「超健康社会」を、日本のスタンダードに。
2004年に大阪府堺市で設立された株式会社ビーナスは、「超健康社会」を、日本のスタンダードに。というビジョンを掲げ、デイサービスや訪問看護、訪問リハビリ、放課後等デイサービスなどの多角的な事業を展開しています。
デイサービスでは半日型でフィットネスに特化した「ビーナスクラブ」、半日型入浴&リハビリをおこなう「ビーナスプラス」、一日型の「ビーナスケアセンター」の3タイプを運営しています。利用者の希望や身体状況に応じて、豊富な選択肢を提供しているのが特徴です。
念願の関東進出も果たし、2024年の創立20周年を目前に今後も続々と新規オープンを目指しています。
今回は介護未経験ながらビーナスに入社し、同社をけん引する立場へとキャリアアップした3人にインタビュー。ビーナスの魅力と急成長を遂げた理由を探ります。
話を聞いた人
河村 愛さん(ケアセンター事業課 ユニットディレクター)
飲食業界で10年以上経験したのち2014年に株式会社ビーナスに入社。無資格・未経験ながら着実にスキルを磨きながらキャリアを築く。現在は一日型デイサービス「ビーナスケアセンター」のマネジメントを担う。
古藤 太一さん(ゼネラルディレクター兼スペシャリストセラピスト)
理学療法士として総合病院に勤務後、2015年に知人の紹介で株式会社ビーナスに入社。半日型デイサービス「ビーナスプラス」のリハビリを担当したのち、一日型デイサービスの事業再建の実績が評価されゼネラルディレクターへと昇格。多岐にわたる事業の運営管理をおこなう。
村上 尚志さん(ゼネラルディレクター)
メーカーなど複数社でマーケティング、商品企画、広報と幅広く経験。事業内容と社員の人柄に惹かれ2014年に株式会社ビーナスに入社。事業所の運営サポートから採用、人材育成などを経験したのち、現在は販売促進と社内イベントの企画・運営などを担当。
未経験でも扉を叩きやすい

──みなさん入職までのご経験が異なりますね。なぜ前職を辞めてビーナスに入社したのでしょうか?

ビーナスに入るまではずっと飲食業界で働いていました。ほかの業界も経験したいと思い求人を探していたところ、ビーナスに出会いました。
無資格・未経験だったので不安も大きかったのですが、フィットネス型ということで介護度が低い方が利用されていると聞き、私にもできるのではないかと思い応募してみました。

前職では理学療法士として病院に勤務していてポジショニングの研究や新人・学生の指導をしていました。やりがいはあったのですが、ビーナスで働いている理学療法士の知人から話を聞いておもしろそうな会社だなと思い入社を決めました。

私はさまざまな業種で主にマーケティングや広報を担当していました。これまで経験したことのない業界やサービスに携わりたいと思い転職活動をしていたところ、ビーナスの事業所の運営をサポートする求人を見つけて応募しました。
他社の選考も進んでいたのですが、ビーナスの施設を見学したら働く人もご利用者さまも元気で笑顔。一瞬で「ここで働きたい」と気持ちが固まりました。
──サービス内容や人柄に惹かれて入社を決めたんですね。入社から現在までの主な業務内容を教えてください。

入社当時はデイサービスの運営サポートなどバックヤード業務を中心におこなっていましたが、現在は会社のウェブサイトや印刷物の制作・編集、動画作成、広告運用のほか社内イベントの企画・運営をしています。

私はフィットネス型デイサービスでご利用者さまに運動を指導するパートスタッフとして入社して、2年後に社員になりました。その後は同施設の管理者を経験してから一日型デイサービスにリーダーとして異動。いまは3ヶ所の責任者を務めています。


ふたりと同じで私も入社当時と現在では業務内容が大きく異なります。最初は理学療法士としてリハビリをおこなっていましたが、途中で河村さんも担当している一日型の事業再建に携わり、現在はデイサービスとケアプランセンター、訪問看護ステーション、訪問鍼灸の統括をしています。
一日の半分くらいを会議が占めていますが、合間に各事業所を訪問したりスタッフ育成をしたり、採用面接をおこなったりと多岐にわたりますね。

──業務範囲が広いですね。河村さんと古藤さんは介護未経験での挑戦でしたが、知識や技術は入社後に身につけたのでしょうか?

