1. 今日の転職経験者はこんな人
2. Aさん(セラピスト・27歳)の生い立ち
2-1. 幼少期〜小学校時代
2-2. 中学校〜高校時代
2-3. 大学時代
3. 社交ダンスをやりながらセラピストの道へ
4. 個人でプライベートサロンを開設
5. 今後の目標・求職者へのアドバイス
6.(番外編)生活・お金・恋愛の話
1.今日の転職経験者はこんな人

ーいまおいくつですか?
Aさん:27歳です。
ーご出身は?
千葉県です。
ー血液型は?
AB型です。
ー家族構成は?
父・母・妹です。父は会社員、母は教師、妹は美大に通ってます。
ーどんな性格ですか?
わたし? 真面目ですかね。人からは天然だと言われます。
ーご職業は?
プライベートサロンでセラピストの仕事をしています。あとはたまに社交ダンススクールの講師をしたり、ステージで踊ったり。
ーこれまでの職歴は?
大学卒業後、最初の3ヶ月は衣装会社で働いていました。そこからダンスを本格的にやるために衣装会社を辞めて、コンビニでバイトしながら活動を続けてました。
そのあとはダンスを1回辞めて、約2年半リラクゼーションサロンでセラピストとして働き、プライベートサロンを開いて独立しました。
ーなるほど。その前提でお話を聞いていきます。
2. Aさん(セラピスト・27歳)の生い立ち

学生時代から柄物の洋服や小物がトレードマーク
2-1. 幼少期〜小学校時代
ー小さい頃はどんな子どもでしたか?
保育園に通っていたんですけど、人見知りだったので毎日泣いてました。だから常に誰かにいじめられているみたいな(笑)。外遊びはあまりしていなくて、1人で絵を描くことが好きでした。
ー小学校はどんな生活を?
母が厳しくて、学習塾や英会話、バレエ、絵などの習い事にたくさん行っていました。あまり友達と遊べなかったんですけど、いじめはなくなったので楽しかったです。
2-2. 中学校〜高校時代
ー中学は地元の学校ですか?
母に言われて、都内の中高一貫校を受験しました。中学時代は学校が終わったら、毎日近くのバレエ団に通っていて、その頃から「将来、ダンスを仕事にできたらいいな」と思うようになりました。
ー高校時代はどうでしたか?
女子校だったので、どうしても息が詰まってしまうというか。人間関係は大変でした。高校時代はバレエ以外にジャズとかヒップホップとか、新しいジャンルのダンスにも挑戦しました。
2-3. 大学時代
ー進路はどのように選びましたか?
ダンスを本格的にやるために体育大学に行き、社交ダンス部に入りました。はじめはうまくできなかったんですけど、どんどん楽しくなってきて、最終的に全日本大会の男女ペアの部で上位に入りました。
ー男女のペアって恋人になったりするんですか?
毎日一緒なのでそういう人たちも多いです。うちの学校は先輩がペアを決めて、一度決まったら変更できないので、相性が合わないと大変です。わたしは組みたい人とペアになれたのでよかったです。
ー組みたい人の基準は?
さわるのが嫌じゃないこと。手をつないだり、顔を近づけたり、曲によっては抱き合ったりするので。見た目というより直感的なものです。
3. 社交ダンスをやりながらセラピストの道へ
ー就職はどのように決めましたか?大会で知り合った方に誘っていただいて、ダンスの衣装会社に就職しました。
身体のケアにも興味があったので、お金を貯めて「柔道整復師」の資格を取るための学校に行くか、リラクゼーションのお仕事に就くことも考えてましたね。
ただ、もう1回お金を貯めるのも時間がかかるので、とりあえず働いてみるかくらいの気持ちでした。
ーダンスの衣装会社ではどんなお仕事を?
ダンスの試合で使う衣装や練習着を販売していました。仕事自体がものすごく楽しいとは思わなかったんですけど、スタッフはみんないい人でした。
ー退職したきっかけは?
フルタイムの仕事と社交ダンスの両立が難しかったためです。会社を辞めたあとは、1年くらいコンビニでバイトしながらステージに立ってました。
ーセラピストになったのはいつですか?
途中で審査員に点数をつけられる競技ダンスの世界が嫌になって、社交ダンスを辞めてしまったんです。そこで何もなくなってしまって……。
半年くらいコンビニバイトを続けながら、海外旅行に行きまくってました。それでしばらく考えて、落ち着いた頃にセラピストの仕事をはじめました。
ー職場はどうやって決めたんですか?
はじめはお客さんとしていくつかのお店に通ってみて、「ここのお店がいいな」 と思ったリラクゼーションサロンにアルバイトとして入りました。入社後はカウンセリングやもみほぐしの研修を受けて、約2年半働いてました。
4. 個人でプライベートサロンを開設
ー独立を考えたのはどのタイミングですか?セラピストをはじめた頃から考えてました。身体だけではなく心のケアも一緒にしてあげられるお店をやりたいなと思っていて、2年半働いたら独立しちゃいました。
ー思い切りがいいですね。不安はなかったですか?
30歳くらいになって、子どもができたら動きづらいだろうなと思って。独身のいまだったら失敗しても取り返せるかなと思ったんです。
ー独立までの流れを聞いてもいいですか?
最初は1時間2,000〜3,000円くらいでレンタルサロンを借りて、自分でお客さんを集めて施術をしてました。半年くらいでお客さんが増えていき、少しずつ稼げるようになってきて。
祖父が持っているビルが駅前にあるんですけど、空いていた部屋を業者に頼んで改装して、必要な物を集めて、プライベートサロンをはじめました。それがちょうど先月のことです。

