1. ニチイキッズについて
ニチイキッズは医療・介護で有名な株式会社ニチイ学館が手がける保育園で、「おもいっきり遊ぶ。おもいっきり学ぶ。」を保育理念に掲げ、全国で300ヶ所を超える保育施設を運営しています（2021年12月時点）。
手がける施設形態も幅広く、認可保育園をはじめとして小規模保育園、企業主導型保育園、院内保育園、事業所内保育園、放課後児童クラブなどさまざまな形で子育てを支えています。
今回はその中でも西日本エリア──近畿、中国、四国、九州地方に多い小規模保育園を代表して、大阪府堺市にある「ニチイキッズはつしば保育園」から0歳児クラスを担当する堀之内先生と園長の川上先生に話を聞きました。
子どもたちだけでなく先生も「おもいっきり」保育できるよう、それぞれの園で個性を活かした保育がおこなわれている
2. 先輩保育士インタビュー
話を聞いた人
堀之内美沙貴先生
専門学校で保育士免許を取得するも、卒業後は別の仕事に就く。結婚・出産・子育てを経験したあとに初めて保育士として働き始めるも、夫の仕事の都合で退職。地元でもある大阪で新生活をスタートさせ、ニチイキッズに保育士（パート）として就職。2人目の子どもの出産のため産休・育休を取得し復職している。現在は0歳児クラスを担当。
「また保育士として働くならニチイキッズで」と決めていた深い理由
──堀之内先生が初めて保育士として働き始めたのは、結婚して出産や育児を経験してからなんですね。なぜ学校を卒業してすぐ保育士にはならなかったんでしょうか？
その頃は保育士として子どもをしっかり見れる自信もまだなかったので、時間的にも厳しいのかなって……。
待遇、条件、適性、家族の都合──理由はさまざまだが、資格を持ちながら保育士として働くことをためらう人は多い
けど、自分の息子を保育園に預けるようになって「仕事しよ」ってなったときに「資格を持ってるんやったら保育士の道に進んだほうがいいかな」と思って。そのとき親として保育園にすごい感謝してたんで！
あとは「子育ての経験も活かせれたらな」と思って、保育園に勤めてみようと思いました。
──それで当時住んでいた千葉で保育士として働き始めて、そのあと転居をきっかけに転職したと。
はい、そうです。旦那の仕事の都合でこっちに来ました。もともと地元が大阪だったので帰ってきた形になりました。
──転職活動するとき、保育園はどのように選びましたか？
千葉に住んでたときに息子を預けてた保育園がニチイキッズだったので、そのときに「また働くんやったらニチイキッズで働きたいな」と思ってて。
大阪帰ってきてしばらくは仕事をせずに家で息子の面倒を見てたんですけど、息子が幼稚園に入ったので、ニチイキッズの保育園で短時間で働けるところを探して……。
──最初からニチイキッズに絞って探していたんですね？
そうですそうです！
──具体的にニチイキッズのどんなところに惹かれたんでしょうか？
少人数制で、先生たちがすごい丁寧に子どものこと見てくれてて、みんな優しい雰囲気だったので。
──ちなみに最初に就職した保育園はどんな感じだったんですか？
定員が90人くらいの規模の園で、もう毎日時間に追われてて……。「何時何分に絶対こうしなあかん、ああしなあかん！」「何時何分にこうしてこうして！」っていう感じで時間にすごい厳しいところだったので。
息子が行ってたニチイキッズの保育園はもっと良い意味でおおらかというか、その子に合わせて「今日はこうやったのでこうしてます」みたいなんがよくあって、すごい惹かれてて。
──そうだったんですね……。ニチイキッズの選考はどのように進みましたか？
同じ日に面接と見学をして、選考はその1回でした。
──面接のときにはどんなことを聞かれましたか？
いろいろ聞かれたとは思うんですけど、緊張してて（笑）。あっ、でも「保育園っていうのは何のためにあると思う？」「どういう保育をしていきたい？」みたいなことは聞かれました。
──保育観に関する質問があったんですね。見学ではどういった印象を受けましたか？
