新生活への不安を解消しておきましょう
4月からの新生活。子育てが一段落つき、職場復帰を予定している人もいるでしょう。しかし、育児による長いブランクから復職する方は、体調不良になってしまうことも。久々の社会復帰に不安や期待が入り混じった複雑な心境が、体調不良になってしまう要因のひとつではないでしょうか。
久々の社会復帰が不安になるのは当たり前。ひとりで抱え込まず、不安を解消しておきましょう。復帰前に職場と打ち合わせしておいたり、既に復職した経験のある先輩ママに相談したりアドバイスをもらったりするのもよいですね。家事の分担やお子さんの保育園の送り迎えなど、夫婦での話し合いも大切です。家族みんなで協力し合える環境にしておくと気持ちも楽になります。
家族の急な体調不良にも備えておきましょう
ママは新生活の備えに準備万端!だとしても、家族はどうでしょうか。とくにお子さんは、復職を機に保育園へ入園することが多いと思います。預け始めて誰しも経験する「呼び出しコール」。小さな時ほど、水ぼうそうやおたふくかぜなどの伝染病になりやすく、お迎えの要請も頻繁です。そうなると、しばらく保育園を休むことになります。
今の時代はお子さんだけではなく、親が入所している介護施設から体調不良により呼び出されるなんてこともあるでしょう。急な呼び出しや仕事を休むことが続くと、職場に迷惑をかけているのではという罪悪感から気まずくなりがち。仕事を続けていくことに不安を感じてしまう原因になります。
しかし、これらは誰にでも起こりうることなので、自分だけが迷惑をかけていると思わなくて大丈夫です!ただ、もしもの場合の「備え」はしておきましょう。たとえばお子さんの急な発熱等でお休みする場合もあることを、復職する職場と打ち合わせておくことが大事です。
そして、そのような状況になった場合、「お迎えはどうするのか」や「頼れる親族はいるか」など、夫婦で話し合っておきます。また、お子さんの体調に不安があるにも関わらず、仕事を休めない場合は「病児保育」といって、病気で保育園に行けないお子さんを預かってくれるところもあります。病児保育に関しては、事前に場所や評判をリサーチし、登録しておくとスムーズです。
生活リズムを自分ペースで無理せずに
復職してみると、短い時間のなかでたくさんのことをやらなければならないということに気づきます。とくに朝・晩はママにとっては戦場!自分の支度だけでなくお子さんの支度もあります。それに加えて、朝ごはんや洗濯などの家事もこなさなければなりません。仕事のあとはお子さんのお迎え、夕飯の準備、お風呂、片付けと目白押しです。
これらを完璧にこなそうと思ったら、ママはイライラしてしまうかもしれませんね。ママのイライラはお子さんにも伝わってしまいます。ぐずったりされて何も進まず悪循環になることも。ものごとを完璧にこなすことに拘りすぎて、大切なことを見失わないようにしましょう。洗い物が溜まっていても、洗濯物の取り込んだ山ができていても、お子さんとの触れ合いの時間も大切にしてあげてくださいね。
無理せず自分のできる範囲で大丈夫。時にはゆっくり過ごす「ママの自分時間」も作ってリフレッシュしましょう。