医療法人社団medXは、台東区の「はれクリニック神田川」と港区の「はれクリニックみなと」の2拠点で訪問診療を展開しています。
今回募集するのは、地域の医療・介護関係者との連携、院内の多職種連携、スタッフマネジメント、収支管理などを担う、訪問診療の運営責任者です。
私たちが求めているのは、目の前の問題に対処するだけでなく、課題を構造的に捉え、異なる職種の経験や専門性を組み合わせながら、組織全体の運営を考えられる方です。
事務業務を管理するだけでなく、診療現場と地域の関係機関、そして法人の経営をつなぐ立場で、訪問診療を支えていただきたいと考えています。
多職種の専門性を生かし、組織の運営をプロデュースする仕事です
訪問診療は、医師や看護師だけで成り立つものではありません。院内の事務スタッフに加え、院外のケアマネジャー、訪問看護師、薬剤師、病院の退院支援担当者、施設職員など、さまざまな専門職との協力が必要です。
それぞれの職種には異なる専門性や経験があり、担当する業務や把握している情報、重視することも異なります。
運営責任者に求められるのは、すべての業務を自分で判断・処理することではありません。それぞれの職種が持つ知識や経験、スキルを理解し、必要な場面で適切に連携できるよう、役割分担や情報共有の流れを整えることです。
異なる専門性を組み合わせ、チームとして機能させる役割です。
医師には医師の、看護師には看護師の、事務スタッフには事務スタッフの専門性があります。それぞれの強みを理解し、必要な情報が適切な相手に届き、各職種が自身の役割を果たせるように調整することが重要です。
個々のスタッフの能力だけに頼るのではなく、異なる専門性を持つ人たちが協力して力を発揮できるよう、組織全体の運営を支える仕事です。
目の前の問題だけでなく、課題の構造を考えることを重視しています
訪問診療では、患者さんの状態や生活環境、地域の関係機関との連携、スタッフの配置など、複数の要素が関係する課題が発生します。
例えば、情報共有がうまく進まない場面があったとき、単に連絡回数を増やすだけでは、根本的な解決につながらない場合があります。
誰がどの情報を持ち、どの段階で誰に共有する必要があるのか。役割分担に問題はないか。業務の流れに無理が生じていないか。こうした点を整理することで、改善すべき課題が見えてきます。
私たちは、問題を個人の努力や経験だけで解決しようとするのではなく、関係者の役割や業務の流れを整理し、組織として対応できることを大切にしています。
そのため、状況を客観的に把握し、課題を整理したうえで、関係する職種や部署と協力しながら解決に向けて取り組める方を求めています。
居宅約7割・施設約3割の訪問診療を展開しています
当法人の訪問診療は、居宅が約7割、施設が約3割という構成です。
居宅と施設では、関係する職種や必要となる調整が異なります。その違いを理解し、それぞれの診療形態に合った連携を支えることも、運営責任者の重要な役割です。
居宅診療|約7割
患者さんのご自宅への訪問診療では、ケアマネジャー、訪問看護師、薬剤師、訪問介護職員、病院の退院支援担当者、ご家族など、多くの関係者との連携が必要です。
患者さんによって生活環境や家族の支援状況、利用している介護サービスが異なるため、関係者の役割や必要な情報を整理し、個別の状況に応じて調整することが求められます。
関係者ごとの事情を理解しながら、必要な情報共有や役割分担が円滑に行われるよう支えていただきます。
施設診療|約3割
施設への訪問診療では、施設長や管理者、看護師、介護職員、生活相談員など、施設側の関係者との連携が重要です。
施設ごとに職員体制や情報共有の方法が異なるため、診療予定や患者さんの状態変化に関する連絡など、施設の運営体制を踏まえた調整が必要になります。
施設側の役割や業務の流れを理解し、継続的に円滑な連携ができる関係づくりを担っていただきます。
居宅では患者さんごとに異なる関係者との個別調整が求められ、施設では組織同士の継続的な連携が重要になります。こうした違いを踏まえ、院内外の関係者が協力できる運営体制を支えていただきます。
お任せする主な業務
01|地域の医療・介護関係者との連携
病院の退院支援担当者、ケアマネジャー、訪問看護事業所、介護施設などとの関係づくりや連携を担っていただきます。居宅と施設それぞれの特性を理解し、関係者間の情報共有や調整を進める役割です。
02|院内の多職種連携・業務調整
医師・看護師・事務スタッフなど、異なる専門性を持つ職種の間に立ち、必要な情報共有や業務上の調整を行います。それぞれの役割や強みを理解し、各職種が専門性を発揮できるよう、円滑な連携を支えていただきます。
03|運営課題の整理・改善に向けた調整
日々の運営で生じる課題について、情報共有の方法や役割分担、業務の流れなどを整理し、関係者と協力しながら対応を検討していただきます。目の前の事象だけでなく、課題が発生する背景まで考え、組織としての改善につなげる役割です。
04|スタッフマネジメント・組織運営
スタッフのマネジメントや事務業務の管理、患者さんへの対応など、日々のクリニック運営を担っていただきます。個々のスタッフの業務だけでなく、職種間の連携や組織全体の状況を把握しながら運営を進める仕事です。
05|収支管理・経営に近い立場での法人運営
収支管理を含む法人運営に携わっていただきます。診療現場の状況やスタッフ体制、地域連携の状況などを把握し、それぞれが法人運営にどのように関係するかを考えながら、経営に近い視点で運営を支えるポジションです。
外来の事務長経験だけでなく、訪問診療の特性を理解することが大切です
今回のポジションは、一般的な事務長業務だけを担うものではありません。
外来クリニックと訪問診療では、診療の進め方や関係する職種、求められる情報共有や調整の内容が異なります。事務長としてスタッフ管理や収支管理を経験してきた方でも、その経験だけで訪問診療の運営ができるとは限りません。
一方で、看護師やMSW、相談員などとして医療現場や地域連携に携わってきた方が、院内外の関係者との調整や組織運営で力を発揮できる場合もあります。
私たちは、職種や肩書きだけで判断するのではなく、これまでにどのような課題に向き合い、異なる立場の人たちと協力しながら業務を進めてきたかを重視しています。
このような方を求めています
課題を整理し、構造的に考えられる方
目の前で起きている問題だけでなく、その背景にある業務の流れや役割分担、情報共有のあり方まで考え、改善に向けて取り組める方。
異なる職種や立場の方との調整ができる方
それぞれの専門性や経験、立場の違いを理解し、関係者の意見や状況を整理しながら、協力して業務を進められる方。
個人ではなく、組織全体の運営を考えられる方
自分だけで業務を抱えるのではなく、各職種の強みや役割を理解し、チームとして力を発揮できるように考えられる方。
現場と経営の両方の視点を持てる方
診療現場で起きている課題を理解しながら、スタッフ体制や収支など、法人全体の運営に関わる要素も踏まえて考えられる方。