1.はじめに
2.WEB面接について
2-1.WEB面接とは?
2-2.使用ツール
2-3.事前準備/マナー
2-4.WEB面接の流れ
2-5.よくある失敗例
2-6.よくある質問
3.動画選考について
3-1.動画選考とは?
3-2.使用ツール
3-3.動画選考の流れ
3-4.よくある失敗例
3-5.よくある質問
4.WEB面接・動画選考をやってみよう!
1.はじめに
新型コロナウイルス流行の影響で、就職・転職活動にも変化が訪れています。これまで対面実施が基本とされていた採用面接から、PCやスマホを使った「WEB面接」や「動画選考」を導入する企業や事業所が増えているのです。
「パソコンや機械は苦手だから」といった理由で避けてしまう人もいるかもしれませんが、オンライン上の面接・選考には、メリットもたくさんあります。必要な準備物と気をつけるべきマナーさえ押さえれば、効率的に就職・転職活動が進められますよ。
今回は、PCやスマホを使ってリアルタイムに面接が受けられる「WEB面接」と、自分で撮影した動画を提出して選考が受けられる「動画選考」の2つについて、詳しく解説していきます。
2.WEB面接について
2-1.WEB面接とは?
WEB面接とは、PCやスマホのビデオ通話機能を用いておこなう面接のことです。「オンライン面接」とも呼ばれます。
ビデオカメラ機能を備えた機器とインターネットに接続できる環境さえあればどこでも利用できるため、面接会場まで足を運ぶことなく、手軽に面接を受けることができます。
WEB面接のメリット・デメリットには、以下のようなことがあります。
◎ WEB面接のメリット
・面接先の企業や事業所から離れた場所にいても受けることができる
・面接会場に行くための交通費や時間がかからない
・自宅などの慣れた環境で受けることができる
・選考スピードが比較的速い
△ WEB面接のデメリット
・撮影機器とインターネットに接続できる環境が必要
・画面上のコミュニケーションなので、得られる情報量が対面よりも限られる
前提として、面接官が重視するポイントは対面面接と大きく変わりません。その人の経歴やスキル、人柄、志望動機や職場にマッチするかどうかなどです。WEB面接は実施手段がオンラインになったものと考えてよいでしょう。
2-2.使用ツール
それでは実際に、WEB面接に必要なツールを紹介していきます。
使用ツール | 用途/補足 |
---|---|
PC、スマホ、タブレットなど | |
カメラ | PCなどに内蔵されている場合は不要 |
マイク | PCなどに内蔵されている場合は不要 ※内蔵マイクは周辺音を拾いやすいため、自分の声だけを集音するにはあると便利 |
イヤホン、ヘッドホン | 周囲の音を遮断し相手の声を聞きやすくするため、またハウリングなどの音声トラブル防止のためにあると便利 |
充電器 | ビデオ通話はバッテリー消費が速いので面接中も接続していると安心 |
スマホ、タブレットの固定スタンドや三脚 | スマホやタブレットの設置が不安定な場合に使用 |
インターネット回線 | 面接の途中で通話が切れないよう、安定した回線を用意 |
WEB面接用のアプリケーション、サイトなど | 応募先から指定されたものを使用 |
履歴書、応募書類など | 事前に提出した場合は用意 |
メモ、筆記用具など | |
応募先の緊急連絡先 | 面接途中に通話が切れた際などの緊急連絡先として控えておく |
■PC、スマホ、タブレット
PC、スマホ、タブレットはどれを使用しても構いません。しかしPCを持っているのであれば、PCがもっともおすすめです。とくにスマホ(タブレット)は、面接の途中で着信を受けるとWEB面接が中断してしまう恐れがあります。
■インターネット回線
インターネット回線は、不特定多数の人が利用する公共のWi-Fiや携帯電話の回線を使うと、場所によっては電波が安定しません。できるだけ自宅や学校などの有線LANケーブルや、電波が安定しているWi-Fiの利用をおすすめします。
■WEB面接用のアプリケーション、サイト
