保育士によるヨガ教室やコンサートも開催!子育て支援施設「あっぴぃ赤坂」での一期一会の働き方

好きな時間に子どもを預けることができる港区の子育て支援施設「あっぴぃ赤坂」。株式会社アソシエ・インターナショナルが港区から委託を受けて運営するこちらの施設では、実際に勤務している保育士さんが音楽コンサートやヨガ教室を独自に開くそう。今回はそんな「あっぴぃ赤坂」での働き方について、お話を伺ってきました。【PR】 株式会社アソシエ・インターナショナル

あっぴぃ赤坂スタッフ

あっぴぃ赤坂の保育士さんに聞きました!

あっぴぃ赤坂施設長

あっぴぃ赤坂:施設長の上原さん

ー本日はよろしくお願いします。まずは、みなさんのお名前とこれまでの経歴を簡単に教えてください。

上原施設長(以下、施設長):あっぴぃ赤坂の施設長をしている上原です。都内の保育園で13年間働いた後、港区内で東京都認証保育園の園長を3年間していました。また、夫の海外赴任に伴い、アメリカやドバイで幼児教育に携わっていました。海外での勤務は計6年くらいかな?

帰国してからは、1年間横浜の保育園で園長をしたあとにアソシエに来ました。

アソシエには今年度の4月に入職したので、まだ1年目ですね。ちなみにあっぴぃ赤坂自体もまだオープンして2年目の新しい施設なんです。

あっぴぃ赤坂主任

あっぴぃ赤坂:保育主任の富室さん

富室保育主任(以下、主任):保育主任をさせてもらっている富室です。社会福祉法人の保育園で6年勤めた後、アソシエに入社しました。あっぴぃ赤坂のオープニングスタッフなので、2年目になります。

あっぴぃ赤坂:保育士三上さん

あっぴぃ赤坂:保育士の三上さん

三上さん:私もアソシエは2年目で、前職はスポーツ幼稚園に勤務していました。

ースポーツ幼稚園……?

スポーツと保育を通して子どもの成長促すっていうコンセプトの幼稚園ですね。

そこに7年間勤めてからアソシエに入職しました。

ーみなさん、しっかりと経験を積んでから入職されたんですね。アソシエさんのどこに魅力を感じて就職したのでしょうか?

主任:私はあっぴぃの「一時預かり保育」という形態に興味があったからですね。

前の職場にも一時預かりのクラスがあって、1年間だけそのクラスを担当したことがあったんです。

一時預かり保育という形態だと、毎日入れ替わり立ち代わりたくさんの保護者の方や子どもたちがいらっしゃいます。いろんな人に触れ合えることが楽しくて、次に転職するときは一時預かり保育をやりたいなと。

もうひとつは休みが取りやすいところですね。完全週休二日制ですし、有給と組み合わせて長期休暇を取れるところがいいなって。私は旅行が趣味なので。

三上さん:休みが取りやすいのは、すごくありがたいですよね! 会社全体で「みんなで9連休プロジェクト」に取り組んでいて、年に1回、有給と休日を繋げて9連休を取るよう推奨されています。

あと私の場合は、前の職場には0〜1歳のクラスがなかったので、乳児の保育も経験したいなと思いながら転職活動をしていました。そのなかで「一時預かり保育」という言葉を知り、調べてみたら楽しそうだなと。

それで、あっぴぃの求人に出会って応募しました。

ーお二人ともポイントは「一時預かり保育」と「休みの取りやすさ」だったんですね。9連休はどんな過ごし方をしましたか?

主任:私はロンドンに行ってきました。旅行に行ったりする人が多いみたいですね。

三上さん:私は実家の青森に帰省してましたね。

ー施設長も9連休を取れるんですか?

施設長:もちろん取れますよ!ただ私はこれからなんですが、ちょっとアフリカにでも行ってこようかなと。

三上さん:ちょっとアフリカですか!?

施設長:息子が留学しているもので(笑)。

ーちょっと、っていう距離じゃないですよね(笑)。残業は月にどれくらいありますか?

三上さん:残業はほとんどないです。会社が「残業は減らしていこう」という考えなので、基本的には定時でスパッと帰れます。持ち帰り仕事もゼロですね。

主任:「もう定時になるよ!仕事終わる?帰れる?」って声をかけながら、仕事を抱えている子がいないか気に掛けて、手伝ったり仕事を代わったりしています。

「一時預かり保育」の出会いは一期一会

あっぴぃ赤坂イメージ


ーあっぴぃ赤坂の施設の特徴はどんなところですか?