駅チカにあるおしゃれなプライベートサロン
ー改装費用ってどれくらいかかるんですか?
費用は60万円くらいでしたね。
ーお客さんはどうやって増えていったんですか?
お店のHPを持っていないので、ダンス関係の知り合いから広がっていった感じです。サロンの写真やお知らせは自分のインスタや他のSNSで発信したり。
千葉に来ることが難しいお客さまには、レンタルサロンを借りて施術しています。
ーサロンの料金っていくらくらいなんですか?
わたしがやっている施術メニューは3,500円〜7,000円くらいの良心的な値段にしています。ダンサーの方たちはお金を稼げていない人もいるので、通いやすい金額がいいなと。
ーお客さんはどれくらい来てるんですか?
1日2〜3人ですね。お客さんの予約が入らない日を自分のお休みにしています。
ー月の売上はどれくらい?
月の売上は約16〜18万円になります。
5. 今後の目標・求職者へのアドバイス
ーいまは何か資格を持っていますか?持っていなくて、「柔道整復師」か「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格がほしいなと思っています。
ー学校に通って国家資格を目指す可能性もありますか?
かかる時間とお金を考えると、現実的には厳しいかなと思っています。来年あたりに結婚も考えているので、相手の方にも負担がかかってしまうかなと。
いまは国家資格ではないんですけど、通信で取れるカウンセラーの民間資格を勉強中です。今後は自分のサロンをやりながら、カウンセラー兼セラピストとして仕事をしていきたいんです。
ー今後の目標はありますか?
すごく小さなことなんですけど、お客さんが帰るときに、気持ちがリフレッシュしたり、表情がスッキリできるように技術と経験をみがいていくことです。
ー独立を考えている人にアドバイスはありますか?
サロンを開業して1ヶ月なので、あまり偉そうなことは言えないんですけど、個人的にいろいろなお客さんと接するうえで、セラピストとしての技術を身につけるだけでは足りないと思っています。
わたしみたいに1人でサロンをやる人間にとっては、お客さんとのコミュニケーションが大事です。いろいろな場所に行って、違う業種の人と関わって、自分も人間として成長していったほうが定期的に通っていただけるのかなって。
ーありがとうございます。仕事編は以上です。
6.(番外編)生活・お金・恋愛の話
ーお休みの日は何をしていますか?寝ているか、漫画を読むか、友達と会うかです。あとは旅行に行ったり。国内だったら軽井沢の雰囲気が好きです。
ー最近ハマっていることは?
人間観察です。服装とかメイクとか話し方を見て、「この人はどんな人なのかな?」って考えてます。
ースマホのホーム画面を見せてください。
はい。

ーよく使うアプリは?
1位「YouTube」2位「Instagram」3位「Magisto(動画編集アプリ)」ですね。
ーお金の使い方で決めてるルールはありますか?
毎月必ず貯金をする。いつもお金に不安を抱えているので。
ー人生でいちばん高い買い物は?
プライベートサロンの改装費がいちばんですね。
ーこれまでの交際人数は?
5人です。
ー異性のタイプは?
誰にでも平等に接する人。あとあんまり顔立ちがはっきりしていない人が好きです。
ー結婚を考えている彼氏との出会いは?
コンビニでバイトしてるときに職場で知り合いました。
ーどんなところが好きですか?
3個年下なんですけど、好奇心が旺盛なところ。海外とかに1人で行っちゃったり。すこし子どもっぽいところは直してほしいですけど。
ー将来の計画は?
来年あたりに結婚して、将来は子どもが2人ほしいなと思います。
ー本日はありがとうございました!