「若手を管理職に登用し、外国人を積極採用」介護業界で密かに攻めるアミコの魅力

「医療・看護と介護のトータルサービスの提供」を目指し、地域に根ざした運営方針で堅実に施設数を増やしているアミコ株式会社。近年は介護業界の未来を見据え、社長自ら海外に赴き介護人材の獲得に励んでいるといいます。今回はそんなアミコが2020年大阪市にオープンした「アミコ愛・あい・東加賀屋」グループホームを訪れ、話を聞きました。【PR】アミコ株式会社

[PR]「若手を管理職に登用し、外国人を積極採用」介護業界で密かに攻めるアミコの魅力

目次

アミコ株式会社について

1967年に医療法人慈心会あびこ病院の関連会社として設立し、医療に関わる事業を中心にスタート。その後、介護保険制度の創設に伴い訪問介護事業部を発足。以来、新たな介護ニーズに対応すべく大阪を中心にデイサービスやグループホームなどを展開しています。

話を聞いた人

ホーム長 高松さんプロフィール写真

ホーム長 高松 裕加さん

2014年に入職し住之江のグループホームに配属。現在はアミコ愛・あい・東加賀屋グループホームのホーム長を務める。

 

副ホーム長 松本さんプロフィール写真

副ホーム長 松本 奈都希さん

2013年入職。いくつかのグループホームで経験を積んだのち、高松さんと同時期にアミコ愛・あい・東加賀屋グループホームに配属。2022年より同ホームの副ホーム長に就任。

 

ケアスタッフ ラワルさんプロフィール写真

ケアスタッフ ラワル ウマさん

2017年に工場の技能実習生として来日。任期満了に伴い、2021年アミコに入職。現在は介護福祉士の取得を目指し、介護と日本語の勉強に励んでいる。

若手が輝くからこそ介護の未来は明るくなる

インタビューを受ける高松さん・松本さん

──高松さんと松本さんは若くしてホーム長と副ホーム長を任されています。どんな経緯で今のポジションに?

高松ホーム長:8年前に新卒でアミコに入職したんですが、卒業前からアルバイトとして働いています。介護福祉士の資格を取得するには実務経験が3年必要なので、「少しでも早く」と思ったんです。

そのまま数年正職員として働いていたところ、以前の上長に「新規オープンする施設の管理者やってみいひん?」と声を掛けられ……。せっかくのチャンスなので受けさせていただきました。

松本副ホーム長:私は9年前にアミコに入職し、いくつかのグループホームで経験を積み、昨年5月に計画作成担当者となりました。そして今年7月にこちらの施設の管理者が退職したので、繰り上がるような形で副ホーム長になりました。

──年齢問わず管理職に挑戦できるチャンスがあるんですね。

高松ホーム長:そうですね。介護業界、とくにグループホームのスタッフは年齢層が高いケースが多いのですが、アミコの社長は「若いスタッフがキラキラ輝ける現場じゃないと介護業界は良くならない」という考えを持っているので、年齢問わず管理職へキャリアアップするチャンスがあります

──ホーム長と副ホーム長の仕事内容について教えてください。

高松ホーム長:スタッフや施設全体のマネジメントはもちろんのこと、往診やご家族への対応、入居者さんとの面談や契約周りの手続きなどなど……。

ホーム長という肩書きですが、仕事内容は副ホーム長とそれほど変わらないですよ。

松本副ホーム長: ホーム長と副ホーム長のあいだで指導方法や方針に差異があるとスタッフが混乱してしまうので、情報共有や考え方の擦り合せはしっかりおこなうよう気をつけています。

ただそうは言っても、私はホーム長不在時の代理として業務をおこなうことが多いですよ。

高松ホーム長:一般企業なんかだと「電話対応は新人さんの仕事」というイメージがあると思うのですが、私たち管理者で対応することが多いかもしれませんね。そのほか合間合間の時間はケアスタッフとして現場でも働いています。

ケアスタッフとして現場で働く高松さん

──管理者になって成長したと感じる部分はありますか?

高松ホーム長:これまでは目の前の仕事に集中すれば良かったのですが、管理者という立場になることで、スタッフ一人ひとりを気にしたり施設全体を見渡したりと、視野を広く持つようになりました

またわからないことだらけなので、日頃から勉強をする癖がつきましたね。例えば、誰がどんな薬を飲んでいるのか、それはどんな薬なのか、とか。

松本副ホーム長:私も施設全体の雰囲気作りを意識するようになりました。どうすれば下の子たちも気兼ねなく相談してくれるかな、とか。毎日ポジティブな気持ちで働ける環境を作るにはどうすればいいのかな、とか。

入居者さんはもちろんのこと、スタッフも毎日過ごす場所なので、全員が気持ちよく過ごせる空間にしたいですよね。

高松ホーム長:うんうん。これまではスタッフの愚痴も一緒になって頷いていれば良かったんだけど、今は「改善しなきゃ」っていう気持ちになりますよね。この言葉の真意はどういうことなんだろうとか、読み取る努力をするようになりました。

インタビューを受ける高松さん・松本さん

──一方で管理者になって戸惑った点はありますか?

