医療介護業界では寸志として支給されるところが多い
ボーナスというと正職員に対してのみ支給され、パートには関係ないものと思われがちです。しかし、医療介護業界では正職員にボーナスを支給する時期に、パートに対しても同じように寸志として支給するところが多くみられます。その理由として考えられるのは、「パートとして働く人が多い」、「一般企業と違い利益を追求しているわけではないので業績の影響を受けにくい」という2点。また、寸志の支給回数についてジョブメドレーの求人情報をみてみると、年に1~4回支給しているところもあるようです。
そもそも寸志って何?ボーナスとは違う?
寸志とは、一般的に「主に自分のことをへりくだって言う、少しばかりの志や贈り物」という意味として使われる言葉です。ボーナスは日頃の仕事の出来により査定され、金額が決められるものです。そんなボーナスと違い、寸志は働く人へ対する気持ちとして支給されています。ジョブメドレーの求人情報をみてみると、寸志の金額は大抵が数万~10万円程度。ボーナスに比べてやや少なめの設定です。金額についての定義がないため職場により違ってくるとは思いますが、これくらいのものだと考えてよいでしょう。
寸志とはいえ支給されると嬉しいものです
普段のお給料とは別に臨時収入をもらえると、たとえ少額だとしても嬉しいものです。いつも頑張って働いているご褒美として、美味しいものを食べに行こう、欲しかったものを買おう——。そんな想像をするだけで仕事に対するモチベーションがあがることでしょう。せっかく同じように働くのなら、寸志を支給してもらえる職場を選ぶのも一つの手です。ジョブメドレーで求人検索をする際には、ぜひ「給与の備考」欄の寸志についての記述も注目してみてください。