目次
1.第11回歯科技工士国家試験の実施日程と概要
試験日
2026年(令和8年)2月15日(日)
試験地
北海道、宮城県、東京都、大阪府、福岡県
受験申し込み期間・提出先
2025年12月1日(月)〜5日(金)。一般財団法人歯科医療振興財団に提出する。
受験手数料
3万円(一般財団法人歯科医療振興財団が指定する郵便局・銀行の口座に振り込む)
合格発表
2026年(令和8年)3月26日(木)午後2時
厚生労働省サイトの資格・試験情報ページ、一般財団法人歯科医療振興財団ホームページにて、受験地・受験番号を掲載して発表され、合格者には合格証書が郵送されます。
>国家試験合格発表|厚生労働省(※発表前は非公開)
2.第11回歯科技工士国家試験の出題範囲
第11回歯科技工士国家試験の出題範囲は、次のとおりです。
(1)学説試験
- 歯科理工学
- 歯の解剖学
- 顎口腔機能学
- 有床義歯技工学
- 歯冠修復技工学
- 矯正歯科技工学
- 小児歯科技工学
- 関係法規
(2)実地試験
- 歯科技工実技
3.第11回歯科技工士国家試験の結果速報
3月26日(木)の合格発表日に更新します。
出題数・配点・合格基準
歯科技工士国家試験の試験には学説試験と実地試験があります。学説試験は8科目から1問1点で80問出題されます。例年の合格基準は総得点が48点以上、正答率60%以上です。
実地試験は3課題出題され、例年の合格基準は90点満点中54点以上、正答率60%以上です。
4.過去の合格基準と合格率の推移
合格基準
歯科技工士国家試験の合格基準は、学説・実地試験ともに例年60%以上で一定です。
合格者数・合格率
歯科技工士国家試験の過去5年間の合格率は90〜95%で推移しています。

5.合格後の免許申請手続き
合格後は免許申請の手続きをおこない、厚生労働省が管理する歯科技工士名簿に登録されることで、初めて有資格者としての業務が可能になります。申請から免許証が手元に届くまで時間がかかるので、合格後は速やかに申請手続きをおこないましょう。
歯科技工士免許の管理は、厚生労働大臣の指定登録機関である一般財団法人 歯科医療振興財団がおこないます。

提出書類
〈必須書類〉
- 免許申請書(財団が発行した申請書を使用)
- 合格証書の写しまたは合格証明書(申請書に受験地や受験番号など必要事項の記載があれば不要)
- 診断書(発行日から1ヶ月以内のもの、指定様式はこちら)
- 住民票の写しまたは戸籍抄(謄)本(発行日から6ヶ月以内のもの)
- 収入印紙 9,000円
〈登録済証明書の発行を希望する場合のみ必要〉
- 登録済証明書用はがき
- 85円切手(速達を希望する場合は300円分の切手を追加)
免許登録後、免許証が手元に届くまでは1〜2ヶ月ほどかかります。その間に登録済証明書の提出を求められる職場もあるので、必要な場合は発行してもらいましょう
試験・免許申請に関する問い合わせ先
一般財団法人 歯科医療振興財団
〒102-0073
東京都千代田区九段北4丁目1番20号 歯科医師会館内
電話番号:03-3262-3381
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