理想の看護に出会えた!パーキンソン病に特化した老人ホームPDハウスで働く看護師が話す転職理由と魅力

転職で入職前の希望は叶ったのか。転職後のリアルな感想を上司との対談を通して聞くインタビューシリーズ。今回は、パーキンソン病専門の住宅型有料老人ホーム「PDハウス港南台」に転職した看護師とその上司に話を聞きました。【PR】株式会社サンウェルズ

理想の看護に出会えた!パーキンソン病に特化した老人ホームPDハウスで働く看護師が話す転職理由と魅力_KV

目次

パーキンソン病専門ホームとは?

パーキンソン病に特化したPDハウス

株式会社サンウェルズは2006年の設立以来、パーキンソン病に特化した住宅型有料老人ホーム「PDハウス」を中心に、介護事業を幅広く展開しています。

パーキンソン病とは、脳の異常によって身体の震え、筋肉・関節の硬化、歩行障害などの症状が起きる神経難病です。PDハウスは順天堂大学との共同研究や専門医との連携により、パーキンソン病介護の専門性に特化したホームだからこそできるサービスを提供しています。

PDハウスが提供する3つのサービス

PDハウスで働く看護師は、社内研修制度や専門医による研修を利用することでパーキンソン病に関する専門性を高めることができます。今回は神奈川県横浜市にある「PDハウス港南台」に転職した看護師の多田さんと上司である安冨さんに、転職して感じたリアルな感想を聞きました。

話を聞いた人

多田さまプロフィール画像

多田 香織さん(看護師)

看護師歴11年目。一般病院の急性期、神経外科、脳神経外科で経験を積み、ホスピスに転職。パーキンソン病患者と接し、残存機能を維持することのできない環境へのもどかしさから転職を決意。2023年6月に株式会社サンウェルズに入職し、PDハウス港南台にて勤務。

安冨さまプロフィール画像

安冨 直美さん(管理者 看護師)

看護師歴17年目。一般病院の急性期をはじめ、多数の診療科で経験を積む。前職では多田さんと同じホスピスに勤務。病院以外で看護知識が活かせるところを探した結果、株式会社サンウェルズに出会い、2022年10月にPDハウス港南台のオープニングスタッフとして入職。

「こんな画期的な施設があったとは」求めていた看護との出会い

対談中の安冨さんと多田さん

前職では同じホスピスに勤務していたふたり。そこでパーキンソン病患者と接する機会も多かったといいます。入職の決め手は共通した「ある想い」でした。

”多田さんプロフィール画像
前職が嫌いになって辞めたわけではないのですが、パーキンソン病の方にとって、ここ(以前の職場)での過ごし方が果たして最善なのだろうかと疑問に感じていました。

というのも、パーキンソン病の方って症状の出方や状態に波があるんです。悪い状態だけをみて寝たきりにさせてしまうのはもったいない、もっとできることがあるのではないのかと考えていたところ、先に転職した安冨さんからPDハウスの話を聞いたんです。

”安冨さんプロフィール画像
私もホスピスでは、パーキンソン病の方がリハビリもできず、本来できることもさせてあげられていないことにもどかしさを感じていました。

PDハウスはリハビリを強化しているし、看護師以外にも医師、薬剤師との連携や、リハビリ職、介護職の人員も充実して、ほかにはない施設だと思って。

PDハウスのリハビリ施設
PDハウスではどの施設にもパーキンソン病を患う利用者に合わせたリハビリスタジオと充実したリハビリ器具を設置

”多田さんプロフィール画像
それを聞いて、「なんて画期的な施設があるんだ!」と感動しました。寝たきりと判断されてしまいそうな人がPDハウスでは普通に歩いてリハビリもしている。すごいところだぞと衝撃を受けましたね。

”安冨さんプロフィール画像
医療職だけではなくリハビリ職や介護職がいて、薬剤師や医師ともすぐに連携を取れるだなんてほかにはないです。多職種が連携できる良さを日々実感しています。

”多田さんプロフィール画像
あと、会社の基本理念である「自らが輝き、人を元気にする」が、私の看護観と合っていると感じたんです。

私は子どものころ病気がちで何度か入院しました。その経験から、病気になると諦めなければならないことってたくさんあると感じたんです。

”安冨さんプロフィール画像
え! そんな経験があったのね。

”多田さんプロフィール画像
話したことなかったですね(笑)。自分が輝かないと人に元気をあげられないと心から思っています。

”安冨さんプロフィール画像
わかります。ホスピスでは年に160人ほどのお看取りをしていたので、精神的につらいと感じることも少なくなかったですよね。働いている人のメンタルケアも大切なのに、辞める人の理由は環境や人間関係にあり、職員の心をケアできていたとはいえませんでした。

