MRの就職・転職の傾向
女性MR(医薬情報担当者)数の推移
MRの従事者数は減少が続いているが女性の従業者数は増加
公益財団法人MR認定センターが発表した「2018年版 MR白書」によると、MRの従業者数は2016年には63,185名でしたが、2017年には62,433名になっており、1年間で752名減少していることが分かります。この減少傾向は、MR数がピークを迎えた2013年から続いているものです。次にMRとして働く従業者数を男女別にみてみます。MRとして働く男性の数は、2016年は54,185名でしたが2017年には53,185名になっており、1年間で1,000名減少しています。その一方で2016年に9,000名だった女性MRは、2017年には9,248名となり、1年間で248名増加しています。また、MRとして働く際に信頼の証明となる「MR認定証」の取得者についても、男性は減少している反面、女性は増加しています。 MR自体の人数は減っているものの、MRとして働く女性はほぼ毎年増えていることから、MRは女性が活躍できる職種となっています。男性の職業というイメージの強かったMRですが、第一線で活躍する女性MRもさらに増えていくでしょう。
すべて見るMRが所属するのは製薬会社の営業部門やCSO
MRは「Medical Representatives」の略で、日本語では「医薬情報担当者」と呼ばれます。MRの仕事内容は、製薬会社の代表として病院などの医療機関を訪問し、自社で取り扱っている医療用医薬品の効果や安全性などの情報を、医師・薬剤師などの医療関係者に提供することです。また、実際に医薬品が使われた際の副作用情報などを医療現場から集めて、自社へのフィードバックなども行います。就職や転職の際に気になる働き方については、製薬企業の営業部門に正社員として所属するのが一般的で、パートやアルバイトでの勤務は稀です。一方、最近ではCSO(医薬品販売業務受託機関)に所属し、そこから製薬企業に派遣されて働く人も増えています。このようなMRはコントラクトMRと呼ばれています。
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