やっぱり少人数制で、子ども一人ひとりと関わってるから「すごく良いな」って思いました。
──それでは内定通知を受けたときは迷わず承諾を？
そうです、すぐに「はい！ お願いします！」って。
「毎日が楽しい！」と思える環境が保育士として働き続ける自信に
──実際に働いてみて「ニチイキッズに入って良かったな」と思ったエピソードとかありますか？
エピソード……。えー！ 何だろう？ ふふふふふ（笑）。
──たくさんあるかと思うんですけど。
そうですね「これ！」っていうものはないんですけど、すごく働きやすいから、毎日楽しいって感じで。
──お子さんが2人いるとのことなんですが、子育てとの両立のしやすさはどうでしょうか？
そこはやっぱり女性の多い会社なので、有休などの休暇制度がしっかり整っています！ なるべく休まないに越したことはないんですけれども、子どもが急に熱を出してもほかの園の先生が来てくれたりするので、休みやすいです。
──これからの目標はありますか？
今は扶養内で短時間で働かせてもらってるんですけど、「時間を延ばしてもっと保護者対応とかをがんばっていきたいな」っていうのは自分の中であります。
──自分の子どもが小さいうちは仕事をセーブしたいという気持ちもあるかと思うんですけど、そこまでがんばりたいと思える理由は何でしょうか？ ましてや最初は「保育に対して自信がなかった」んですよね？
なんだろう……。考えてることを察してもらったりとか、良いところは「ここが良かった」って褒めてもらったりとか。ちょっと良くなかったときも怒られるんじゃなくて「もうちょっとこうしたほうがいいよ」って感じで言ってもらえるので、「次はこうしてみよう」って思えるし、実際にうまくできたときにはみんなで「良かったね」ってなったりする──そういうところですかね。
──そういった日々の積み重ねが自信につながって、「もっとがんばろう」と思える原動力にもなっているんですね。
そうです！ はい！
堀之内先生に聞いてみた！ 最近の“推し”は？
突然の質問に戸惑いつつ、「やっぱり自分の子ですかね（笑）」と答えてくれた堀之内先生。6歳と1歳のかわいい盛りの我が子の存在が、保育士として働く励みにもなっているようです。もはや最近の推しではなく永遠の推しですね。
3. 園長インタビュー
話を聞いた人
園長 川上亜矢先生
短大で保育士免許を取得し、幼稚園で3年、保育園で5年働く。結婚を機に一度は退職するが、子育ての落ち着いたタイミングで保育士（パート）として復職。さらにステップアップのためにニチイキッズに正職員として転職。現在は「ニチイキッズはつしば保育園」の園長を務める。
堀之内先生は周囲の雰囲気を明るく、柔らかくしてくれる存在
──堀之内先生の第一印象はどんな感じでしたか？
はい、堀之内先生はとっても明るい、ほがらかな感じで、そこにいてると雰囲気がすごく柔らかくなる方ですね。
ちょっとおっちょこちょいなところはあるんですけど（笑）、「何事にも一生懸命で積極的な良い先生だな」と思ってます。
──小規模保育園なので、お預かりしているのは0歳・1歳・2歳の小さなお子さんになると思うんですが、堀之内先生らしさが活かされていると思う部分はありますか？
一番は雰囲気だと思うんです。
同じくらいの子どもさんがいてるのもあるんだと思うんですけど、子どもさんに対する接し方がすごくいい感じなんですね。いつも笑顔だし、雰囲気も優しいし……。初めての集団生活に入ってくる子どもさんって、いろんな面で緊張すると思うんですけど、堀之内先生の雰囲気だと安心して通えるっていうのがあると思うんですね。
それから、子どもさんたちに「なにかしてあげよう」という気持ちがすごく溢れてまして、いろんなアイデアを持ってるんですね。例えばクリスマスとか、年間の行事に関しても積極的で「部屋も楽しい雰囲気にしよう」ってすごく考えてくれる先生ですね。
──堀之内先生は今はパートタイムで働いているということなんですけど、「これからは時間を延ばして保護者対応も頑張りたい」と言っていました。堀之内先生にこれから期待されることは何でしょうか？