PDハウスは管理者としての募集だったので、職員が笑顔で働きやすい環境を自分がつくりたいと思ったんです。

「一人で背追い込まなくていい」そんな環境・働き方を実現させる

対談する安冨さんと多田さん

PDハウスで働く看護師は、施設内にある居室を訪問する訪問看護業務とナースコールの対応などをおこなう施設業務の2パターンがあります。どちらも経験できるよう、シフト制でバランス良く分担しているといいます。

”安冨さんプロフィール画像
最近よく夜勤に入っているよね?

”多田さんプロフィール画像
夜勤のほうが(PDハウスの)利用者さんとじっくり関われるのかなと思い、積極的に入っています。初めて夜勤に入ったとき、人員体制が充実していることに驚きました。

”安冨さんプロフィール画像
たしかに、前職では夜勤に3人いたら多い感覚でしたが、ここでは10人くらいいますね。勤務先によっては、夜勤中に記録を書こうとしたらすぐナースコールが鳴って結局1文字も書けないなんてところも少なくないと思うんです。

”多田さんプロフィール画像
PDハウスでは夜間でも人がたくさんいるので、落ち着いて業務に取り組めますし、わからないことがあってもすぐに聞けますよね。夜勤が苦手で日勤しか入っていなかった人でも、ここでは積極的に入っているようです。

対談する安冨さんと多田さん

パーキンソン病の患者には薬で症状が出ない状態「オン」と薬が切れ症状が現れる状態「オフ」があり、突然スイッチが入ったように症状が出たり出なくなったりします。

”安冨さんプロフィール画像
PDハウスではオンオフに合わせて接し方を多職種と相談して決められるのが特徴ですね。ほかの施設や病院であれば、悪い状態が出たら寝かせておこうという判断になることも多いと思いますが、ここでは本人の希望に応じてリハビリやレクリエーションにも参加できます。

筋力低下により声が小さくなってしまったり、ジスキネジアで身体が震えてしまい物が持てなかったりするんです。でも、レクのカラオケに参加すると不思議と声が出たり、将棋に参加すると駒をスムーズに置けたりして、本当に人間の力ってすごいなと思うんです。

*自分の意志とは関係なく体の一部が勝手に動いてしまうこと

人を大事にし、育てる土壌がある

PDハウスはパーキンソン病の専門知識がなくても、入職後の研修や専門医主催の勉強会でキャッチアップできる環境だといいます。

”多田さんプロフィール画像
病気だから寝たきりにさせるのではなく、その人を元気にできる方法がきちんと考えられている点はPDハウスのいいところだと思います。

”安冨さんプロフィール画像
良い状態と悪い状態を見極めるのは慣れないと難しいかもしれないですね。意識が飛んでしまっているのか、単に薬が切れてしまったのか。

”多田さんプロフィール画像
私にはまだ難しいですね。

”安冨さんプロフィール画像
ここで働く人全員最初はそうだと思うよ。意識レベルの低下なのかオフ状態なのか判断するのが難しく、医師に報告することも結構あります。利用者さんのことがわかってくると判断できるようになってくるから大丈夫。

それに、一緒に働く人も誠実な人が多いので、わからないことがあっても嫌な顔一つせず教えてくれますしね。人を育てようとする体制があり、成長し続けられる環境だと思います。

対談中の安冨さん

”多田さんプロフィール画像
入社後、オンラインで3日間の研修を受けたんですが、凝縮された充実の内容でした。つくった人すごいなって思いながら受けていましたね。研修期間後もOJTが2週間あり、月に1回くらい何らかの勉強会や研修があるので、専門知識は入職後に十分身につけられます

これまでは働きながら業務を覚えるという環境が多かったのですが、ここでは学ぶ機会が豊富にあるので親切だなと思いました。

”安冨さんプロフィール画像
私はオープニングスタッフだったので、1ヶ月間の研修を受けました。記録の書き方から利用者患者さんへの接し方まで研修だけでなく、現場の職員に丁寧に教えてもらったおかげでいまがあるなと思っています。

