社員の成長も独立も応援!日本初の足の専門店「フットセラピー」で働く魅力

日本にリラクゼーションの言葉がまだ浸透していない黎明期に、いち早く足つぼなどアジアの伝統療法の提供を始めた「フットセラピー株式会社」。その創業の経緯や、未経験のスタッフを一から育てる社内の研修制度や文化について聞きました。【PR】フットセラピー株式会社

社員の成長も独立も応援!日本初の足の専門店「フットセラピー」で働く魅力

目次

日本初の足の専門店「フットセラピー」

フットセラピー株式会社は日本初の足の専門店として1997年に開業しました。代表の猪原さんは世界各国を巡り、古来から受け継がれる伝統的な東洋医学や健康・美容法を見つけ出し習得してきました。同社ではアジアの伝統療法を“リノベーション”した独自の手技療法を提供しています。

2024年1月現在、東京から福岡まで23店舗を展開。女性客を中心に完全オーダーメイドのメニューが人気を集めています。

スタッフの多くは未経験・無資格で入社し、働きながら技術を磨いてきた人たちばかり。今回は、フットセラピーのルーツから実際に働く魅力まで、代表の猪原さん、セラピストの山本さんの2人の視点から掘り下げます。

アジアンハーブス 横浜ベイクオーター店 外観・内観
取材は横浜駅の商業施設内にある「アジアンハーブス 横浜ベイクオーター店」にて実施

話を聞いた人

猪原さんプロフィール写真

代表取締役 猪原 敦さん

世界各国を旅しながら現地の伝統療法を体験、東洋医学やアジアの健康法に魅了される。自らも技術を学び、25歳でフットセラピー株式会社を創業。アジアの伝統療法をリノベーションした独自の手技療法を提供している。

山本さんプロフィール写真

KAMPOセラピスト 山本 百夏さん

新卒入社したIT企業で2年目を迎えたころ、旅行先のタイで受けたマッサージをきっかけにセラピストになることを決意。2023年1月よりフットセラピー株式会社のセラピストとして働いている。

世界を旅した社長がフットセラピーにかける想い

猪原さん 取材中の様子

──最初に、フットセラピーの創業に至った経緯から聞かせてください。

猪原さん:大学時代に世界放浪の旅をしているとき、感染症や原因不明の全身痛などをたびたび経験しました。当時訪れた先には日本のような病院や薬はなく、現地の人が利用する治療院のみだったんです。インドではごま油に体を浸すアーユルヴェーダ、チベットでは密教儀式さながらのチベット医学、中国の奥地では気功や健康体操など、その土地土地の伝統的な施術法によって回復してきました。

そういった体験を繰り返すなかで「自分でもできるようになりたい」と単純に思ったのがこの世界に入った動機です。東・南アジアを中心に各国の伝統療法を習得し、東洋医学の本場・中国の大学にも留学して技術だけでなく理論やその背景を学びました。

そして帰国後、私の地元の名古屋でフットセラピー1号店をオープンしたという経緯です。

──フットセラピー1号店は「日本初の足の専門店」だったとのことですが、なぜ足に注目したのでしょうか。

中国医学やインドのアーユルヴェーダ、タイ式マッサージなどにしても、まず足を診ることから始めます。足は地球と常に接している唯一の部位で、植物に例えるならば根っこですね。根っこが枯れてしまうと花も葉も幹も枯れてしまう。人間も同じで、足を診ることは全身を診ることでもあります。

90年代の日本は昔ながらの接骨院や鍼灸院が主流で、足を専門にしたリフレクソロジーなどはほとんどありませんでした。それで、足に特化した店を開こうと決めたんです。

フットセラピーのメニュー(一部)

──開業当初ではまだ珍しい施術だったのですね。

「リラクゼーション」という言葉にもなじみが薄く、中国医学やインド医学が怪しまれていた時代でしたね。だからこそ来店されたお客さまには、アジアの伝統療法の奥深さや効果を知ってもらうためにも、施術とともに一人ひとりに丁寧な説明を続けてきました。

また、当時はその物珍しさから多くのテレビ取材もあり、賛否両論はありながらも普及のためにメディアに出ていました。それを見て私のもとで学びたいという人が全国から集まってくれたので、技術を教えるスクールを開校し、延べ1万人余りの卒業生を送り出してきました。

アジアンハーブス 看板
卒業生たちが活躍する場として、フットセラピーは店舗数を増やしてきた

──卒業生の中から独立した方もいますか?

たくさんいます。フットセラピーでは独立を推奨しているので、逆にいえばあまり“従業員らしさ”はなくていいと思っています。将来的には独立して自分のお店を持ちたいなど目標を持っている人のほうが、秩序もあり活躍して実力もついてきますから。そういった先輩の後ろ姿を見て後輩はもっと頑張ろうと思えるので、良い循環が生まれたのだと思います。

セラピーはベースとなる型はあっても、そこからどうアレンジしていくかの自由度がとても高く、個性が表れやすい。フットセラピーでは完全オーダーメイドメニューが一番人気ですが、その内容は十人十色で、お客さまの状態や希望をもとに自分なりの施術を組み立てていきます。それで予約が多く取れるようになれば、独立してやっていけるレベルといえるでしょう。

──入社時点では未経験の方も多いのでしょうか?

