2016年7月 医療介護15職種の平均月給・時給調査を発表

プレスリリース

2016/08/30

株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀧口 浩平、代表取締役医師:豊田 剛一郎)が運営する医療介護求人サイト「ジョブメドレー」は、医療介護系15職種について、2016年7月の平均月給・時給をまとめました。就職活動や転職活動はもちろん、採用活動にも役立つ情報提供のため、ぜひ御覧ください。

※本調査は、ジョブメドレーおよびハローワークに掲載された求人情報をもとに、雇用形態別の募集時平均賃金を集計したものです。(集計対象件数:158,126件)

※各賃金は、基本給と定額的に支払われる手当を合算したもので、その他の手当は含みません。


■概要


非常勤の平均時給は、5月から6月にかけての増加傾向が継続しており、引き続き採用が活発なシーズンであることがわかります。常勤の平均月給は、5月・6月とほぼ横ばいの職種が多くなりました。

職種別にみると、上位の顔ぶれはこれまでと変わらず「歯科医師」が月給56.6万円・時給3,494円、「薬剤師」が月給34.8万円・時給2,156円、「理学療法士」が月給25.4万円・時給1,660円となりました。

月給・時給ともに最も低い傾向にある「保育士」は、3ヶ月連続で月給が増加し、4月時点では3,000円以上あった「介護職/ヘルパー」との差がさらに縮まりました。年度の途中で常勤の保育士を採用する場合、すぐに業務をキャッチアップして即戦力として働ける、高いスキルを持つ人材を獲得したいと考える事業所が多いことから、賃金水準をあげて募集することが多いことが背景とみられます。同様の傾向は「歯科衛生士」でも見られ、月給・時給ともに上昇しました。

「保育士」と「歯科衛生士」はともに若い女性が多い職種のため、既存スタッフのライフステージの変化による急な退職が発生することも少なくありません。こうした欠員を受け、急な採用を実施しなければならなくなったケースなどで、このような賃金の上昇が発生すると考えられます。


7月の平均賃金調査


■給与レンジ


「柔道整復師」、「鍼灸師」、「あん摩マッサージ指圧師」の代替医療系職種で、最低額平均と最高額平均の差が大きく開いています。これらの3職種はもともと給与の幅が広く設定されることが多いことから、年度途中の欠員募集がメインとなる夏の採用シーズンでは、募集するポジションによって多様な給与額が提示されるためと考えられます。


7月の給与レンジ


■ジョブメドレー・ハローワークの平均賃金比較


常勤の「歯科医師」における賃金の差が、ジョブメドレーとハローワークとで大きく開いています。特に月給はハローワークの総平均が前月から3.5万円以上減少し、ジョブメドレーと4.3万円以上の差が生まれています。人材不足が続く医療介護業界においても比較的採用が充足しやすい「歯科医師」は、春の採用シーズンで十分な人材を確保できている事業所も多く、夏場においても賃金水準を変えなくても採用しやすい市場環境であるためと考えられます。


7月のジョブメドレー・ハローワークの平均賃金比較

詳細はこちら

http://www.medley.jp/release/20167153.html

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