はい。ビーナスにはさまざまな研修が用意されていて、資格の取得や必要な知識の習得もサポートしてくれます。教育体制が整備されているのも魅力の一つですね。
私もまったく違う業界から入りましたが、充実した研修内容もそうですし周りがサポートしてくれました。いまも経験や職歴問わずというところは変わっていないので、無資格・未経験の方でも扉は叩きやすいのかなと思いますね。


よりスキルアップを図りたい人は率先して受講することもできますし、上司が勧めることもありますね。ビーナスでは「グローイング・アカデミー」という学習ツールも導入しています。100種類以上の研修から役職や職種に応じた内容が選べて、対面でもオンラインでも受講できます。

以前古藤さんが研修を受けたい人を募って受講しに行っていたでしょう? あの取り組みいいなと思いました。

一人で研修を受けに行くってなかなか勇気が必要だと感じたんです。同じ志を持つメンバーと一緒に受ければモチベーションも上がりますし、「今度は違う研修も受けてみよう!」という意欲も湧いてきます。ただ大切にしているのは、強制参加ではなく本人の学ぶ意思を尊重するということです。

日頃の業務から「やりたい」が見つかる
──みなさんは着実にスキルアップ・キャリアアップを遂げています。ビーナスで働く人全員に昇進のチャンスが設けられているのでしょうか?

どんな職種・職歴の人でもあります! ビーナスに入って感じたのは、前職とは比べものにならないくらい昇給・昇格の機会があるということでした。
年功序列も一切なく、誰でも「やりたい」と思ったことに挑戦できる環境です。

そのサポート体制も整っていますよね。パートから正社員に登用されたとき、自分で務まるか、家庭と両立できるかなど正直不安もあったんです。でも、会社も一緒に働く人たちも協力的で温かい環境だなと思いました。
古藤さんも言ったようにやりたいことをやらせてもらえるのもいい点ですし、チャレンジしたこと自体を会社が認めてくれるのもビーナスならではだなと感じています。

やりたいことも日々の業務から見つけやすいんですよね。初めて管理職になったとき、それまでの業務と求められるものがまったく異なること、自分のスキル不足に気付かされました。でも、できない原因は「自分だから」ではなく単に「やり方を知らないから」だと思い至ったんです。そこから半年くらいは毎日のように社内外の研修を受けに行き、日々の業務でアウトプットを続けました。
チャレンジする機会が豊富にあり、自分に足りないところはサポートしてくれる環境も整っています。ビーナスに入っていなかったらいまの自分の能力は得られていなかったと思いますね。
──ビーナスでは「常識を超えるチャレンジで、ワクワクする明日を創る。」という使命を掲げています。これまでのチャレンジを振り返って印象的なことは何でしょうか?

私は広報・販売促進の専門職として入ったのですが、気づいたら新規事業所のオープンや採用など専門外のこともこなしていました。どれも自分にとってはチャレンジの連続でしたね。
毎年の新規出店に加え、2〜3年に一度は新しいサービスを生み出していたり、研修も以前と同じ内容を踏襲するなんてことはありません。常に何か新しいことへチャレンジしているという感覚です。

私は半日型から一日型のデイサービスに責任者として異動したことですね。最初は自分でいいのか、やっていることが正しいのか本当に不安しかなくて、先がまったく見えませんでした。1年やって無理なら辞めようとさえ思っていたんです。
でも、自分に与えられたチャンスなのかなと思い続けてみたら、だんだん楽しいに変わってきてちょっと先が見えるようになってきたんです。いまも不安やドキドキはありますが、スタッフがついてきてくれるので心強いです。
毎日上司である古藤さんにメールでは報告・相談していますが、心配ごとがあれば直接会って相談できますしね。


