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コラム2020/05/15
【2020年最新版】アイリストとは? 仕事内容、必要な資格、技能検定、給料、将来性を解説

まつ毛エクステンション(マツエク)やまつ毛パーマを施し、お客さんの目元を美しくする専門職「アイリスト」について。仕事内容や必要な資格、スキルアップできる技能検定、給料、将来性などを解説します。

アイリスト画像

1.アイリストとは

アイリスト画像

アイリストは、まつ毛エクステンション(マツエク)まつ毛パーマなどをおこなう専門職です。会社や団体によって、アイスタイリストアイデザイナーという名称も使われています。

まつ毛エクステンションの発祥は韓国です。1980年頃、つけまつ毛を生産する工場で余った人工まつ毛(アイラッシュ)を再利用したことが、誕生のきっかけだと言われています。

つけまつ毛は、完成している人工まつ毛をまぶたに接着するメイク方法。まつ毛エクステンションは、人工まつ毛を自まつ毛に1本ずつ植毛していくメイク方法です。

つけまつ毛は化粧品販売店や100円ショップで購入でき、「セルフで付け外し可能」「価格がリーズナブル」などのメリットがありますが、耐久性は低く、1日で取り替える必要があります。

まつ毛エクステンションは、サロンでの施術が必要となるため費用は高くなる(相場は1回5,000円〜)ものの、自然な仕上がりで、3週間〜1ヶ月ほど持つと言われています。

人工まつ毛画像

つけまつ毛(写真左)とまつ毛エクステンション(写真右)に使用される人工まつ毛


日本では2000年前後にまつ毛エクステンションが伝えられ、「目元の印象を強調したい」「メイク時間を短縮したい」という女性のニーズを背景に流行し、施術をおこなう「アイリスト」という職種が確立されていきました。

2.アイリストになるには

アイリストを目指すルート

2-1.国家資格である美容師免許が必要

アイリストになるには、国家資格である美容師免許が必要です。

そのため、アイリストを目指す人は、美容師を目指す人と同様に、厚生労働大臣指定の養成施設(美容学校)を卒業後、国家試験(学科・実技)に合格しなければなりません。

2-2.美容師免許が必要なのはなぜ?

まつ毛のケアを専門におこなうアイリストに、なぜ美容師免許が必要なのでしょうか? その理由となる背景を説明します。

日本でまつ毛エクステンションが流行し始めた2000年前後は、法的な規制がなく、誰でも施術をおこなうことが可能だったため、サービスを提供するサロンが増加していきました。

しかしながら同時に、全国の消費生活相談センターには、マツエク専用の接着剤が原因と考えられる「目の充血」や「まぶたの腫れ」の相談件数も増加することになります。

まつ毛エクステンション危害相談件数推移

独立行政法人国民生活センターの各発表資料を集計・作成

そこで厚生労働省は、2008年3月7日に「まつ毛エクステンションによる危害防止の徹底について」という通達を出しました。

この通達には、まつ毛エクステンションの施術は美容行為にあたり、施術者は美容師免許を必要とするという旨が記載されています。

2-3.アイリスト専用の資格はある?

アイリストは美容師免許を取得していれば、サロンでの勤務や施術が可能です。

しかしながら、プロのアイリストとして第一線で活躍するためには、養成施設(美容学校)で学ぶ美容の総合知識・技術に加えて、まつ毛ケアの専門知識・技術を身につける必要があります。

ここでは、各協会が主催する検定試験と取得できる民間資格を紹介します。アイリストとしてスキルアップを目指す人は参考にしてみてください。

■アイデザイナー技能検定試験(JECA)

2007年に設立した日本まつ毛エクステンション認定機構(JECA)が主催・認定する民間資格。最も歴史の古い協会のため、加盟サロンが多く、資格の認知度も高い ※設立時の名称は日本まつげエクステンション協会

「安全技術師」「まつ毛エクステンション3級」「まつ毛エクステンション2級」「まつ毛エクステンション1級」「認定講師」の5つに分かれ、合格者には認定証が授与される。合格率は非公表。



■アイリスト技能検定試験(JEA)

2008年に設立した、日本アイリスト協会(JEA)が主催・認定する民間資格。「ベーシックコース(3級)」「スタンダードライセンス(2級)」「プロフェッショナルライセンス(1級)」「認定講師」の4つに分かれ、合格者には証明書(ディプロマ・ライセンスバッジ)が授与される。

3級は美容師免許を持たない人でも受験でき、これからアイリストを目指す人や直接施術をおこなわない管理者を対象としています。プロのアイリストの知識・技術の証明となるのは2級以上。1級は難関であることで知られ、2019年の合格率は38%となっている。