高松ホーム長:そうですね……すべてが初めてのことばかりなので、常に戸惑っているのが正直なところです(笑)。

とくにご家族への対応はとても気を遣いますよね。

松本副ホーム長:これまでだったら事故などが起きても上の人にフォローしてもらえましたけど、今は私たちが対応しなければいけない。当たり前なんですが、ドッと責任が大きくなりましたね。今までは上長や会社に守られてきたんだなと実感します。

──新しい職員の教育などで大切にしていることを教えてください。

高松ホーム長:なにかを教えるにしても「こういう理由やからこうなんや」っていうことを含めて伝えるようにしています。そのほうが本人も納得したうえで吸収しやすいですよね。

松本副ホーム長:新人の頃「とにかく、これはこうやから!」と理由も説明されず押し付けられたとき、理不尽に感じましたよね……。

私は「わからないことがあったらどんな些細なことでも聞いてほしい」って伝えています。

入居者さんの命を預かる仕事でもあるので、なにか事故があってからでは遅いんですよね。なので、スタッフのみんなには気後れせずにどんどん質問してきてほしいです。

ゆったりとした時間が流れるアットホームな空間

アミコ愛・あい・東加賀屋 グループホーム 内観
オープンしたてで、明るく清潔感のあるアミコ愛・あい・東加賀屋グループホーム

──おふたりがアミコを選んだ理由は?

高松ホーム長:私はアミコのほかにも候補が3つあったんですけど、職場見学をしたら圧倒的にアミコが好印象だったんですよね。みんな挨拶をしっかりしてくれるし、施設全体の雰囲気も明るいし。働いている人も入居者さんも全員ニコニコしていたんです。

ほかの施設は施設全体が暗い印象だったり、スタッフさんもなんだか覇気がなかったり……。

松本副ホーム長:祖母が祖父の介護をしていたので、「私もなにかできたら助けになれるのに」という気持ちから介護業界を目指し始めました。採用面接でその当時の気持ちを話したところ、採用担当の方がすごく親身になって聞いてくれて……。ここでなら気持ちよく働けそうだと思って迷わず決めました。

──おふたりとも第一印象が良かったんですね。そういった親身で明るいところがアミコの特徴ですか?

松本副ホーム長:そうですね。あとはグループホーム自体の特徴かもしれませんが、少人数でアットホームなので、ゆったりとした時間が流れています。

時には入居者さんと一緒に食事を作って食べることもありますよ。

アミコ職員の一日の流れ(早番の場合)

高松ホーム長:うちはグループホームとしては珍しく、若いスタッフが多いですよね。私もここに来る前の施設では最年少組だったんですが、ここはもっと若い子がいっぱいいるので一気に老けた感じがします(笑)。

そういった意味ではスタッフの体力が充実している施設と言えますね!

松本副ホーム長:施設の特徴としては、併設されているデイサービスはリハビリに特化しているので、最新のリハビリ器機なども取り揃えています。いずれはグループホームの入居者さんも使えるようにしていきたいなと考えています。 

国籍関係なく誰もが気持ちよく働ける職場に 

インタビューを受ける高松さん・松本さん・ラワルさん
ここからは外国人スタッフのラワルさんにもお話を聞いていきます

──アミコでは外国籍スタッフの採用を積極的におこなっていると聞きました。ラワルさんはどうしてアミコに?

ラワルさん:5年前に技能実習生として日本にやってきて、工場で3年間働いていました。技能実習期間が満了したのでどうしようか悩んでいたところ、エージェントの方がアミコを紹介してくれました。

──介護の仕事は初めてでしたか?

ラワルさん:初めてでした。私の知る限り母国のネパールには介護施設は1つしかないので。

ネパールの家庭は大家族が多く、家族みんなでおばあちゃんやおじいちゃんの介護をするんです。昔の日本のような感じですね。

──今の仕事は楽しいですか?

ラワルさん:とても楽しいです! 私の実家も大家族だったので、入居者さんを見ているとおじいちゃんとおばあちゃんを思い出します。

最初の頃は日本食を作ることもできなかったけど、職員に教えてもらいながら一緒に料理をしたりして……。今ではいっぱい作れるようになりました。

スタッフのみんなも含めて、大きな家族のように思っています。 

入居者と接するラワルさん
「より気持ちの良いコミュニケーションを取れるよう日々勉強中です」とラワルさん

──海外から来た方はほかにも?

高松ホーム長:うちの施設には、全6名の外国人スタッフがいます。

やっぱり介護人材の獲得は今後の業界全体の課題になってくるので、アミコでは社長や採用担当者が直々に現地まで行って採用活動をおこなっているんです

──外国籍のスタッフを積極的に採用することによって、いい影響などはありましたか?

高松ホーム長:みなさんすごく真面目な方が多いので、私たちも見習わなきゃって気持ちになりますね。

それにお年寄りは日常生活で海外の方と接する機会が少ないので、お互いにいい影響があるのではないでしょうか。海外から来たスタッフたちも、日本の古い文化などを教えてもらうなどして楽しみながらコミュニケーションを取っているみたいですよ。

食事の準備をしている高松さんと同僚の外国人スタッフ・ススマさん
食事の準備をしている高松さんと同僚の外国人スタッフ・ススマさん

──では最後に、みなさんの今後の目標を教えてください。

ラワルさん:私は最近、初任者研修の資格を取りました。これからもっともっと介護の勉強と日本語の勉強を続け、いずれ介護福祉士の資格を取得したいです。

松本副ホーム長:スタッフのみんなが安心して長い間働いてもらえるような施設づくりをしていきたいです。やっぱりスタッフが伸び伸びと働けない施設は雰囲気が悪くなってしまいますし、そうすると入居者さんの居心地も悪くなり悪循環になってしまうので。

高松ホーム長:介護に限らず、福祉に関するさまざまな知識を身につけていきたいです。例えば先日、入居者さんのご家族から障害福祉サービスについての問い合わせがあったんですが、あまり詳しくなく、満足のいく回答ができなかったので……。

あとは松本さんと同じで、スタッフが楽しみながら働ける職場にしたいですね。良いサービスを提供するには、まずはスタッフみんなが働きやすい環境であることが大事かなと思います。

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