
「憧れの先生」の影響で保育士に

ーまずはお二人の自己紹介をお願いします。
藤原さん:「キッズスクウェア六本木ヒルズ」施設長の藤原です。わたしは地元・山梨の保育園で3年間働いていたんですけど、東京で最先端の保育を学びたくて、キッズスクウェアを運営するアルファコーポレーションに入社しました。
入社後は、「キッズスクウェア永田町」で8年間働いて、施設長になりました。その後、キッズスクウェア六本木ヒルズのリニューアルオープンにともない、2018年7月から異動してきました。社歴は9年目、保育歴は12年目となります。
-ー保育士を志したきっかけはありますか?
子どものときにお世話になった先生が本当に憧れの存在で、ずっと保育園の先生になるのが夢でした。大きくなってもその夢は変わらず、大学で保育を学び、資格を取って保育士になりました。
ー子どもの頃からの夢が叶っているんですね。

キッズスクウェア六本木ヒルズ保育室
「英語力」も活かせる保育園

小本さん:わたしは短大卒業後、子ども英会話の講師と子ども服の販売職に就いてから、2017年3月にアルファコーポレーションに転職しました。園では主任を務めています。
ー珍しいご経歴ですね。保育士の資格を取得して、なぜ一般企業に?
小本さん:小学生のときにアメリカに住んでいたので、英語力を活かして子どもと関われる仕事に就きたかったんです。それでいろいろと調べているうちに、英会話の先生も楽しそうだし、子ども服も可愛いなって。
ー英語力は大きな強みですね。アルファコーポレーションに転職した理由を教えていただけますか?
小本さん:やっぱり「保育の現場で働きたい」という気持ちが強くなったので、転職サイトで仕事探しをはじめて、「外国のお子様が多い園があります」ということで、キッズスクウェア六本木ヒルズをご紹介いただき転職を決めました。園には日本のお子さま、様々な外国籍のお子さまがいて、日々いろいろな国の文化に触れられます。

当日はハロウィンイベントがあり、仮装した子どもたちで華やかな雰囲気に
ー六本木という都会の園は働く環境としてどうですか?
小本さん:六本木という場所柄、いろいろな業種・役職の保護者さまがいらっしゃるので、その方々とコミュニケーションを取るなかで、一般企業で求められるようなビジネススキルも身につきます。
勤務地が六本木ということもありますが、通勤時の服装はオフィスカジュアル。「保育士」でありながらも「社会人」であるという意識が持てていいなと思います。
藤原さん:そこは会社の方針でもあるんですけど、1年目のマナー研修や主任研修、園長研修などでサポートをしてくれているので、ありがたいなと思います。
いちばんの魅力は「職場の人間関係」

-ー日常の保育はどのようにおこなっているんですか?
藤原さん:「キッズスクウェア六本木ヒルズ」は認可外保育施設ですが、認可園と同じように0歳〜5歳児の年間カリキュラムを月案、週案、日案に落とし込んで活動しています。保育案は現場のメンバーが話し合った案を主任とわたしで最終チェックしています。
ー「保育案の作成が大変」という声を聞くこともあるのですが、小本さんが転職したばかりのころはどうでしたか?
小本さん:現場の知識ゼロの状態で転職したので、正直すごく大変でした(笑)。だけど先輩や園長のアドバイスをもらって直していくなかで、「こんなふうに考えるんだ」と学んで、いまは何とか作れるようになりました。