対談中の安冨さんと多田さん

多職種連携がある強み

PDハウスでは、全職種のスタッフが参加する定期カンファレンスがあるといいます。

”安冨さんプロフィール画像
定期カンファレンスには多職種が参加するので、看護の視点だけでなく介護、リハビリそれぞれの意見が聞けることが心強いなと感じています。

こちらは医療目線で考えるので、嚥下が難しいと思ったら「食事形態を変えようか、一旦ストップしようか」という発想になりますが、介護やリハビリの人からは「姿勢を変えると食べやすいんですよ」と言われたり。

”多田さんプロフィール画像
視点が違うので勉強になりますよね。

立てない利用者さんに対して私たちからすると「寝かせておこう」「車椅子を使おう」という判断になります。でも、他職種からは「こちらの方は棒に掴まれば立てます」などのアドバイスがあって、実際にそのとおりで。

看護だけで判断しなくていいし、別の視点からのアプローチを聞いて実践できるのは勉強になるなと思いますよね。

対談中の多田さん

看護師の存在意義は大きい

管理者として職員が笑顔で働ける職場づくりを目指す安冨さんと、専門知識を深めつつ利用者さんの心を元気にする方法を模索する多田さん。入職後、印象的だったことを話してくれました。

”多田さんプロフィール画像
入職後は、一般病院では知ることのできないような治療方法や利用者さんへの接し方に衝撃を受けました。

”安冨さんプロフィール画像
そうだよね。脳の中に電極を入れて刺激する治療法とかね。薬にしても効果が切れたら如実に症状が出始めます。薬の調整って私たち看護職の観察がとても大切なんです。時間の経過とともにどのような症状が出たのかなど医師に細かく伝えることで、薬が調整されるので。日々、自分たちの存在意義を実感しています。

”多田さんプロフィール画像
パーキンソン病と末期の病気の違いは「生きていかなくてはならない」ことだと思っています。入職後に一番感じていることは、その事実に不安を抱えている利用者さんがいかに多いかです。

”安冨さんプロフィール画像
同じ病気の人と過ごすから利用者さん同士で友達にもなれるし、共感できる。そこが良い点である一方、症状が悪化する様子も目にするので「自分もああなってしまうのかな」と不安にも感じてしまうんですよね。

”多田さんプロフィール画像
不安を抱えつつも、利用者さんが一日一回でも笑顔になって楽しく過ごせることを心がけて接しています。とくに、居室を訪問するときは必ず笑いを取りたいなと思っているんですよ。なので、元気がなさそうな利用者さんがいると、マッサージついでにちょっとくすぐってみたりします。

”安冨さんプロフィール画像
くすぐられたら笑っちゃうよ(笑)。

日によって身体も心も変化するので強い不安もあると思います。そんな利用者さんを見て、看護師として精神的につらいと感じてしまうことももちろんあります。でも多田さんが言うように、少しでもその不安を軽減できたらと思いますし、気持ちに寄り添いたいと思いますね。

最後に、今後PDハウスでおふたりがどのような人と一緒に働きたいか教えてもらいました。

”多田さんプロフィール画像
PDハウスで働いてみて、相手の言葉を待つことも思いやりだと気付かされました。

パーキンソン病の症状で発語がうまくいかないときがあって、私は利用者さんが話すより先に「痛い?」「体勢変える?」など選択肢を与えてしまっていました。でも、先輩が利用者さんが一生懸命話し終わるのをじっくり待っているのを見て、ハッとしたんです。

自分自身もそう心がけたいですし、これから一緒に働く人も利用者さんの不安な気持ちをわかちあえるような優しい人がいいなと思いますね。

”安冨さんプロフィール画像
利用者さんに寄り添っていくためにも、職員自身が楽しく働いていてほしいと思っています。まずはそういう環境づくりをするのが私の役目かなと。そして、その環境に前向きで明るい人が集まってきてくれたら嬉しいなと思っています。

PDハウス港南台で働く安冨さんと多田さん

求職者の方へのメッセージ

人事部からのメッセージ

株式会社サンウェルズは全国にPDハウスを31施設運営しており、2030年までに100施設展開予定です。

PDハウスで働く看護職は一つの疾患について深く学び、実践することができます。看護職・介護職・PT・OT・STによる多職種連携やチームワークを大切にし、入居者さまに寄り添った「今までにない新しいサービスの提供」を実現しています。入社した職員から「こんな施設があったんだ!」との声が寄せられることも少なくありません。

PDハウスで働く職員は、明るく前向きで向上心があります。「自分も、入居者さまも、周りのスタッフも大切にできる」そんな方にぜひご応募いただきたいと思います。

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