「育休後も、またここで」ニチイキッズの保育士が語る復職しやすい職場の魅力

保育の仕事をするなかで「産休・育休の取得後、ちゃんと復帰できるかな」と不安に感じる人もいるかもしれません。ニチイキッズでは子育て中の保育士を支える休暇制度や福利厚生を整備しており、多くの保育士が仕事とプライベートを両立させながらフルタイムで活躍しています。今回は、産休・育休を経て復職した保育士と、各保育園を支える支部の職員にお話を聞きました。【PR】株式会社ニチイ学館

目次

「おもいっきり遊ぶ。おもいっきり学ぶ。」

ニチイキッズは、医療・介護・保育の分野でさまざまな事業を展開する株式会社ニチイ学館が運営する保育園です。「おもいっきり遊ぶ。おもいっきり学ぶ。」を保育理念に掲げ、地域に開かれた保育園を目指して、全国で約350ヶ所以上の保育施設を運営しています(2025年1月末時点)。

株式会社ニチイ学館が手がける保育施設「ニチイキッズ」は、認可保育園や小規模保育園だけでなく、企業主導型保育園、院内保育園、事業所内保育園、放課後児童クラブなどの施設があり、さまざまなライフステージの保育士が活躍しています。

ニチイキッズ元鳴尾保育園

こうした多様な働き方を支えるために、ニチイキッズでは福利厚生の充実に力を入れています。とくに、産休や育休の取得支援や復職サポートを整えており、実際に多くの保育士が子育てと仕事を両立させながらキャリアを重ねています。今回は、名古屋市にあるニチイキッズ元鳴尾保育園で産休・育休を経験した保育士と、各保育園を支援する中京支部・人材課の担当者にお話を伺いました。

話を聞いた人

保育士 Mさん

新卒で規模の大きな保育園を経験したのち、2016年にニチイキッズに入社。元鳴尾保育園の立ち上げから携わり、2019年に産休・育休を取得した。翌年復帰し、現在は2歳児クラスのリーダーを務める。

中京支部・人材課 Oさん

システムエンジニアを経験したのち、採用や人事業務を志してニチイキッズに入社。愛知・三重・岐阜・静岡の4県のニチイキッズの保育園を人材の面から支えている。

育休中も途切れない園とのつながり

ニチイキッズ元鳴尾保育園のMさんとOさん

──Mさんはニチイキッズ元鳴尾保育園が2園目と伺いました。ニチイキッズに転職した理由は何ですか?

Mさん:新卒では大規模保育園に入職し、1年半ほど勤務していましたが、職場の人間関係が悩みでした。その経験から、職場の雰囲気が働きやすさを左右すると実感し、新しい保育園でチームワークを大切にしながら働きたいと考えるようになりました。ちょうどそのころ、元鳴尾保育園の開園を知って、転職を決意したんです。

元鳴尾保育園では、ほかの先生たちと年齢はバラバラでしたが、和気あいあいとした雰囲気で子どもたちを迎えることができました。人間関係も含め、自分たちでゼロから作り上げた保育園なので思い入れがありますね。

──とても愛着のある園なんですね。では、産休と育休に入られた経緯について教えてください。

入社後に結婚し、子どもができたので2019年8月から産休に入りました。園長に相談した際、「仕事のことは気にしなくていいから、しっかり子育てしてね」と言っていただいたのが心強かったですし、同僚も温かく送り出してくれたのが何よりうれしかったです。おかげで不安なく産休に入ることができました。

元鳴尾保育園では私が最初の産休取得者でしたが、現在は産休中の職員が数名いて、4月から復職予定の職員もいます。後輩から「産休のとき誰に相談したんですか?」などと聞かれることがあるので、まずは園長に相談したことや手続きの流れを伝えています。

お話し中のMさん

──頼りになる先輩なんですね! 復職するときも園長先生に相談したのでしょうか?

実は、休職中も娘を連れて、2〜3ヶ月に一度のペースで園に遊びに来ていたんです。元鳴尾保育園が大好きだから、寂しくてたまらなくて、つい足が向いてしまって(笑)。

その際に園長とも話す機会があり、復職の意思を伝えたときも、産休に入るときと同じように温かく迎えてくれました。人間関係ができている職場ですし、園とのつながりを感じながら過ごせていたので、安心して復帰できました。

Oさん:元鳴尾保育園に限らず、育休中に子どもを連れて保育園に遊びに来てくれる保育士が多いんです。保育園の状況もわかりますし、職員との人間関係を維持できるので、復職時の不安解消につながっているのかもしれません。

復職を希望する場合、基本的には各保育園の園長に連絡していただくことになりますが、人材課に相談してもらうことも可能です。また、勤務時間などについて調整が必要な場合は、人材課が支援するケースもあります。

働きやすさを重視したさまざまな制度

──復職にあたって不安もあったと思います。育休前後で働き方に変化はありましたか?