私は一日型デイの立て直しを任されたことですかね。あとはビーナス独自の「リハビリ介助」を考案したのも大きな成果かなと。
本当にいろいろなことがあって、振り返ると入社から走り続けてきた感じがします。しんどいと思うこともありますが、現場を知っているので「いまの時間帯は送迎でご利用者さまを送っている仲間がいる」「入浴介助を頑張っている仲間がいる」と想像すると、自分だけが頑張っているわけじゃないと気が引き締まります。
現場から管理職に上がってきたからこそ、みんなの努力を絶対に無駄にしたくないと思っています。
──人によっては、発言したりやりたいことを表明したりするのに勇気がいるのではと思います。チャレンジできる環境づくりのための工夫があれば教えてください。

ビーナスには「ビーナス7カルチャー」というものがあります。「ビーナスってこんな風土の会社だよね」と話し合ってつくりあげたモットーで、社員みんなで共有しているんです。
そのなかに「話して話して、縮めるキョリ」「あなたの発想がカタチになる」というのがあり、まさしくビーナスを表していると思います。
たとえ新入社員でも改善したほうがいいと思うことは、積極的に発信できるような風土、雰囲気づくりに、会社としても努めています。

そうなんです! スタッフミーティングの場でも、せっかく勇気を持って発言したのに反対意見が出たら心が折れますよね? なので、提案して即却下ということは絶対にしません。まずはじっくりと話し合います。
私も部下には「積極的に発言しよう」とアドバイスしていますし、発信したいことがあるのに言い出しにくそうなスタッフには、こちらから話せる環境を設定します。
会社の規模が変わっても温かい
──ビーナスではどのような人が働いていますか?

とにかく素直、元気、前向き、思いやり・協調性がある人が多いです! ビーナスに入るうえで必須の要素でもあり、これらがあれば介護未経験であっても必ず成長していきます。

そうですね、古藤さんも言ったように介護経験はまったく問わないので、本当に多様な経歴の人がいます。共通しているのは人の話に耳を傾けられること、元気に仕事に取り組めることだと感じています。

思いやりがある人。これに尽きるかなと。どんな状況でもご利用者さまや一緒に働くスタッフのことを考えられる人が多いので、家族のような間柄です。
会社の規模が小さいころからアットホームな環境でしたが、それはいまでも変わらないですね。
──従業員数が1,100人を超えても「アットホーム」といえる環境をつくることは容易ではないと想像します。

たしかに事業所、従業員にはそれぞれのカラーがあるので、まとめるのは簡単なことではありません。でも、目指す場所が一緒だから家族みたいに絆が強くなっているんじゃないかなと思います。全員が楽しく働きたいし、ご利用者さまに明るい雰囲気を提供したいと思っているんですよ。

目指す場所を確認する機会として、年に一度中期経営計画発表会があります。翌年の取り組みについて部署ごとにとことん話し合った内容を発表し、他部署がフィードバックをおこなう取り組みです。
この話す・反応を得るという過程を通して仲間意識が醸成されているのではないかなと思いますね。
──スタッフ間でのコミュニケーションで心がけていることはありますか?

ご利用者さまの安全を守るという責任のある仕事なので、緊張感ももちろんありますが、私自身毎日ワクワクしながら働いています。なので、スタッフにも仕事ではあるけれど楽しさも認識してもらえるよう、行き詰まっていることはないか聞いて自分が引っ張っていくよう意識しています。

立場上、私が現場に行くと緊張してしまう人もいるかもしれません。しかし、ビーナスでは本当に上下関係が緩やかなので、とことん話して距離を縮めるよう心がけていますね。

──では、最後にみなさんが今後ビーナスで成し遂げたいことを教えてください!

入社以来、想像もできなかった経験がたくさんできたので、今後も新しいことに挑戦したいですね。
おふたりもそうですが専門にとらわれずに「とりあえずやってみよう」の精神が社員に根付いているので、意志があれば何でもできる会社だと思っています。

私は海外進出を視野に入れています。日本の介護技術や接遇の良さは誇りなので、海外でも広めていきたいなと思っています。まだ自分のなかの構想段階ですけど。

私はトップに立ちたいという希望はないんです。でも、信頼している上司にはもっと上にいってほしいと常に思っています。それを下で支えながら一緒に成長していきたいですね。

いまの録音してアラーム音にします!

起きられへん(笑)。
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