3.アイリストの仕事

まつ毛エクステンション画像

3-1.アイリストの仕事内容

アイリストの仕事は、まつ毛をケアすることによってお客さんの目元を美しくすることです。そのためにおこなう業務について、具体的な内容を紹介します。

■まつ毛エクステンション

まつ毛エクステンションは、自まつ毛に人工のまつ毛を接着剤(グルー)で植毛して、ボリュームアップさせたり、長さを出したりする技術です。「マツエク」や「まつ毛エクステ」とも略されます。

人工のまつ毛は皮膚に直接付けるのではなく、ツイーザー(ピンセット)を使い、自まつ毛の根元から1mm〜1.5mmの位置に1本ずつ装着していきます。片目で100本以上の植毛をおこなうこともあり、施術時間は1時間〜1時間半ほどになるため、緻密な作業と集中力が求められます。

施術に使う人工のまつ毛はアイラッシュと呼ばれ(英語の原義では「まつ毛」そのものを指す)、太さや長さ、カラーもさまざまです。そのため、事前のカウンセリングでお客さんの好み・要望を正確に聞き出すコミュニケーション能力も重要です。施術には美容師免許が必要となります。

まつ毛エクステンション画像

人工まつ毛(写真左)とグルーと呼ばれる専用の接着剤(写真右)


■まつ毛パーマ

まつ毛パーマは、専用のパーマ液を使って、自まつ毛をカールさせる技術です。まつ毛エクステンションと比べて1回あたりの費用が安く、派手すぎず自然な仕上がりにすることができます。

施術では、専用のロットで固定した自まつ毛を、接着剤(グルー)で1本ずつ上げていき、パーマ液を使ってカールをつけていきます。施術時間は1時間〜2時間程度です。

目元のすぐ近くにパーマ液を塗布するため、薬剤の正しい知識や取扱方法を学び、お客さんの目や皮膚にトラブルが起こらないよう、細心の注意を払う必要があります。施術には美容師免許が必要となります。

■その他の店舗業務

施術をおこなっていないときには、その他の店舗業務をおこないます。営業時間前は予約管理や掃除、施術道具の準備など。お客さんの来店時には受付、カウンセリング。施術後は会計。営業時間後は片付け、ホームページやSNSの更新などをおこない、その日の勤務が終了となります。

3-2.アイリストの働く場所(職場)

ここではアイリストが働く場所(職場)について、それぞれの特徴を紹介します。

■アイラッシュサロン

アイラッシュサロンは、まつ毛エクステンションやまつ毛パーマ、眉カラーなどのサービスを提供する目元ケアの専門店です。経営主体は、法人経営と個人経営に分かれます。法人経営の中には、国内だけではなく、海外に店舗を展開しているサロンもあります。そのため、将来独立開業を目指す人やアイリストとしての専門性を高めたい人に向いています。

■美容室併設型サロン

近年、増加傾向にあるのがアイラッシュサロンを併設した美容室です。アイリストは美容師免許の取得が前提となっているため、希望によってアイリストとして働くことも、アイリスト兼美容師として働くことも可能です。こちらはヘアカットやメイク、まつ毛ケアなど、幅広い美容技術を磨きたい人に向いています。

3-3.アイリストの働き方

サロンで経験を積んだアイリストの中には、時間や場所に縛られないフリーランスになったり、準備期間を経てサロンオーナーになる人もいます。それぞれの働き方やメリット・デメリットを見ていきましょう。

■フリーランス(面貸し)

フリーランスのアイリストの中には、個人事業主として美容室やアイラッシュサロンのオーナーと業務委託契約を結び、席をレンタルして仕事する人もいます。これを「面貸し(めんがし)」や「ミラーレンタル」と呼びます。

サロンのオーナーは、お客さんの入らない空いた時間や余っている席を貸すことで場所代や売上の一部が得られる、フリーランスのアイリストは、「勤務時間を自分で決められる」「店舗を持たずに働くことができる」といったメリットがあります。一方、お客さんが少ないとその分収入が下がるため、集客力や固定客をつくるための技術力が求められます。

■サロンオーナー(独立開業)

アイラッシュサロンなどで経験を積み、店舗運営に関する民間資格を取得後、独立開業するアイリストもいます。

アイリストの独立開業には「マンションの一室などの限られたスペースで始められる」「理想の店舗・サービスを追求できる」「売上が増えた分だけ収入につながる」といった利点があります。

一方、独立開業にあたっては、物件の決定や内装工事、役所への届出、集客など、店舗運営以外の仕事も1人でおこなう必要があり、経営が軌道に乗るまでには時間がかかります。

そのため働きながら開業準備をしておく計画性やお客さんを少しずつ増やしていく忍耐力などが求められるでしょう。規模によって異なりますが、独立開業には100万〜200万円ほどの費用がかかるようです。

まつ毛エクステンションを施術するアイラッシュサロンは、法令上「美容所」にあたるため、都道府県知事(保健所設置市・特別区は市長または区長)に開設届を提出し、構造設備について検査を受け、基準に適合しなければなりません。

4.アイリストのやりがい・大変なこと

アイリスト画像

アイリストは2000年前後に日本に伝わり、アイメイクの流行とともに確立・認知されていった新しい職業です。実際にアイリストとして働く人には、どのようなやりがい・大変なことがあるのでしょうか?

