就職時にはさまざまな書類が必要!余裕を持った準備を
内定から初出勤までの間にやっておきたいことの一つに、新しい職場に提出する書類関係の準備があります。一般的に求められるのは、年金手帳や住民票、源泉徴収票、扶養控除等申告書など。また、事業所によっては健康診断書や身元保証書、マイナンバーなどを求められることがあります。就職先によって必要な書類がちがってくるので、内定をもらったら確認しておきましょう。証明書などは役所にいかなくてはならないものもあるため、働きはじめる前には揃えておきたいものです。また、高年齢になるほど、身元保証人を探すのには手間取ります。就職活動中から、頼めそうな人にそれとなく話しておくとスムーズです。
そして忘れがちですが、全職種に共通して必要となるのが印鑑。さまざまな連絡事項の確認認証として、意外なほどに多用します。シャチハタタイプが便利でしょう。珍しい苗字の人は注文になるので、手持ちがなければ早めに準備するのがおすすめです。
職種ごとに必要な道具のチェック
実際に働くときに必要となるものは何なのかも、確認して準備しておきましょう。例えば、ナースシューズなど施設内の履物を支給してくれる事業所とそうでない所があります。また、看護師や歯科助手などは日頃使う道具もさまざま。聴診器やペンライトといった道具類も自前か貸与かを確認しておきましょう。これは、ホームヘルパーなど介護の職種における服装などにも当てはまります。必要な文具なども、早めに揃えておくと慌てることがありません。
仕事内容の復習も重要な準備です
また、初出勤前にはその職種で必要な知識や技術をおさらいしておくことも、やっておきたいことの一つです。新人や、ブランクがある状況からの復職なら、なおさら必要は準備でしょう。専門用語をチェックしたり、必要な処置を確認したり。資格取得のときのテキストを開いてみるのもよいかもしれません。さらに、仕事の手順をイメージトレーニングをしておくのも効果があります。
必要な書類、グッズ、そして復習。これらを内定確定後から早めに準備しておけば、初出勤のプレッシャーも軽くなります。医療も福祉も人に相対する仕事。余裕をもって臨めば、素敵な笑顔につながるはずです。