6割くらいが未経験です。むしろ鍼灸や指圧を学んできた方は、そちらの先行知識があって中国や台湾の技術はやりづらいこともあるかもしれません。

ほかの整体やサロンを経験してから転職してくる方も多くいますが、経験者だからこそフットセラピーの施術法に魅力を感じて来てもらう人が多い気がしますね。

猪原さん 取材中の様子

──では最後に、経営で心がけていることと今後の展望を教えてください。

基本的なことではありますが、「スタッフが心身ともに健康で楽しく働けること」でしょうか。お客さまの満足度をいかに高められるかを考えたとき、なにより大切なのは、スタッフ一人ひとりの技術と気持ちです。形式張ったマニュアル対応ではなく、心のこもった施術と接客があって初めてそれが可能になりますから。

創業から25年余りが経ちましたが、今後も業界のリーディングカンパニーとしてけん引できるよう、研修やメニュー開発に力を入れていきたいです。コロナも終焉したので、日本ではまだ誰も知らない、さらなる未知の伝統療法を世界で探し発信していきたい。そして日本人をもっと健康にするのが大きな野望です。

旅がきっかけで出会えた、自分も他人も健やかにできる仕事

山本さん 取材中の様子

──山本さんはIT業界からセラピストへキャリアチェンジしたと聞いていますが、その理由から教えてもらえますか?

山本さん:私はずっと「人の幸せにつながる仕事がしたい」と思っていたんですが、新卒で入ったIT企業の仕事はずいぶんかけ離れていて、そのギャップにずっと悩んでいました。そんななか友人と行ったタイ旅行で、言われるがままに初めてタイ式マッサージを受けたんです。

それが人生の転機になりました。お店の雰囲気や東洋医学の考え方、心と体のバランスを保つ大切さ……そういった考えにとても惹かれたんです。「私がやりたい仕事はこれだ!」と直感し、帰国後すぐに東洋医学について勉強し始め、セラピストの仕事を探し始めました。

幸い、当時の会社はダブルワークができたので、平日は在宅でITの仕事、週末だけセラピストとして働き始めました。

──それほど感銘を受けたのですね。そして、ダブルワークの就職先がフットセラピーだったと。

そうです。フットセラピーのサイトには社長が世界中で受けたセラピー体験ブログがあるのですが、それがおもしろかったというのも決め手でした(笑)。

コロナ禍だったのでWeb面接をしてもらい、店長から会社や仕事の説明を受けました。それから私自身の話──タイでの経験からセラピストを目指そうと思った経緯についても、興味深く聞いてもらえてうれしかったですね。内定後は店舗見学に行き、親しみやすい雰囲気がいいなと思い、すぐに入社を決めました。

──入社後は研修などで技術を身につけていくのでしょうか?

はい。入社後は合同でおこなう初期研修から始まります。足つぼ、ボディ、全身オイルのトレーニングなどとメニュー単位で進み、各トレーニングの最後に受ける実技試験にパスすると、店舗での施術が認められデビューとなります。人によって進度は違いますが、集中すると2ヶ月、ダブルワークだと1年ほどで全メニューを習得する人が多いですね。

私の場合は入社から半年間はダブルワークをしていたため、ほかのスタッフと同じ時間帯に研修を受けられず、個別に対応してもらうことが多々ありました……。足つぼのデビューまで約2ヶ月、全メニューの習得まで1年弱かかりましたね。

山本さん 取材中の様子
「合同研修を受けられない私ひとりのために、わざわざ時間を割いて教えてくれた先輩には感謝しかありません」

──現在の一日の仕事の流れを教えてください。

シフトは早番と遅番に分かれていて、早番の場合だとこんな感じです。一日の施術数は最近では4〜5件くらいですね。

フットセラピーでの一日(早番の場合)

──未経験から学び始め、施術をするようになった感想は?

初めはとにかく腕がパンパンになりました(笑)。デスクワークから体力仕事に変わったこともありますし、力加減もわかっていないので変に力んでしまって。ただ、始めたばかりは必死でわからなかった感覚でも、経験を積むことで徐々に研ぎ澄まされていく実感があり、自分自身でも成長を感じます。

ダブルワークは忙しかったですが、健康面はむしろ改善されました。以前は運動不足で食欲もあまりありませんでしたが、仕事を始めてからは活動量とともに食べる量も増え、立ちくらみなどの不調もなくなりました。フットセラピーの仕事一本になってからは、精神的なストレスもなくなりましたね。

──それはなによりです。スタッフはどんな人が多いですか?

個性的な人が多いかもしれません(笑)。あとはやっぱり仕事柄、自分や他人の体と心のケアに興味のある人が多いと感じます。

営利企業なので売上を立てることももちろん大切ですが、「利益第一!」というわけではなく、お客さまもスタッフも大事にしていこうという社風だと思います。

──これまでの仕事を通じて、印象に残っていることはありますか?

そうですね……先日来店されたお客さまとのやりとりでしょうか。施術中に家庭の悩みを打ち明けてくださったんですが、その話に耳を傾け、私なりに言葉をおかけしたら、とても元気になってくれたんですね。

そういった出来事を通じて、最近では体に対してだけでなく、心まですっきりしてもらえるセラピーをしたいと考えるようになりました。今後は施術スキルだけでなく、ヒーリングスキルも磨いていきたいです。

山本さん 取材中の様子
実は山本さん、来春以降にワーキングホリデーへの参加を予定している。海外でセラピーを実践し学びを深めてくるそうだ

──では最後に、この記事を読んで興味を持たれた人へ、メッセージをお願いします!

フットセラピーのトレーニングは簡単ではありませんが、だからこそ未経験でもしっかり技術を身につけることができます。心と体のケアに興味がある人は、ぜひ一度店舗へいらしてみてください!

 

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