年齢的にも若いので、まだまだ伸びしろがあると思うんです。これからいろんな経験を積んでアイデアの引き出しをどんどん増やしていってくれたら──。それから先生自身も言ってましたけど、保護者さんと積極的に会話をしていってくれたら、もっともっと良い先生になってくれるんじゃないかなと思います。絶対良いものを持っているので。
──ちなみに、堀之内先生との間で印象に残っているエピソードとかはありますか？
いろいろありすぎて（笑）。一つには絞れないんですけど、とにかく堀之内先生がいてると雰囲気が明るくなるんですよ。たまに失敗することもあるんですけど、みんなの笑いを誘うような？ みんながちょっと「ほっこり」するような失敗だったりするんですね。なので、堀之内先生が出勤すると楽しいなって。
──最初「おっちょこちょいなところがある」と言っていたのは……。
そういうところですね（笑）。
──そんな堀之内先生がこの数年で「成長したな」と思う部分はありますか？
子どもさんに対する言葉掛けがどんどん増えてきていると思います。それもその場その場にあった言葉掛けができるようになってきてるかなって思うんですね。初めの頃は泣かれると「どうしたらいいんだろう」という戸惑いが見られたんですけど、今では臨機応変にさっと対応ができるようになってますね。
保育士も楽しく仕事を続けるために
──最後にニチイキッズで働くおすすめポイントを教えてもらえますか？
まず保育に関しては先生が楽しまないと子どもたちは楽しむことができないと思ってますので、「先生も楽しみながら仕事しましょう」っていう雰囲気です。
それと、残業や持ち帰りの仕事がない、完全週休2日制。そういうところはきっちりしているので働きやすいんじゃないかなと思います。今までの保育業界ではその辺があいまいだったりしたので……。
ニチイキッズはつしば保育園も子どもさんがいてる先生ばっかりなんですけど、子どもさんが病気になったときにはみんなで調整して休めるようにしているので、子育てしながらでも仕事を続けられる園ではないかなと思ってます。実際、ニチイキッズはつしば保育園はオープンして3年なんですけど、その間に5人の先生が産休育休取ってます。
──復職している先生も多いんですか？
そうですね、はい。堀之内先生も産休育休から復職されましたし、ほかにも育休中の先生が2人、妊娠中の先生が1人いますね。
──最初は「保育士として働く自信がなかった」という堀之内先生が、小さいお子さんを育てながらも「働ける時間を増やしたい」と言っていたのが印象的でした。ニチイキッズの環境によって成長された部分があるんでしょうね。
そうだとうれしいですね！
4. 採用グループからのメッセージ
ニチイキッズの保育理念は「おもいっきり遊ぶ。おもいっきり学ぶ。」ですが、保育をおこなう先生方に対しても同じ思いがあります。ニチイキッズでは先生たち一人ひとりの保育への思いを大切に、自分のやりたい保育を「おもいっきり」できる環境を整えています。
0歳・1歳・2歳児に対する保育ニーズが高い西日本エリアには小規模保育園が数多くありますが、小規模保育園の魅力はやはり子ども一人ひとりに寄り添った保育をおこなえるところです。自分のやりたい保育があるという方、子どもたち一人ひとりに寄り添いたいという方にぜひ応募していただきたいと考えています。
小規模保育園は子どもたちにとって“もう一つの家”。私自身さまざまな園に足を運んで実感していますが、ニチイキッズの小規模保育園には家庭的な穏やかでゆったりとした時間が流れています。見学にも応じていますので、ぜひこの雰囲気を感じてみてください！（採用グループ 清水）
5. 数字で見るニチイキッズ
平均残業時間は月3時間（持ち帰り残業もなし！）、年間休日数121日以上と、ニチイキッズでは先生たちが「おもいっきり」働けるよう工夫を凝らしています。
さまざまな形態の保育施設を運営しているニチイキッズですが、「家庭的な雰囲気の中で子どもたち一人ひとりと向き合いたい」という方には小規模保育園がおすすめです。みなさんのご応募をお待ちしています。
