目次
1.第119回歯科医師国家試験の実施日程と概要
試験日
2026年(令和8年)1月31日(土)及び2月1日(日)
試験地
北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県
受験願書の配布時期
2025年10月中旬以降
受験願書は各大学で配布されるほか、郵送または窓口(医師国家試験運営本部事務所または医師国家試験運営臨時事務所または厚生労働省)にて請求できます。
なお、願書が手元に到着するまでに請求から1週間程度かかるため、早めの請求をおすすめします。
受験申し込み期間
2025年11月4日(火)〜11月28日(金)
受験手数料
1万8,900円(受験願書に収入印紙を貼る)
合格発表
2026年(令和8年)3月16日(月)午後2時
厚生労働省サイトの資格・試験情報ページにて、受験地・受験番号を掲載して発表され、合格者には合格証書が郵送されます。
>国家試験合格発表|厚生労働省(※発表前は非公開)
2.第119回歯科医師国家試験の出題範囲
歯科医師国家試験の出題基準は4年ごとに変わります。第119回の出題範囲は、次のとおりです。
【必修の基本的事項】
- 医の倫理と歯科医師のプロフェッショナリズム
- 社会と歯科医療
- 予防と健康管理・増進
- 人体の正常構造・機能
- 人体の発生・成長・発達・加齢変化
- 主要な疾患と障害の病因・病態
- 主要症候
- 診察の基本
- 検査・臨床判断の基本
- 初期救急
- 治療の基礎・基本手技
- 一般教養的事項
【歯科医学総論】
- 保健・医療と健康増進
- 正常構造と機能、発生、成長、発達、加齢変化
- 病因、病態
- 主要症候
- 診察
- 検査
- 治療
- 歯科材料と歯科医療機器
【歯科医学各論】
- 成長・発育に関連した疾患・病態
- 歯・歯髄・歯周組織の疾患
- 顎・口腔領域の疾患
- 歯質・歯・顎顔面欠損と機能障害
- 配慮が必要な高齢者・有病者・障害者等に関連した疾患・病態・予防ならびに歯科診療
※歯科医学各論において、出題割合の約6%を歯科疾患の予防・管理に関する項目から出題する
3.第119回歯科医師国家試験の結果速報
3月16日(月)の合格発表日に更新します。
4.過去の合格基準と合格率の推移
合格基準
歯科医師国家試験の合格基準は、必修問題が毎年80%以上です。領域Aと領域Bの合格基準点は毎年変動しています。
合格者数・合格率
歯科医師国家試験の過去5年間の合格率はおよそ61〜70%で推移しています。
5.合格後の免許申請手続き
合格後は免許申請の手続きをおこない、厚生労働省が管理する歯科医師名簿に登録されることで、初めて有資格者として業務が可能になります。申請から免許証が手元に届くまでは長くて4ヶ月程度かかることもあるので、合格後は速やかに申請手続きをおこないましょう。

申請書類の提出先
住所地を管轄する保健所
※一部の保健所は受付窓口となっていない場合があります。各都道府県のサイトで確認してください
受付時間
保健所(一部の県については県庁)の業務時間内
提出書類
〈必須書類〉
- 免許申請書(指定様式はこちら)
- 診断書(発行日から1ヶ月以内のもの、指定様式はこちら)
- 住民票の写しまたは戸籍抄(謄)本(発行日から6ヶ月以内のもの)
- 収入印紙 6万円(申請書内に貼付)
- (外国籍の人のみ)国籍がわかる書類
- 短期在留者:旅券その他身分を証する書類の写し
- 中長期在留者、特別永住者:住民票の写し
〈登録済証明書の発行を希望する場合のみ必要〉
- 登録済証明書用はがき(所定の様式)
- 所定料金の切手(速達を希望する場合は速達分の切手)
免許登録後、免許証が手元に届くまでは2〜3ヶ月ほどかかります。その間に登録済証明書の提出を求められる職場もあるので、必要な場合は発行してもらいましょう。登録済証明書用はがきは、主に保健所で配布しています。また、オンラインでの発行も可能です。
試験に関する問い合わせ先
歯科医師国家試験運営本部事務所
〒135-0063 東京都江東区有明3丁目6番11号 TFTビル東館7階
電話番号:03-5579-6903
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