第62回作業療法士国家試験の概要
試験日
筆記試験:2027年(令和9年)2月21日(日)
口述試験・実技試験:2027年(令和9年)2月22日(月)
合格発表日
2027年(令和9年)3月23日(火)午後2時
厚生労働省ホームページの資格・試験情報ページにて、受験地・受験番号を掲載して発表され、合格者には合格証書が郵送されます。
受験申し込み期間
2026年12月14日(月)〜2027年1月4日(月)
試験地
筆記試験:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県、沖縄県
口述試験・実技試験:東京都
受験手数料
1万100円(受験願書に収入印紙を貼る)
出題数・合格基準
作業療法士国家試験は例年、200問が出題されます。合格基準は、採点除外の問題を除いた総得点の正答率約60%で一定です。
- 理学療法士・作業療法士共通問題 100問
- 作業療法士専門問題 100問
過去の試験データ
合格率
作業療法士国家試験の過去5年間の合格率はおよそ83〜91%で推移しています。
合格後の免許申請手続き
合格後は免許申請の手続きをおこない、厚生労働省が管理する作業療法士名簿に登録されることで、初めて有資格者としての業務が可能になります。申請から免許証が手元に届くまで時間がかかるので、合格後は速やかに申請手続きをおこないましょう。

申請書類の提出先や提出書類の詳細(クリックで開閉)
住所地を管轄する保健所
※一部の保健所は受付窓口となっていない場合があります。各都道府県のサイトで確認してください
受付時間
保健所(一部の県については県庁)の業務時間内
提出書類
〈必須書類〉
- 免許申請書(指定様式はこちら)
- 診断書(発行日から1ヶ月以内のもの、指定様式はこちら)
- 住民票の写しまたは戸籍抄(謄)本(発行日から6ヶ月以内のもの)
- 収入印紙 9,000円(申請書内に貼付)
- (外国籍の人のみ)国籍がわかる書類
- 短期在留者:旅券その他身分を証する書類の写し
- 中長期在留者、特別永住者:住民票の写し
〈登録済証明書の発行を希望する場合のみ必要〉
- 登録済証明書用はがき(所定の様式)
- 85円切手(速達を希望する場合は300円分の切手)
免許登録後、免許証が手元に届くまでは2〜3ヶ月ほどかかります。その間に登録済証明書の提出を求められる職場もあるので、必要な場合は発行してもらいましょう。登録済証明書用はがきは、主に保健所で配布しています。また、オンラインでの発行も可能です。
参照:資格申請案内 |厚生労働省
作業療法士の実体験
国家試験に合格し、晴れて作業療法士となったあとはそれぞれのキャリアが始まります。これまで、なるほど!ジョブメドレーでは、医療・介護分野で働くさまざまな職種の人に取材してきました。そのなかで聞いた作業療法士の実体験を紹介します。
〈ケース1〉社会心理学の視点をリハビリに取り入れた助川さん

回復期リハビリテーション病棟で脳梗塞による麻痺などの改善に取り組む助川さん。傾聴を重視し、患者さんの心理面にも目を向けた独自のアプローチを実践しています。作業療法士の仕事の幅広さや奥深さを語ってくれました。
>体の施術は心から?作業療法士がリハビリに「社会心理学」の視点を取り入れるワケ
〈ケース2〉精神科病院から総合病院に転職した28歳のOさん

新卒で精神科病院に就職後、教育体制の整った環境で幅広く学びたいと総合病院へ転職したOさん。履歴書・職務経歴書の書き方や面接で意識したことを、実例とともに語ってくれました。転職を考えている作業療法士にとっても参考になる内容です。
>【作業療法士インタビュー】28歳女性の履歴書・職務経歴書・志望動機・面接対策(精神科病院→総合病院)
作業療法士の給与データ
作業療法士として働くにあたり、給与水準は気になるポイントの一つです。ここでは、令和6年賃金構造基本統計調査とジョブメドレーに掲載されている求人データをもとに、作業療法士の給与の傾向を整理します。
経験年数別の給与データ

令和6年賃金構造基本統計調査では、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、視能訓練士の経験年数に応じた給与を合算のデータとして紹介しています。これらの職種では、経験1年未満の平均年収304万円からスタートし、1〜4年で約63万円増加します。月収の増加に加えて、ボーナスの支給額が増えることが大きな要因です。
| 下限平均 | 上限平均 | 総平均 | |
|---|---|---|---|
| 正職員の月給 | 25万9,193円 | 33万2,485円 | 29万5,839円 |
| 正職員の年収 | 362万8,702円 | 465万4,790円 | 414万1,746円 |
| パート・アルバイトの時給 | 1,547円 | 1,853円 | 1,701円 |
※年収は「月給の総平均 × 14ヶ月(ボーナスは月給の2ヶ月分)」で試算
ジョブメドレーに掲載されている求人(2026年2月時点)から作業療法士の月収と年収、時給を算出しました。平均月給はおよそ29万円、年収414万円となっています。ただし、残業手当や賞与など月によって変動する金額は含みません。実際に支給される金額はこれよりも高くなる可能性があります。
以下の記事では2024年のジョブメドレーのデータをもとにした都道府県・職場・年齢別の給与の調査結果をまとめています。給料の一例として参考にしてください。
ジョブメドレーを使って仕事が決まるまでの期間
実際に就職や転職を考えた場合、次の職場はどれくらいの期間で決まるのでしょう。求人サイトジョブメドレーで転職した作業療法士448人のデータを分析したところ、応募から入職までにかかった日数は平均57.3日(中央値47日)でした。
雇用形態別の日数では、正職員は平均65.7日(中央値55日)なのに対し、パート・アルバイトは平均44.6日(中央値35日)と、正職員よりも入職までの日数が比較的短い結果となりました。
|
平均日数 |
中央値日数 |
|
|---|---|---|
|
正職員 |
65.7日 |
55日 |
|
パート・アルバイト |
44.6日 |
35日 |
※実際に入職した求人を対象に、応募から入職までの日数を計測
出典:ジョブメドレー会員データ(正職員、パート・アルバイト) 期間:2024年12月~2025年11月
対象:ジョブメドレーを通じて転職した作業療法士
調査人数:421人 指標:応募から入職までにかかった日数
正職員は勤務条件や入職時期の調整が必要になることから、入職までに一定の時間を要する傾向があると考えられます。
すでに内定をもらっている人も、これから仕事を探す人も、働き方やキャリアについて考える場面は出てくることでしょう。その際は、ジョブメドレーの求人情報をのぞいてみるのも一つの手です。そのときの状況や希望に合った条件で求人を探すことができます。
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