主任:保育というと保育園や幼稚園をイメージされる方が多いと思うんですけど、ここは一時預かり施設なので、来所されるお子様は毎日違うメンバーなんです。

施設長:毎日様々な保護者の方やお子様がいらっしゃいますので、保育士としてのプロフェッショナル性が問われますよね。

通常の保育園と違って、保護者の方はわざわざ予約をしてこの施設を選んでくださっている。なのでその気持ちに応えなきゃいけませんし、リピートしてもらえるような保育をしなければっていつも考えています。

主任:子どもも慣れない環境なので1日中泣き声がやまない日もあります。新しく来たお子様に対して、あっぴぃで心地よく過ごしてもらうためにはどうすれば良いか、保育力を問われますし、週1や月1くらいの頻度でしか会わない保護者の方もいらっしゃるので、信頼関係を築くのが簡単ではないんです。

なので、子どもたちや保護者の方と心が通い合ったときには「やった!」って達成感をすごく感じますね。

施設長:年間を通してお子様を預かるわけではないので、保育園のように日誌を書いたり、行事の制作物を作ったりといった事務作業がほとんど発生しないんです。そういった保育士側の負担が少ないのも一時預かり保育の利点ですよね。

ーたしかに毎日顔ぶれが変わるというのは大変そうですね。

施設長:もうひとつ大きな特徴として、保育室のほかに「子育てひろば」というスペースがあることですね。

ーそれはどのように活用されているスペースなんでしょうか?

施設長:保護者の方がお子様と自由に遊べるスペースです。

港区に住む方限定にはなってしまうんですけど、一時預かり保育を利用していなくても、お子様のいるご家庭であればどなたでも無料で利用できます。

悩みをかかえながら他の家庭との交流を求めてやって来る方も多くて、孤独を感じてしまいがちな保護者同士のコミュニティスペースのような役割も担っています。

お子様を遊ばせている間に、他の保護者の方とおしゃべりをする。そのちょっとした時間が、大変な子育ての中での癒しやアクセントになるみたいです。

三上さん:ほかにもこの広場では、あっぴぃ赤坂の職員がそれぞれの得意分野を活かしてイベントをおこなったりもしていますよ。

あっぴぃ赤坂子育てひろば

子育てひろばでは、毎日歌の弾き語りや絵本の読み聞かせがおこなわれている

ー先生方それぞれの個性や強みを活かせそうな催しですね!

主任:そうなんです。たとえば、ヨガ講師の資格をもっている保育士がいるので、定期的に保護者の方向けのヨガ教室を開いたり、ギターやピアノが得意な保育士が弾き語りをしたり。外部から英語の先生を読んで英会話の教室を開いたりも。

会社から「このイベントをやりなさい」と指示されているわけではなく、「どうしたら楽しんでもらえるかな」と職員同士でアイデアを出し合ってイベントを開催しています。

ー親御さんがヨガなどを楽しんでいるときは、お子さんを保育室に預けるようなかたちですか?

三上さん:そういう方も多いです。いらっしゃったときはお疲れの様子だったお母様が、帰るときにはすごくキラキラした顔で帰っていかれるんです。

月1〜2回のこの日のために、毎日がんばっています!」なんて嬉しい言葉もいただけたりして、地域の保護者向けサポートはすごくやりがいのある仕事だなと実感できます。

あっぴぃ赤坂イベント


ー職場の雰囲気はどんな感じですか?

施設長:まず職員はみんな明るいですね。

あとは、すごくチームワークのいい職場だと思います。気持ちよくお互いに助け合える関係ができているなと。

誰かの失敗やミスがあったときに個人を注意するのでなく、ミスが発生してしまう仕組みや環境が悪いと考え「どうしたらそのミスが発生しなくなるか」ということをみんなで考えるようにしています。

ー三上先生は幼稚園から一時保育という初めての環境に来て、戸惑った点などは?

三上先生:やっぱり乳児との関わりは初めてだったので、まだまだ手探りな点が多いですね。

ですが、施設長や主任をはじめとする経験豊富な先輩方がたくさんいるので、みなさんのやり方をお手本にしながら吸収しています。

主任:逆に私はずっと乳児保育の経験ばかりだったので、三上先生のように幼児経験が豊富な職員はすごく助かります。幼児との関わり方や遊び方などを勉強させてもらってます。

ー立場関係なく学びあえる関係なんですね。

三上さん:そうですね!あまり上下関係を気にすることなく相談に乗ってもらっています。

ー研修制度などはありますか?

施設長:新人研修や主任研修などは本社で実施されていて、すごく充実していますよ。

施設としては先輩がチューター(新人指導係)として新人について適宜サポートしていくような感じです。

三上さん:ちょうど私がいまチューターをやらせてもらってます。上司や先輩というよりは相談しやすいお姉さんのような存在になれるよう意識しています。

株式会社アソシエ・研修

株式会社アソシエ・インターナショナル:研修の様子

ー今後どんな方と一緒に働いていきたいですか?

