公共交通機関が充実していても…車通勤できるかどうかは要チェック

普段、公共交通機関を使っていると車通勤について考えることはあまりないでしょう。けれども、車通勤ができれば緊急時にも便利な手段。たとえ駅近の求人でも、車通勤ができるかどうか確認しておくことをおすすめします。

アクセス抜群の通勤環境でも車通勤をしたい時

勤務地へのアクセスが良い場合は、公共の交通機関を使うのが効率的で、経済的です。それでも車通勤をする方がいらっしゃるのは、車通勤に何らかのメリットを感じているからでしょう。たとえば子育て中の方では、お子さんを送迎してから出勤する場合は車の方が便利です。また、緊急の際には保育園・自宅・介護施設など、どこにでも駆けつけることもできます。ですから車通勤が可能な職場であれば、普段は公共の交通機関を利用している方でも何回かは車通勤をして、道順や最寄りの駐車場を確認しておきましょう。

就職の際、調べておきたい車通勤の可否

交通アクセスが良い職場ほど調べておきたいのが、車通勤の可否。企業の中には通勤中の事故に対する責任問題から、公共交通機関の使用を義務化しているところがあります。また、反対に仕事で車を使うことが多い企業では、車通勤が入社の条件になっていることもあるのです。たとえば訪問介護などは、車を使っての移動が多いお仕事。さらに企業によっては、職員の車を社用車として使うこともあります。もちろん社用車として使った場合は車の費用やガソリン代は企業持ちとなります。車通勤をしたい場合は求人票を見て、「車通勤可」「マイカー通勤OK」などの記載を確認しましょう。

知っておきたい!車通勤のメリット・デメリット

車通勤の良いところは目的地が、家、保育園、得意先であっても、時間に縛られずに行動できる点です。もちろん公共交通機関を使ったほうがかえって早いということもありますが、基本的に車は時刻表に縛られません。目的地が駅やバス停から遠いときなどは車を使う方が賢明でしょう。一方、車通勤のデメリットは、渋滞に巻き込まれる恐れがあること。それに駐車料金が自己負担になる場合があることがあげられます。ただし、職員用駐車場を備えていたり、車通勤の費用を全額支給したりする企業もあります。就職の際は、その企業の車通勤への待遇もたずねておきましょう。

知っていましたか?距離に応じて非課税になる車通勤

車通勤をしている人には、その距離に応じて31,600円までの金額が非課税となります。この金額は1か月分の非課税の限度額ですから、年間ではさらに多くの金額が非課税になります。車通勤の方には嬉しい待遇ですね。通勤には公共交通機関を使っている方も、こうした制度や車通勤に対する待遇を踏まえて交通費を比べてみてください。そのうえで、ご自身の事情に応じた通勤方法を選ぶと良いでしょう。

読者の方へのメッセージ

「夜勤明けは車の運転が怖い」⁉︎

「夜勤明けは眠くて車の運転が怖い」という話を聞いたことがあります。非常に疲れた、夜勤明けで眠い、などといった状況で車の運転が困難になる場合もあるかもしれません。通勤方法の選択時にはそういったこともあり得ることを念頭に入れておくと良いかもしれませんね。

名原 史織 (看護師・鍼灸師) 2016/05/07

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