WEB面接用のアプリケーションやサイトは、応募先から届く案内メッセージやメールで指定されたものを使います。
ジョブメドレーのWEB面接機能や、応募先独自のWEB面接サービスを利用する方法、「Zoom」「Google Meet」「Skype」「LINEビデオ通話」などの一般的に使用されているビデオ通話サービスを利用する方法などがあります。
使用ツールによっては事前にアカウント登録が必要な場合があるので、案内が届いたら早めに利用方法を確認しましょう。
ジョブメドレーのWEB面接画面2-3.事前準備/マナー
先ほどもお伝えした通り、面接官の評価ポイントは対面面接と大きくは変わりません。そのため、WEB面接でも言葉遣いや礼儀などの基本的なマナーは、対面同様に気をつけましょう。
WEB面接ならではの準備やマナーについては、以下のようなことがあります。
◎面接場所を決める
まず、面接を受ける場所・機材の設置場所を決めましょう。自宅か自宅以外か、自分の部屋かリビングか、などです。選ぶポイントとしては「静かで集中できる」「不要なものが映らない」「十分な明るさがある」「カメラを安定して設置できる」かどうかをチェックします。
おすすめは、部屋の壁、もしくは白などの淡色系のカーテンを背にして撮影する方法です。ポスターなどが貼ってある場合は剥がし、風でカーテンが揺れないように窓は閉めます。
スマホやタブレットで面接する場合は、カメラと目線が同じ高さになるように、スタンドや三脚を使って端末を固定しましょう。
◎部屋の片付け・整理整頓
自宅の様子が映り込んでしまう場合は、必ず整理整頓をしましょう。散らかったままの部屋だと「仕事も雑然と取り組むのではないか」と面接官に思われかねません。少なくともカメラに映る範囲内は、きれいに見えるように整えましょう。
◎対面面接と変わらない服装・身だしなみ
WEB面接で迷いがちなのが服装です。WEB面接の場合でも、対面でおこなう際と変わらない服装・髪型・メイクにすることをおすすめします。面接官によっては「WEB面接だから身だしなみに気を抜いている」などと受け取る可能性があるので、面接内容以外のことでマイナス評価を受けないようにしましょう。
また、「上半身だけスーツ、下半身は映らないから部屋着でいいか」という人もいるかもしれませんが、何かの拍子で映ってしまう可能性はあります。面倒臭がらずに、全身きちんと着用するようにしましょう。
面接時の服装や身だしなみについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
【スーツ・私服別】医療介護福祉職の面接にふさわしい服装・髪型・メイク・身だしなみまとめ
◎プロフィール画像・表示名の確認
LINEやSkypeなど、プライベートでも使用するアカウントでWEB面接を受ける際には、プロフィールにも気をつけましょう。プライベート向きのふざけた写真やアニメ画像などは、面接官によっては好ましく思わない可能性があります。
プロフィールの表示名についても、あだ名や絵文字などは使用せず、自分の氏名にしておきましょう。
◎テスト接続・動作確認
初めてそのWEB面接ツールを使う場合、事前にテストができるのであれば、早めに動作確認をしておきましょう。面接当日にインターネットに繋がらない、ログインができない、操作方法がわからない……といった状況になると、面接に間に合わなくなるかもしれません。
テスト時に確認すべきポイントは、以下の通りです。もしひとりで確認するのが難しい場合は、家族や友人などに協力してもらっても良いでしょう。
・相手の音声の確認(音量は適切か、タイムラグがないか)
・相手の映像の確認(映像の乱れ、タイムラグがないか)
・自分の音声の確認(声を拾っているか、雑音が入っていないか)
・自分の映像の確認(映像の乱れがないか、不要なものが映っていないか、カメラ目線になっているか)
・インターネット回線は安定しているか
・部屋の明るさは足りているか
◎非通知設定・マナーモード設定
面接の途中にスマホやほかのアプリから通知が来ると、気が散る原因になります。非通知またはマナーモード設定にしておきましょう。
