
「理想の保育」をするために転職を決意

ーまず、自己紹介をお願いします。
林さん:株式会社トットメイト 「愛知医科大学アイキッズハウス」で保育士をしている林です。
短大卒業後、私立保育園で1年働き、2019年4月からトットメイトで働いています。
ー保育士をこころざしたきっかけを教えてください。
昔から自分より小さい子どもが好きだったんです。
中学生の職場体験では、実際に保育園に行ったんですけど、子どもも保育士さんもすごく可愛くて、「私も保育士になりたいな」と思いました。
ー実際に保育士になってみてどうでしたか?
夢だった保育士になれたし、可愛い制服を着ることができて本当に嬉しかったです。
ただし、最初の園では理想と現実のギャップがあって大変でした。
ーギャップとは具体的にどのようなものですか?
「子どもたちとたくさん遊んであげたい」と思っていたんですけど、実際には保育以外の書類作成や行事の準備に時間を割かれることが多かったです。
また、残業が多かったり、休みが取りづらかったり、「思っていた保育と違うな」と感じてどんどん気持ちが沈んでしまいました。
そのときに同じ園の先輩に相談したところ、「保育園はここだけじゃないから、いろいろな園を見てほしい」「保育を嫌いにならないでほしい」と言われて、「環境を変えてみよう」と思いました。
トットメイトを選んだ理由は「働きやすさ」

ー転職活動で重視したポイントはありますか?
いちばん重視したのは「働きやすさ」です。
「愛知医科大学アイキッズハウス」は株式会社トットメイトが運営している、愛知医科大学内の託児所なんですけど、休憩もしっかり取れて、勤務時間内で仕事を終えられるところが魅力的でした。残業はほとんどありません。
また、行事が多すぎず、子ども一人ひとりと長く関われるところもいいなと思いました。
ー残業が発生しないように、工夫していることがあれば教えてください。
トットメイトには「フリースタッフ」という、いくつかの保育ルームを掛け持ちし、人手が足りない園、急に欠員が出てしまった園などに派遣されるスタッフさんが多くいるので、日中の保育や主活動に専念できるようになりました。

ー働き方がずいぶん変わったんですね。転職が決まった後の流れについて教えてください。
まず入社前にトットメイトの本部で座学と実技の研修を受けました。座学では一般的なビジネスマナーを学んだり、保育方針を学んだり、実技ではオムツ替えやミルクをあげる練習をしました。
今まで基本的な研修を受ける機会がなかったので、何もわからない状態で園に行かなくていいし、同じタイミングで中途入社する同期のみんなとも仲良くなれて助かりました。研修でもらった冊子は、今でも見返すことがあります。
ートットメイトの保育の特徴はどんなところですか?
トットメイトには、「人や地球を愛し、大切に出来る子どもを育てる」という保育目標があって、子どもの個性を重んじ、主体性を育てるような保育をおこなっています。
たとえば、子どもがイタズラをしたときも、頭ごなしに「ダメ!」と叱るのではなく、「なぜそうしてしまったのか」という子どもの気持ちを聞くようにしてから、向き合うようにしています。
ー1日の保育の流れを教えてください。
このようなかたちです。

「愛知医科大学アイキッズハウス」では、基本的に園の鍵を開ける時間帯、園の鍵を閉める時間帯にパートのフリースタッフさんが入ってくれているので、9時に出勤して、17時〜17時半には帰ることができています。
私は実家から通っているんですけど、前の園では遅い時間に帰ることが多かったので、お母さんも安心してくれています。
ー日々の保育で悩んだこと・嬉しかったことはありますか?
悩んだことは、人見知りの子どもとの関わり方です。
私はいま1歳児クラスの担任をしているんですけど、最初は手を拭いてあげるだけでも「イヤ」という子がいて、慣れてもらえるまでは大変でした。
嬉しかったことは……なんだろう? 1つの特別なエピソードがあるわけではなく、子どもができることが増えたとか、話せる言葉が増えたとか、日々の小さな出来事すべてが嬉しいです。毎日何かしらの変化があるのは、乳児と関われる保育士の良いところですね。

ー悩んだときは、どのように解決していますか?
正社員の保育士がみんな若くて話しやすいので、気軽に相談するようにしています。また、私のように中途社員も多いので、入社後の疎外感もありませんでした。
あとはトットメイトの特徴でもあるんですけど、園長先生とリーダーをはじめとする「ルーム」以外に、運営管理グループ、ES担当、スタッフ育成グループなどがいて、困ったときに「第三者目線」で相談に乗ってくれます。
家族経営の小さな園の場合、園長先生や主任とうまくいかず、誰にも相談できないということもあると思うので、その点は企業が運営する保育園の良いところかなと思います。
今後の目標と求職者へのアドバイス

ー最後に、今後の目標と求職者へのアドバイスをお願いします。
いまは1歳児クラスをリーダーの先生と2人で見ているんですけど、いろいろな先生から学んで、将来的にリーダーになりたいと思います。
アドバイスとしては、私のように保育を嫌いになりかけて辞めてしまう前に、自分に合う環境を見つけて、子どもと関われる楽しさを感じてほしいと思います!
ー林先生、ありがとうございました!

「愛知医科大学アイキッズハウス」外観
本社・人事担当の方に聞いてみました!

Q1. トットメイトの保育理念を教えてください。
保育理念は「個別のニーズに合わせた保育サービスを提供する」「子育て支援を通して地域社会に貢献する」です。
また、これらの保育理念にもとづいて、「人や地球を愛し、大切に出来る子どもを育てる」という保育目標を立てていて、以下5つの方針で保育をおこなっています。
・自分の気持ちや考えを、いろいろな方法で表現できるような主体性を育てる。
・様々な経験の中で、困難に出会ってもそれを切り開く力を、身につける。
・保育者との関わりの中で、豊かな感受性を育て、情緒の安定した生活を送る。
・個々の状況に応じて保護者のニーズを汲み取り、保護者との信頼関係を深める。
Q2. 職員の研修や教育体制について教えてください。
トットメイト では、本部の「スタッフ育成グループ」が、責任をもって保育スタッフみなさんの採用から勤務開始前の研修、勤務開始後のフォローや研修を一貫しておこない、保育力の向上を図っています。
たとえば、入社時には導入研修と体験学習、1年目の中途社員研修、2年目のレベル別スキルアップ研修、3年目の外部研修など、さまざまな保育経験をお持ちのみなさんが、それぞれの経験・レベルに応じて、ステップアップできるように年間を通して多種多様な実施していますので、安心してご応募ください!
Q3. トットメイトではどのようなキャリアパスをのぞめますか?
職種としては、「子どもを卒園まで見届けたい!行事を経験したい!」「保育園と託児所、どちらが自分に向いているかわからない」という方は総合保育職(保育園・託児所どちらも配属の可能性あり)。
「企業・病院内の託児所で働きたい」「0〜2歳児の乳児をメインに保育がしたい」という方は一般保育職(託児所限定の配属)が選べます。
キャリアアップ制度としては、サブリーダー、クラスリーダー、施設リーダー、園長と職位を設けていて、パートさんから園長になった人もいます。
一人ひとりの希望に応じて、多様なキャリアプランをご用意しているので、みなさまからのご応募をお待ちしています!