施設長:ここは保育園ではなく子育て支援施設なので、「保護者の手助けをしたい」って思ってくれる方がいいですね。保育園とは大きく違うので、そのあたりを理解していただける方が。

主任:たしかにここは通常の保育園以上に保護者への心配りが必要かなと。あとは1日中泣いている子も多いので、根気強さも必要ですね。

ーでは最後に、それぞれの今後の展望や抱負を教えてください。

三上さん:私は今年結婚して、自分のライフプランとしてもそろそろ子どもを欲しいなと。アソシエは育休率も100%なので、そういった制度も活用しながら保育士としても母としても頑張っていきたいです。

主任:補足すると生理休暇妻の出産休暇などもあります。生理休暇はあるものの実態としては使われていない会社が多いとは思いますが、アソシエは本当にそういった休暇制度が活用されているので、手前味噌ながらすごくいい会社だなと(笑)。

ーそれは素晴らしいですね。主任と施設長さんの今後の展望はどうですか?

主任:私は今年初めて主任になって、この1年は手探りで主任業務をおこなってきました。ですが、これからはもっと職員一人ひとりに目を向けて、主任としてしっかり頑張っていきたいです。

施設長:職員である私たちが心からの笑顔で働いていないと、親御さんや子どもたちにも笑顔になってもらえないと思うんです。

なので「先生に会いたくて来ました!」と言ってもらえるよう、みんなが輝きながら笑顔で働ける施設づくりをしていきたいですね。

本社の本部長さんに聞いてみた

株式会社アソシエ・インターナショナル本部長

株式会社アソシエ・インターナショナル 本部長の北畠さん

ーアソシエ・インターナショナルさんの強みを教えてください。

すごくありきたりかもしれないんですが、現場で働くスタッフをすごく大切にしているところです。

私自身も大手企業の学童保育の現場で働いていた経験もあるんですが、そういった大手企業と比べてもそう感じますね。

アソシエは利益を社員に還元するという考えが強いので、他社と比べてもお給料もいい方かなと。

ー本社のサポート体制が整っているんですね。

そうですね。運営側は「現場のみなさんは何を求めているのか」ということを汲み取ってあげられる力が必須なのかなと考えています。

私も前職で施設長として働いているときには「本社の対応がいまいちだな」と思ったことは何度もあるんです。

なので、いまは私自身もいろんな施設に頻繁に足を運び、現場の声を聞くようにしています。

ー “あっぴぃ” を運営していく上での難しさや楽しさを教えてください。

「一時預かり保育」という性質上、土日祝日関係なく運営しているんです。働くスタッフさんは “土日休み” というスタイルを崩さなくてはいけないので、採用に苦労することはありますね。

あとは、普通の保育園とは違って、保護者の方やお子様とは一期一会のような部分があるので、保育士の対応力がキーになってきます。また、年間を通して保育をおこなうわけではないので、子どもの成長などは実感しづらいのかなと。

ただ、こういう施設があることで保護者の方がリフレッシュでき、家庭での親子関係もうまくいくと思うんです。保護者の方が精神的にいっぱいいっぱいになってしまうと、子どもに影響があることも多いので。

なので、「一時預かり保育」の存在がいまの日本の課題解決に繋がると思いますし、大きな社会貢献にもなるので、職員の方々には胸を張って働いていただきたいです。

ー保育園・幼稚園が主流となるなかで、「一時預かり保育施設」に期待されている役割はどんなところでしょうか?

通常の保育園に入園させるには、「両親が働いている」とか、「疾病をかかえている」などの理由が必要なんです。

ですが、あっぴぃは何の制約もなく、理由も問われず、気軽にお子さんを預けることができます

たとえば、「家の掃除をしたいので1時間だけ」とか「買い物をする間の2時間だけ」など。ある意味で、本当に困っている人を助けることができるのかなと。

ー新しいスタッフさんを採用する時に重視している点を教えてください。

それぞれ個性があり一概には言えないのですが「何事も一生懸命取り組む気持ちがあるか」というところを重視しています。

やっぱり保育は福祉的なお仕事になるので、「誰かのために」という気持ちがなければやっていけないと思うんです。

「こういう大変な部分があるかもしれないよ」ということを隠さず伝えるようにはしています。

ー最後に求職者に一言お願いします。

運営部の責任者としては、一生懸命頑張った人が「頑張ってよかった」と思えるような組織にしていきたいなと。

そのためには本社の人間が、現場をしっかりとサポートしていく体制づくりが重要になってくると思っています。

現場の実態やニーズをしっかりキャッチできる人間がアソシエにはいますので、安心して働ける環境を提供できると自負しています。

ぜひ一緒に社会貢献していきましょう!

ー本日はありがとうございました!

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