なお、マナーモードにしたスマホやタブレットをWEB面接で使う卓上に置くと、振動音が伝わって面接官に聞こえる可能性があります。別の場所に置きましょう。
2-4.WEB面接の流れ
それでは、WEB面接当日の流れを確認しましょう。
①接続・身だしなみの最終チェック
事前準備で確認した接続状況や身だしなみなどを最終チェックしましょう。途中でバッテリーが切れないように、充電の確認も忘れずに。
②面接開始の5分前にはスタンバイ
最終チェックが済んだら、遅くとも面接開始時刻の5分前には、すぐに開始できる状態で待機します。
③開始の挨拶
面接官とのビデオ通話が開始したら、「◯◯◯◯と申します。本日の面接、よろしくお願いいたします」というように、まずは名乗って挨拶します。これ以降の流れは対面面接と同様に、面接官からの質問に答えていきます。
④面接中
面接では緊張して早口になりやすいですが、慌てずにゆっくり、ハキハキと喋りましょう。WEB面接では相手と同時に喋ると音声が被って聞こえないことがあるので、その場合は落ち着いてもう一度尋ねればOKです。
⑤終了の挨拶
面接終了時には、「本日はありがとうございました。それでは失礼いたします」などとお礼を伝え、面接官が退室するのを待ってから退室しましょう。数秒待って面接官が先に退室しない場合は、こちらの退室を待ってくれていると考え、「こちらから切らせていただきます。失礼いたします」などと伝えてから退室しましょう。
2-5.よくある失敗例
ここからは、WEB面接でありがちな失敗事例を紹介します。同じ失敗を起こさないよう、参考にしてみてください。
■面接中に通話が中断してしまった!
事前の接続テストでOKだったとしても、相手の接続環境やその時の電波状況によって、不具合は起きる可能性があります。そうなった場合は慌てずに、原因と思われるところを一つひとつ確認していきましょう。音声や映像の設定がオフになっていたり、接続ケーブル類が抜けていたりしませんか?
すぐに復旧できない場合は、あらかじめ聞いておいた面接担当者の緊急連絡先に電話し、事情を説明しましょう。対処方法や、別日での再面接を提案してくれるかもしれません。
■カメラの位置が低く、面接官を見下ろしていた!
PCやスマホを机の上に置いて撮影すると、目線よりも下の位置にあるカメラを見下ろす形になりやすいです。面接官側はあなたから見下ろされているように映るため、あまり印象が良くありません。できるだけカメラと目線が同じ高さになるように調整しましょう。
■面接中に、家族が部屋に入ってきてしまった!
自宅で面接を受けていると、家族が部屋に入ってきたり、外から声をかけられたりする可能性があります。家族には事前に面接を受けることを伝えておき、面接中はドアに張り紙などを貼っておくと良いでしょう。
また、面接中に宅配便などが届く可能性もあります。到着日時が事前にわかる場合は、日程を変更しておくと安心です。
2-6.よくある質問
■自宅以外で面接するならどこがいい?
自宅にインターネット環境がない場合は、自宅以外で受けることになります。そんな場合のおすすめは、「完全個室のネットカフェ」や「個室のコワーキングスペース」です。ネットカフェなら回線は安定していて、完全個室であれば周囲の様子も気になりません。コワーキングスペースは、1時間単位などからレンタルできる貸し会議室サービスです。
通常のカフェでもPCを使用している人を見かけますが、カフェはあくまで飲食がメインの場所。周囲の動きや音が気になりやすく、回線が安定していないこともあるので、面接での利用には注意が必要です。
■面接中にカンペを見てもバレない?
カメラに映らない場所なら、カンペを置いてもバレないと考える人もいるかもしれません。「カンペは絶対にNG」というわけではありませんが、あまり見すぎると目の動きや話しぶりで面接官にバレる可能性が高いです。
どうしてもカンペを使用したい場合は、要点を簡潔にまとめておく程度にしましょう。志望動機の全文を見ながら喋るような使い方では、不自然に映ります。
■面接中にメモをとってもいい?
