落合小児歯科医院の求人情報

診療方針
■お子さんとの上手な接し方
大の大人だって「歯医者嫌い」「歯科治療は恐い」が大勢（恐らく「好き」な人の方が希少？）いるのですから、ましてや小さなお子さんにとっての「はいしゃさん」…かわいい頭の中で、一体どんな恐ろしいイメージをふくらませているのやら…（ふぅ）お子さんには通常の歯科治療に加え、彼らが抱える「不安」や「恐怖感」を上手く取り除いてあげることが必要です。そのためには様々な「工夫」や「気配り」が必須。では、具体的にはどのようなことが必要なのでしょうか？次にあげる4つの大きなポイントこそ、私は「お子さんの歯科治療」に重要だと考えています。

（1）はじめはふたりだけで話す
初回の治療では、保護者の方に席をはずしていただき、お子さんとふたりだけでお話しをします。保護者の方が一緒ですと、お子さんはそちらに気を取られて、私たちに注意を向けてもらえません。堅い信頼関係で結ばれた親子で席に着いてもらったとしても依然「治療は恐い！」のですから、お子さんにとって他人も同然な私たち歯科医…最初から仲良くできるわけがありません。私たち歯科医はお子さんと信頼関係を育んでいくためにたゆまぬ努力を重ねます。そして、まずは「ふたりで話す」が、超えなければならない最初のステップ。※しかし、治療上どうしても必要な場合は、保護者の方にも一緒に押えていただく場合があります。保護者の方は、治療に実際に参加されて「暴れることの危険さ」を知っていただくことができます。

（2）治療の前にはトレーニングを
実際の治療に取りかかる前には、「不安」「恐怖感」を少しでも軽減させるためのトレーニングを行います。初日は「バキューム」や「スリーウェーシーリング」で遊んでもらったり、次の治療では痛みのない「薬を詰めるだけの治療」を行ったり、「タービンにバーをつけないで口の中で回したり」と。本格的な治療に入る前に、このようなトレーニングを数回行うと、ほとんどのお子さんは「治療は怖くないんだ」と理解することができます。

（3）小さな虫歯からやっつけろ！
さていよいよ、実際の治療は、痛みの伴わない（少ない）小さな虫歯からはじめます。いきなり「じゃぁ早速奥歯を抜きましょう！」なんて、大人でもビビりますよね？お子さんならなおさらのこと、今までのトレーニングが台無し…。徐々に治療や音に慣れてもらう、お子さんの治療には一歩一歩ステップを重ねていくことこそ大切です。

（4）誉めてあげる！「よくがんばったね！」きちんと謝る「ごめんねぇ～…」
ほらっ、当院では今日もあちらこちらのブースから「偉かったぞぉ！」「よくがんばったねぇ！」と、先生方の元気な励ましの声が！上手に誉めてあげることにより、お子さんは「治療に対する自信を持つこと」ができるようになります。初回、泣いて暴れた張本人はもとより、先生、衛生士さん、一緒に来たお母さん、皆が「一体ど～なることやら？」と悩んだことなどうそのように、「誉めること」で、見違えるほど落ち着いて治療を受けられるようになります（「誉めるパワー」はスゴイ！）中には暴れて仕方なく「押えてしまった」お子さんには、「ごめんねぇ～」きちんと謝ります。そう！体は小さくたって子どもにも立派なプライドがあるんです。それを傷つけてしまったなら「ごめんなさい」は当然。そんな子どもとお話しをする時は、実際の目線、加えて気持ちの上でも同等に、ひとりの人間として尊重します。これが信頼関係を築く上で最も重要なポイント。

【番外】コレにはどちらも弱いらしい…
「お母さん！治療中、よい子にしてたら…先生が小さな「プレゼント」をくれたよ！」先生方はみ～んな、お子さんの笑顔と笑い声が何よりの励み。そしてお子さんにとっては、その「先生からもらった小さなプレゼントが次回への励み」…大人でも怖い歯科治療…お子さんの歯科治療は【小さなプライドを尊重し、きめ細やかなコミュニケーション】が欠かせません。そぅそぅ！保護者の方々にはぜひ、ほんの少しの「忍耐」もお願いしときましょ！

◆歯科医師6名　（常勤4名）
◆歯科衛生士3名
◆歯科助手5名
◆受付3名
◆その他1名

宮川慎二郎

1959（昭和34）年　新潟県出身
日本歯科大学卒業新潟大学大学院／歯学研究科在籍平成2年　落合小児歯科医院開設

平日 / 9:30～21:00
土曜日 / 9:30～18:30
日曜日・祝祭日 / 10:00～17:00