保育室から東京タワーが眺められる、都会ならではのロケーション
ー藤原さんが新人さんの教育で気をつけていることはありますか?
藤原さん:園では年度がはじまる前に1対1でヒアリングをするんですけど、いまの現状を把握したうえで、3つの目標を立ててもらうようにしています。
その後は、2ヶ月に1回振り返りをして「達成できたから少しレベルアップしてみよう」「すこし難易度を下げてやってみない?」といったフィードバックをおこないます。
やっぱり人間なので、記憶だと忘れてしまうことをシートに残しておくことで、目標が明確になりますし、評価するときに変な気持ちのすれ違いが生まれなくなるのかなと。
ーお二人を見ていると、ふだんから仲が良いのが伝わってきますね。
小本さん:園長とわたしに限らず、本当に人間関係は良いと思います。みんな仕事中はテキパキしていて、仕事後は和やかな雰囲気に切り替わるのが心地良いです。
藤原さん:よく「人間関係がいいです」といってもなかなか伝わらないところがあると思うんですけど、ぜひ一度園に見学にきてほしいですね。
今日もこの後、ハロウィンイベントの打ち上げがあるんです(笑)。六本木は仕事終わりにみんなで行ける、美味しいお店がたくさんあるのも魅力ですね。

ーハロウィン以外にはどんな行事がありますか?
藤原さん:行事が特別多いわけではないんですけど「夏まつり」「クリスマス会」「節分豆まき」など、季節に合わせた行事をおこなっています。
小本さん:3月の発表会は1年間の集大成です。お父さん・お母さんを招いて、音楽に合わせて身体を動かしたり、歌を披露したりするんですけど、こちらが見ているだけで泣けてきてしまいます(笑)。

仕事のやりがいと今後の目標

ー保育士の仕事のやりがいと今後の目標を教えてください。
小本さん:わたしは0歳児クラスを担当しているんですけど、日々の成長が目に見えたときにすごく感動します。あとは保護者さまとの信頼関係というか、お話しするなかで距離が縮まっていくことを感じたときに「この仕事をやっていてよかったな」と思います。
まだ主任になって日が浅いんですけど、現場のスタッフを指導する立場でもあるので、藤原さんからいろいろなことを吸収して頑張っていきたいです。
藤原さん:すごく嬉しい言葉をもらいました(笑)。わたしのやりがいはやっぱり子どもとスタッフの成長なので、自分自身も現場で大好きな保育に関わりながら、スタッフを育てていきたいと思います。
目標としては、アルファコーポレーションは「子どもたちの笑顔」「保護者の笑顔」「働くスタッフの笑顔」の3つを大切にしているんですけど、それぞれのバランスをうまく取りながら、みんなの満足度を大きくしていきたいです。
ー本日はありがとうございました!
採用担当者に聞いてみました!

Q1. アルファコーポレーションの保育理念を教えてください。
未来に向かう「生きる力」を共に育む
Q2. 職員の研修や教育体制について教えてください。
園内では、会議の他、全員で共有すべきことを共有し、学ぶ「園内研修」「緊急時対応訓練」「避難消火訓練」などを毎月実施しています。社全体では、経験年数・役職別の研修の他、新卒をサポートするメンターの為の研修もおこなっています。
Q3. 会社全体でおこなうイベントなどはありますか?
年度の初めにその年の目標を共有したり、社員を表彰したりする「キックオフミーティング」があります。そのほか「ファミリアライゼーションパーティー」というものがありまして、今年は明治記念館で和食のマナー講習+食事会をおこないました。また、外部講師による全社員を対象とした講演会などもおこなっています。
Q4. アルファコーポレーションではどのようなキャリアパスをのぞめますか?
まずはいち保育スタッフとしてスタートしていきますが、スキルや適性をみてリーダー、主任、センター長(園長)やスーパーバイザー、本部スタッフへとステップアップしていただけます。アルファコーポレーションでは藤原さんのように若くしてセンター長(園長)を任されることもあります!
Q5. 保育士さんの年齢層はどれくらいですか?
20代から60代まで、幅広い年代の方が活躍しています!新卒で入社された若手スタッフから、他の園や他の業界で経験を積んで入社された中途スタッフ、非常勤の方の中には子育てだけでなくお孫さんの面倒まで見てきているような“子育てのベテラン”スタッフなど、いろいろな年代・経験をお持ちの方が働いています。
その他「限定正社員制度」を利用して、子育てをしながら時短勤務をしている方もいます。