面接中にメモをとりたい場合は、面接官に一言断りを入れると丁寧です。PCでメモをとることもNGではありませんが、タイピング音が大きいと面接官には雑音として響く可能性があるので注意が必要です。
また、メモを取ることに必死になって受け答えがおろそかになっては本末転倒なので、メモの量はほどほどにしておきましょう。どうしてもたくさんのメモを取りたければ、ボイスレコーダー機能を使って面接中の音声を録音しておくのもおすすめです。面接の振り返りにも使えます。
■「バーチャル背景」は使ってもいい?
Zoomの「バーチャル背景」を利用すると、自分の背景を好きな画像に変更することができます。どうしても部屋を見せたくない場合には使用を検討してもいいですが、「部屋を映せないほど散らかっているのか」などと面接官に憶測される恐れがあるので、使わずに済むのが一番です。
もし使用する場合は、白の無地や室内の写真など、面接の妨げにならないシンプルな背景を選びましょう。
■挨拶は立ち上がって礼したほうがいい?
立ち上がることで自分の顔が画面上から見えなくなるなら、無理に立ってまで礼をする必要はありません。その代わり、座った状態のまま正しい姿勢でお辞儀することは忘れないようにしましょう。
3.動画選考について
3-1.動画選考とは?
動画選考とは、自己PRや質疑応答などを自分で撮影し、撮影した動画を提出して受ける選考のことです。
上述の「WEB面接」と似ているので混同してしまうかもしれませんが、「WEB面接」は面接官とリアルタイムにおこなう面接ですが、「動画選考」は用意された質問に応募者が回答する様子を録画して提出するところがポイントです。
動画選考は、ほかにも「動画面接」「自己PR動画」などとも呼ばれています。
動画選考は自分のペースで質問に回答でき、うまくいかなければ再撮影もできるところが特長です(※応募先によっては、再撮影に制限があることもあります)。
しかしその便利さがある反面、どれだけ準備したかで出来栄えに差がつきやすい一面もあります。採用面接の一環として、しっかり対策をして臨みましょう。
◎ 動画選考のメリット
・場所や時間を問わず、自分のペースで撮影・提出できる
・面接会場に行くための交通費や時間がかからない
・録画であることを活かした自己PRができる
・質問に対する回答の準備期間がある(例外もあり)
・再撮影ができる(例外もあり)
△ 動画選考のデメリット
・撮影機器とインターネットに接続できる環境が必要
・面接のように双方向のコミュニケーションがとれない
・応募者から質問ができない
3-2.使用ツール
動画選考で必要なツールを紹介します。
使用ツール | 用途/補足 |
---|---|
PC、スマホ、タブレットなど | 動画選考の撮影や提出に使用 |
カメラ、マイク | スマホやタブレットでもOK |
動画選考用のアプリケーション、サイトなど | 応募先から指定されたものを使用 |
インターネット回線 | 動画選考の提出に使用 |
カメラ固定用のスタンド、三脚 | 設置が安定しない場合に使用 |
ストップウォッチ | タイムキープが必要な場合に使用 |
単体のビデオカメラを使用する場合は、動画をPCに取り込むためのケーブルやカードリーダーなどが必要かどうか確認しましょう。
なかには、フリップボードや大きめの紙などにアピールしたい内容を書き、小道具として活用する人もいるようです。
3-3.動画選考の流れ
では実際に、動画選考の準備から撮影、提出までの一連の流れを見てみましょう。
①撮影内容の確認
応募先から指定された動画選考の内容を確認します。撮影手段や撮影時間、準備物、質問内容などをチェックし、不明点がある場合は早めに採用担当者に確認しておきましょう。
②回答内容の整理
質問内容をチェックしたら、回答する内容を整理します。動画選考は通常の面接のように会話形式ではないので、わかりやすく簡潔に答えることが重要です。メモなどに要点を整理しておくと、伝えたいポイントをぶらさずに回答しやすくなります。
また、回答は「私が御社を志望する理由は◯◯◯◯です。なぜなら〜」という形で、結論から話すことを心がけましょう。
③撮影機材・周辺環境の準備
