興味を持っていただきありがとうございます。
まず当院の2つの特徴について簡単にお伝えします。

1．仙腸関節の治療が学べる医療機関であること

　当院では変性疾患の治療に関してはほぼ仙腸関節をからめて治療を行っています。
もともと私自身は膝や股関節の人工関節の手術を中心に治療を行い、それ以外にスポーツ整形外科、小児整形外科で研修し、基本的な整形外科の知識を身につけ治療を行ってきて、仙腸関節に対しては注射をした経験しかありませんでした。
　しかし開業後ある交通事故後の患者様の治療中に、今までの経験では対応できなかった殿部痛に対する治療を探す中でたまたま現在の治療の入り口に出会い、更に目の前でその治療を行うDrの治療効果に驚愕し仙腸関節の重要性に気づかされ、以降は仙腸関節がどこまで変性疾患に関係しているのか探求してきました。
　その経験の中で明らかになったのは仙腸関節から治療をすることにより既存の変性疾患の多くは改善するという事です。実際の病名としては、上から順に片頭痛、緊張性頭痛、顎関節症、頚椎症、胸郭出口症候群、上腕骨内側・外側上顆炎、手関節腱鞘炎、へバーデン・ブシャール結節、CM関節症、肩凝り、腰痛症、痺れ・下肢痛を伴った腰痛、変形性股関節症、変形性膝関節症、オスグッド病、成長痛、シンスプリント、アキレス腱周囲炎、シーバー病、足底腱膜炎、外反母趾の痛み、モートン病などがあります。いずれの痛みも上手に治療をすると、目の前で痛みが消失する方もいます。
　この知識に関しては通常の病院での治療経験、また教科書での学習では決して習得できないです。私も興味を持っていろいろな場所、会に参加し更に積極的に質問をすることによりたどり着いた道です。
　そのおかげで自分の腰、手の痛み、頭痛、肩こり、膝の痛みは症状が出たら自分で治療を行い快適に生活をおくれるようになり、この治療を知らなかった場合を考えるとぞっとします。また自分の子供の成長痛が出た時も1分くらい治療をしてあげると、痛みがなくなり心の底から学んでよかったと思う瞬間もたびたび経験してきました。
　見学に来ていただければ、どうして仙腸関節からいろいろな場所に痛みが出ているか絵を使って説明ができますし、治療効果も体験できますのでお待ちしています。特に何らかの痛みがあれば簡単に納得いただけると考えております。

2．仕事のやりやすさ

　当院では朝の開始時間が10時ですので、朝はゆっくりできると思います。
また1週間の治療総単位は91単位となっているためゆとりがあり、また事前に決まった時間以上の治療は行っていないこともあり残業もほぼありません。有給休暇もとりやすい環境です。

求める人物像

1． 治療技術は問いませんが、仙腸関節の治療に興味があり学んでいきたい方
2． 患者様にやさしく接し、誠実な態度で仕事に励める方

一緒に仙腸関節の不思議な特徴を学び、様々な痛みの疾患を治療できる作業療法士をお待ちしています。