<アイリストのやりがい>

・女性の美容をサポートできる

人の第一印象は「顔」で決まるとも言われ、中でも目はとくに重要なパーツとなります。「施術によって人生を変えられる」とまで言うのは大げさかもしれませんが、目をパッチリとさせることで、お客さんが喜んでくれたり、施術前より自信を持てたりすることは、アイリストのやりがいにつながります。

・最新の美容知識・技術が身につく

アイリストは、まつ毛への施術を通して最新の美容知識・技術を身につけることができます。海外の美容事情や国内の女性の興味・関心など、日々移り変わるトレンドを追うことは大変な面もあります。しかしながら、美容に携わることが好きな人であれば、刺激的な環境だと言えるでしょう。

・リピート客の増加と収入の安定

アイリストの仕事の特徴は、1人のお客さんのカウンセリングから施術までを一貫して担当できることです。そのため、一度施術を気に入ってもらえればリピート客となり、自分の技術や人柄に対する信頼を実感できるでしょう。また、そのようなお客さんが増えることで収入が安定化することもやりがいの1つです。

<アイリストの大変なこと>

・肉体的・精神的な負担がかかる

アイリストの2大業務である「まつ毛エクステンション」と「まつ毛パーマ」では、ミリ単位の太さの植毛を繰り返しおこないます。そのため、どんなに優れた技術や集中力を持つ施術者でも知らないうちに疲労が蓄積し、肩こり眼精疲労などの症状が出やすくなります。また「目元」への施術には相当の注意を払う必要があり、精神的なプレッシャーを感じやすいとも言えます。

・薬剤や接着剤によるアレルギー

パーマ液やカラー剤による手荒れに悩む美容師がいるように、アイリストにも人工まつ毛を接着するグルーの揮発成分によってアレルギー反応が起きる人がいます。症状が出てしまった場合は無理をせず、必ず専門医に相談するようにしましょう。

・固定客を得るために努力が必要

固定客の増加による指名料(インセンティブ)や昇給はやりがいの1つではありますが、そこにいたるまでには地道な努力が必要です。華やかに見えるアイリストに憧れて就職したものの、上記で紹介した<大変なこと>によって、退職する人も少なくありません。

アイリストとして身につけた知識・技術は、結婚や出産など、ライフステージの変化があっても活かせるものです。モチベーションの維持が難しくなったときは焦らずに、目の前のお客さんに満足してもらう「接客の基本」に立ち返るとよいかもしれません。

5.アイリストの給料

2020年5月時点でジョブメドレーに掲載されているアイリストの平均給料は次のとおりでした。こちらは残業手当や交通費、賞与などは含みません。アイリストの給料の一例として参考にしてください。

雇用形態 平均給料(下限) 平均給料(上限)
正職員・契約社員 月給 21.2万円 月給 37.6万円
パート 時給 1,040円 時給 1,455円

6.アイリストの将来性

アイリスト画像

6-1.美容業界の市場規模と顧客ニーズ

厚生労働省は2015年度における、美容サービス単体の市場規模を5,000億円程度、他の理美容代を含めた全体の市場規模を1兆3,000億円程度だと推定しています。

このうち、アイリストが施術する「まつ毛エクステンション」や「まつ毛パーマ」などのまつ毛ケア他の理美容代に含まれています。

美容サービスの市場規模

出典:厚生労働省「美容業の実態と経営改善の方策(抄)P.5

他の理美容代において、まつ毛ケアが占める正確な割合は明らかではありません。

しかしながら、美容サービス単体の市場規模が伸び悩むなかで、他の理美容代が占める割合は増加しています。このことから、従来のカットやパーマに代わり、まつ毛ケア、ネイル、エステティックなどの総合美容の需要は大きくなっていると言えるでしょう。

6-2.アイメイクの市場は発展途上

かつて女性のアイメイクは、ビューラーでまつ毛をあげたり、マスカラを使ってまつ毛を濃く見せたりするセルフメイクが主流でしたが、海外の影響などにより、アイラッシュサロンに通って「まつ毛エクステンション」や「まつ毛パーマ」をおこなうことも一般的になりました。

まつ毛ケアの需要は今後も続くと思われますが、美容のトレンドは変化のスピードが早く、数年後にまったく異なるアイメイクが流行することも考えられます。

そのためアイリストには、海外展開している大手サロンで最新のアイメイクを学んだり、美容師兼アイリストとして働いたり、エステティックやネイルの技術を磨いたりする人もいます。

現在アイリストを目指している人や転職を考えている人は、将来を見据えて、希望する職場や働き方を検討してみてください。

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