カメラが揺れたり倒れたりしないよう、スタンドや三脚などでしっかり固定します。またカメラの位置が目線よりも低いと上から見下ろす形で圧迫感が出てしまうので、目線の高さになるようにセットします。
背景にも注意が必要です。整理整頓をすることはもちろん、アイドルのポスターなどの選考に関係のないものは外しておくほうが良いでしょう。
また、室内の明るさも要注意です。普段過ごしていて気にならなくても、画面上で見ると想像以上に暗く映っている場合もあります。照明を足す、場所を移動するなどして明るく映るところで撮りましょう。
④服装・身だしなみを整える
動画選考も面接の一種だとすれば、服装や身だしなみも当然重要になります。応募先からの指定がある場合はそれに従いますが、とくに指定がない場合は、対面面接と変わらない服装・髪型・メイクにすると良いでしょう。
服装については、こちらの記事も参考にしてみてください。
【スーツ・私服別】医療介護福祉職の面接にふさわしい服装・髪型・メイク・身だしなみまとめ
⑤テスト撮影
準備が整ったら、テスト撮影をします。いざ撮影してみると、思ったよりもうまく喋れなかったり、時間オーバーになったりするかもしれません。何度でも練習できるのが動画選考のいいところなので、自信が持てるまで何度も試してみましょう。家族や友人に見てもらい感想をもらうのもいいですね。
以下のような観点で問題がないかチェックしてください。
・音量は適切か、聞き取りづらいところはないか
・映像の乱れはないか
・不要なものが映っていないか
・明るさは足りているか
・伝えたい要点が話せているか
・結論から簡潔に話せているか
・自然な笑顔になっているか
⑥本番撮影
十分にテスト撮影で練習できたら、いよいよ本番です。練習した通りに自然な笑顔で簡潔に、ハキハキと回答していきましょう。
なお、応募先によっては再撮影の回数制限が設けられている場合があるので、必ず撮影前に確認を忘れないでください。
ジョブメドレーの動画選考画面⑦撮影した動画の確認・提出
撮影した動画の内容が問題ないかチェックします。納得のいく動画が撮れたら、指定の方法で提出して終了です。
3-4.よくある失敗例
ここでは、動画選考で起こりやすい失敗例を紹介します。気をつければ改善することが多いので、意識してみてください。
■棒読み、早口になってしまう
同じフレーズを何度も練習していると、つい棒読みや早口になりやすいようです。動画を確認するときは、自分が初めて動画を見る面接官になった気持ちで、話しぶりや速度をチェックするようにしましょう。
■伝えたいことがよくわからない
自分のことを知ってもらおうと、1つの回答に内容を盛り込みすぎると起こりやすい失敗例です。基本的に、1つの質問に対する回答は1メッセージとしましょう。
もし複数答えたい場合は、「理由は3つあります。1つ目は〜」というように順序立てて話すと、内容が混同せずにわかりやすく伝えられます。
3-5.よくある質問
慣れない動画選考の「これはやってもいいの?」という疑問にお答えします。
■撮影中にカンペを見てもいい?
本番の撮影で見ることはおすすめしません。カンペを読み上げていることは口調や目線で伝わってしまうものです。伝えたい内容はあらかじめ整理しておき、自分の言葉として答えられるようにしましょう。
■動画の向きは「縦」「横」どちらがいい?
応募先からの指定がある場合は、それに従いましょう。とくに指定がなければ、縦横どちらで撮っても構いません。撮影する環境に合わせて、撮りやすいほうを選びましょう。
■撮影した動画は編集していい?
こだわった演出や編集をする人もなかにはいますが、選考で重視されるのは動画の編集技術ではなく、その人の発言内容や振る舞いです。気負って編集する必要はありません。
もし手を加えるのであれば、明るさの調整や不要な部分のカットなど、動画の見やすさを改善する編集であれば問題ないでしょう。
4.WEB面接・動画選考をやってみよう!
一見難しそうなWEB面接・動画選考ですが、気をつけたいポイントさえ押さえられれば、場所や時間に囚われない就職・転職活動として取り入れられそうですね。オンライン上の面接や選考は、今後もさらに増えていくと予想されるので、ひとつの選択肢にしてみてはいかがでしょうか。
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