えて仕事をすることができます。
ポジティブさは、どんな環境になっても「運」を引き寄せます。ポジティブな人はネガティブな人に比べて運がいいことを見つける広い視野を持つということが行動心理学で証明されています。
最後に素直さですが、これは成長するのにも仕事で成果を出すのにもとても大切な要素です。どんなに経験が豊富でも、謙虚な気持ちを忘れずに素直に相手の話を聞き、その職場に求められている仕事を実践できる人が仕事のできる人です すべて見る 閉じる

ほかのクリニックと違うところは何ですか？

まずは、理念や行動指針をしっかりと作り、実践しているところです。
それは働きがい、自身の幸せや成長を感じて働いて欲しいと思っているからです。
例えば行動指針の一つである成長という内容にある、いつも進歩していくことや時に大きな変化をすることは、その時は大変であったり不安に襲われたりと痛みを伴います。理念を叶えるため、患者さんに貢献するため、その進歩や変化を前向きに捉えられ、積極的に関わっていこうと思えなければ、辛くなるかもしれません。逆に共感できる方にとってはとても働きやすい環境だと思います。
それから、しっかりとした人事評価制度を導入しております。一般的なクリニックでは、院長の匙加減で給与が決まってしまうというところがほとんどですが、当院ではできる限り客観的で公正な評価ができるよう、半年以上をかけて人事評価制度を作成しました。また新入職員には中途採用であっても教育係を付けて、カリキュラムを独自に作成し、系統だった指導を行っています。
院内のシステムとして、可能な限り仕事が標準化できるようマニュアルの整備にも力を入れています。 すべて見る 閉じる