Mさん:仕事と子育てを両立できるか心配だったので、復職後は時短勤務制度を利用し、午前8時30分から午後4時30分まで勤務していました。シフトを調整してもらえたことや、子どもが成長したことで、生活リズムが少しずつ整っていきました。

時短で一年ほど働いて、フルタイムで働けそうだという自信がつき、勤務形態を変更していただきました。フルタイム復帰後は開園の準備から帰りの会まで、シフトに応じて勤務しています。

保育士の1日

Oさん:育休から復職する人のほとんどが時短勤務で働いています。その後、Mさんのようにフルタイムを希望すれば勤務時間を変更できますし、時短勤務を継続することも可能です。このように勤務スタイルを柔軟に対応できる点も当社で働く魅力の一つですね。

Mさん:働きやすさは本当に魅力だと思います。それにニチイキッズは基本定時で帰れますし、完全週休2日制で持ち帰り仕事もありませんので、オンとオフを明確にしたい人に向いている職場だと思います。

──オンとオフの切り替えは重要ですよね。時短勤務や休暇など子育てを支える制度について教えてください。

Oさん:まずは、先ほどお話しした時短制度があります。育休から復帰するスタッフが家庭と仕事を両立できるよう、小学3年生までのお子さんがいる正社員スタッフは、所定労働時間を短縮して勤務できる制度です。

現場に負担がかかると気にする方もいるかもしれませんが、ニチイキッズにはお互いを尊重し合うカルチャーがあり、各保育園ではシフトを調整するなどして、時短勤務を実現しています。時短勤務だけでなく、さまざまな休暇制度も用意してスタッフの皆さんをサポートしています。

ニチイキッズの休暇制度

──この「家族愛休暇」とはどのような制度なのでしょう?

Oさん:2年で消滅してしまう年次有給休暇をためておき、緊急時に休暇を取得できる制度です。例えば、お子さんの急な看病や家族の介護が必要な場合に利用できます。

Mさん:実際に子どもを育てるまで実感がありませんでしたが、休暇制度が整っていることで私も家族も本当に助かっています。子どもが風邪を引いたら「子の看護休暇」を利用しますし、保育園の行事では「子の育児目的休暇」を使わせてもらいました。

有休を消化せずに働くことができる分、有休は家族との外出や自分の用事に使えるので、プライベートも充実させられます。働く環境が整っているので、産休や育児を理由に、仕事を辞める選択をしなくていい点はニチイキッズの大きな魅力です。

──では、福利厚生はいかがでしょうか?

Oさん:ワークライフバランスを重視しており、さまざまな制度を用意しています。例えば、居住地などの条件はありますが、住宅手当や引越し費用負担などの住宅サポート制度があげられます。さらに、お子さまをニチイ学館の保育施設に預ける職員には手当を支給するなど、子育て支援の制度もあるんですよ。

ニチイキッズの福利厚生

Oさん:大手ならではのメリットとして、結婚や引っ越しで住む場所が変わったとしても、通勤可能な保育施設に異動して仕事を続けられる点があります。全国に認可保育園、小規模保育園、企業主導型保育園、学童保育などさまざまな施設を展開しているニチイキッズならではの環境です。実際に、毎年複数名のスタッフが引っ越しに伴い異動しています。

また、一度退職した人を対象としたカムバック採用制度もあります。ほかの保育園への転職などでニチイキッズを離れても、「もう一度働きたい」と希望してくれる人のために設けた制度です。

──一度退職した人もニチイキッズに戻ってキャリアを再開できるということですか?

そのとおりです。ライフステージが変わっても、自分に合った形での復職が可能です。そういった際に、これまでの経験を考慮して給与を決める仕組みになっています。

さらに、復職する保育士だけでなく、ブランクのある方でも安心して復帰できるよう、フォローアップ研修やOJT制度なども充実させています。

お話し中のOさん

保育の現場に立ち続けたい

──出産・育児の経験が仕事に活きていることはありますか?

Mさん:保護者の気持ちをより深く理解できるようになりました。産休前は想像でしかない面もありましたが、子どもを保育園に預けるようになって、保護者が何を知りたいのか、保育士からどういうことを教えてもらえるとうれしいかに気付けるようになりました

具体的には「かわいい言い間違い」や「できるようになったこと」などを積極的に連絡ノートで伝えています。些細なことではありますが、親としてはうれしい情報なんですよね。

子どもたちとの関わりについても、観察力が増したと思います。何かに取り組んでいたら、「もう少しでできそうだ」とか、「今は手伝わないほうが良さそう」などの判断がつきやすくなりました。

ピアノを弾くMさん

──愛着のある職場で子どもたちを見守り続けるのは素敵なキャリアですね。今後、どのように仕事に取り組んでいきたいか教えてください

Mさん:子どもたちにも「保育園が楽しみでたまらない」と感じてもらえる環境を作ることが目標です。こんなに楽しく保育士の仕事を続けられると思ってなかったので、愛着のあるこの園で保育現場に立ち続けていきます。

来年で元鳴尾保育園に勤務して10年になりますが、2歳児クラスのリーダーになってからは、クラスを運営するために考えをまとめたり、後輩たちの相談を受けたりする機会も増えました。人間関係が良好なので、これからもずっと仲間たちと一緒に働いていけたらいいなと思っています。

Oさん:ニチイキッズは「一人ひとり」を大切にする保育園です。産休・育休制度はもちろん、復職後も時短勤務やシフトの調整で、キャリアを継続しやすい仕組みが整っているので、実際に多くの保育士が、子育てと仕事を両立させて活躍しています。

保育士をはじめとする職員が輝き、安心して働き続けられる環境を整えることが、支部の人材課の役割です。今後も職員一人ひとりに寄り添いながら、より働きやすい環境を整え、地域社会から愛される園を目指していきます。

 

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株式会社ニチイ学館(中京支部)

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