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コラム2018/10/01
社会保険完備(社保完備)とはどんな意味?

求人情報を見ていると、福利厚生の項目に「社会保険完備」「社保完備」と書いてあることがありますね。求職者のみなさんはこの言葉の意味をしっかり理解できていますか? 今回は、仕事探しの重要な指標となる「社会保険完備」について説明していきます。

社会保険完備とは?保険の種類を紹介

社会保険完備とは、健康保険、厚生年金保険、労災保険、雇用保険の4つの社会保険すべてに加入できることを意味します。日本に住む20歳以上の人で、一定の条件を満たす条件で働く人は社会保険に加入することがきます。


とくに正職員として雇用された人は、本人の意思に関わらず必ず加入することになります。平成29年4月からは、パート・アルバイトで働く人たちも、下記の条件にあてはまる場合は社会保険に加入することができるようになりました。


・1週間の労働時間が20時間以上
・1ヶ月あたりの決まった賃金が88,000円以上
・雇用期間の見込みが1年以上
・学生でないこと
・従業員が501人以上の会社もしくは従業員が500人以下の会社で働いていて、社会保険に加入することについて労使間で合意している

社会保険完備の施設・会社に入って保険に加入すると、将来もらえる年金が増える、保険料の半分を会社が負担してくれるというメリットがあります。社会保険は給与から天引きされるため、なんだか損をしているような気がするかもしれませんが、天引きを希望しない場合、医療保険と年金保険は自分で全額払わなければならなくなりますので、加入しておいたほうがお得です。

医療費を補助する健康保険と年金制度を支える厚生年金

健康保険は医療保険の1つで、病気・怪我をした場合に治療費の補助をしてくれるものです。医療機関の窓口で保険証を提示すると、補助された金額で請求されることは知っている人が多いかと思います。さらに補助だけではなく、病気や怪我、出産などで仕事を休まなければならないときには、傷病手当金や出産手当金として、給与(賃金)の2/3程度の給付を受け取ることができる制度もあります。


厚生年金保険では、すべての国民が支払う国民年金にプラスして厚生年金を払うことになるため、将来もらえる年金の金額も増えます。また、加入期間中に障がいを負ってしまった場合でも、障害基礎年金にプラスして障害厚生年金が支払われます。もし被保険者が亡くなった場合は、遺族には遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給されます。遺族基礎年金は子どもがいない場合、配偶者には支給されませんが、遺族厚生年金はどのような場合でも支給されます。


近年、「年金制度は赤字が多く、将来的に破綻するのではないか」と危惧する声も聞こえてきますが、いろいろな状況下で補助を受けることができる社会保険制度は、世界を見回しても珍しいといえるでしょう。

雇用保険と労働中の事故などに対応する労災保険

雇用保険については、「失業保険」といったほうが通じる人が多いかもしれません。雇用保険を適用している施設・会社で働いている人が失業すると、再就職までの期間に失業保険としてお金を受け取ることができます。1ヶ月に21日以上働く労働者を継続雇用している事業者は、もれなく雇用保険に加入することになります。


労災保険は正式には「労働者災害補償保険」といいます。仕事中や通勤途中に雇用者が怪我や病気をした場合、雇用者本人やその遺族が保険を受けられる制度です。怪我・病気の治療費全額を補償、障がいが残ったときには障害年金を支給、もし死亡してしまったときには遺族年金が支払われます。さらに正職員・パート・アルバイトといった労雇用形態や事業所の規模に関わらず、特別な申し込みをする必要もなく、従業員が必ず加入するものです。


この雇用保険と労災保険は、どちらも「労働保険」とも呼ばれ、万が一雇用者が働けなくなったときにきちんと保障してくれるありがたい制度なのです。

4つの社会保険、加入対象となるのはどんなとき?

「社会保険完備」とはいっても、4つの保険に無条件に加入できるのは正職員のみ。パート・アルバイトなどいろいろな雇用形態がある中で、全員が社会保険4点セットすべてに加入できるわけではありません。どんな働き方の人が、どの保険に入れるのかみていきましょう。


・労災保険だけの加入対象となる働き方
週20時間未満で働く人は、労災保険だけ加入対象となります。家族の扶養に入っている人に多い働き方です。

・労災保険+雇用保険が加入対象となる働き方
週20時間以上働く人には、労災保険にプラス、雇用保険が加入対象となります。こちらも家族の扶養内で働きたい人が多いようです。

・労災保険+雇用保険+厚生年金+健康保険すべて加入対象となる働き方
週30時間以上働き正職員と比べて3/4以上の労働日数となる人は、労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金すべて加入対象となります。しっかり働きたい人、正職員を目指す人に多い働き方です。

それでは、保険料はどのように払うのでしょうか。労災保険は全額が会社負担、雇用保険は施設・会社と雇用者で折半、同じく健康保険や厚生保険もほぼ半分ずつ折半です。経営者側が半分支払ってくれるため、雇用者の支払いも半分になります。給与やボーナスなど目に見えるお金以外に経営者側が支払ってくれるため、求人誌や求人サイトでは「社会保険完備」と書いてあるのです。

社会保険完備以外で施設を選ぶ大切なポイントって?

仕事探しの際には、社会保険完備以外にも、お給料、労働時間、人間関係、施設の規模、通勤時間、やりがいなど、いろいろな条件があるかと思います。その中で自分にとって何が大切なのか確認しておきましょう。また、多くの施設の求人を調べるなかで、優先度が高い条件を満たしたところがあれば、ぜひ応募してみるといいでしょう。


また、事前にホームページなどをチェックすると、経営理念や労働環境、施設設備など、いろいろな情報を集めることができます。働きはじめてから、「想像と違う……」とならないためにも、しっかり調べておくことをおすすめします。

社会保険完備は安心して働ける環境のバロメーター

求人誌や求人サイトで仕事を探すとき、給与・休暇以外に社会保険についてチェックすることの大切はおわかりいただけましたか? 保険制度はどうしても難しく感じてしまいますが、労働者を守るための制度なので、基本的な知識だけでも持っておくと安心です。


健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険の4つの保険制度は、会社・施設によってすべての保険に加入できることもあれば、一部の保険には加入できない場合もあります。そのため、求人内容に「社会保険完備」と記載のある求人は安心して働くことができる目安となるでしょう。


ジョブメドレーでも「社会保険完備」の求人を数多く掲載しています。仕事を選ぶうえで「社会保険完備」を重視している方はぜひご覧ください。

読者の方へのメッセージ

備えあれば憂いなし!

さまざまな社会保険は、すべて被雇用者を助けるためにあるものです。いつ何が起こるかわからない世の中。勿体無いなどと言わず、備えあれば憂いなしです。医療の現場は不意の事故や怪我も起こりうるような場合も想定できます。よく考えたうえで加入か非加入かを選択しましょう。

名原史織名原史織(看護師・鍼灸師)2016/07/15

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