「安全・安心・ここちよさ」を提供する保育園
—簡単な自己紹介をお願いします。
平池宏枝先生:園長の平池です。テンダーに入社した当初は院内保育室で働いていて、5年前に「テンダーラビング保育園 東陽」が新規オープンするタイミングでこちらに来ました。保育歴は24年で、当初はいろんな保育を経験したいという気持ちがあったので認可保育園、認可外保育園、社会福祉法人、院内保育室、子ども家庭支援センターなど、いろいろな園を経験してきました。
—もともと保育士になろうと思ったきっかけはなんですか?
遠い昔のような話なんですけど(笑)、わたしは4人兄弟の長女なんですが、近所に子どもが多い環境で育ったので、いつも10〜15人くらいで遊んでいたんです。そこから小さな子どものお世話をすることが好きになり、保育士を目指そうと思いました。
—複数の園を経験する中で、先生の保育観は変わりましたか?
若い頃とはだいぶ変わってきました。はじめはただ楽しく子どもと遊びたい、ふれ合いたいという気持ちしかなかったんですけど、20代後半で勤めていた園の影響で、子どもの想像力や感性を大切にする保育プログラムに触れて、こんなやり方もあったんだと、保育に対する視野が広がりました。
今は、管理をする立場になって、安全面の確保や救急緊急時の対応を強化して、園全体を良くしていきたいという気持ちが強いです。
また園長をやっている中で、担任一人ひとりの協力が大事だと実感しています。現場を離れた今では担任の先生たちがクラスの子どもたちのようで、自分で担任を持っていた時と変わらない感覚です。
若手のアイデアも積極的に取り入れる
—園の保育の特徴はどんなところですか?
保育の特徴は、保育士1人ひとりのやりたいこと・好きなことを保育内容に取り入れているところです。歴史の長い園では、保育のやり方が決まっていることも多いんですけど、わたしは安全を確保したうえで「つまづいてもいいから、まずやってみよう」と伝えています。
行事の際にも、当番になった先生なりのやり方でやってみようという方針で、いろんなアイデアを取り入れながら、子どもたちの成長に繋がるような企画をしています。
例えば、色染めをやる時に洋服のようなちょっと大きな素材に挑戦したり、普段体験できないようなこととしてスイカ割りをやってみたり。運動会の体操や競技も先生のアイデアにお任せしています。
—園長先生が今後やりたいことはありますか?
子どもが本をたくさん楽しめるように、小さな図書館をつくりたいと思っています。例えば、先生たちの部屋に本を借りに来たり、クラスでも本を貸し借りしたり、読みあったりできるような環境は理想的ですよね。
テンダーラビングのスタッフと職場環境
—いまスタッフは何人いるんですか?
常勤と非常勤合わせて約30名の保育士のほか、4名の調理師が働いています。年代も20代〜60代まで偏ることもなくいるので、バランスがいいですね。
小さいお子さんや小学校~高校生くらいのお子さんがいらっしゃる職員も多いですが、子育てがひと段落した方、新卒から入って頑張ってくれている方もいます。
—職場の人間関係はいかがですか?
自由な雰囲気の園なので、みんなのびのびとやってくれています。わたしがいる事務所は職員なら誰でも入りやすいようにしているので、何か相談したいことがあったら気軽に声をかけてくれるような感じで、かなりひんぱんにお喋りしてますね(笑)。
スタッフの働きやすさをサポート
—お休みは取りやすい環境ですか?
職員の希望を聞きながらみんなでシフトを調整しあっているので、お休みは取りやすい環境です。本社もしっかりと園の状況を管理してくれているので、困ったときはサポートしてくれます。小さなお子さんが熱を出したり、身内の方の介護で急なお休みが必要になったりしたときは、スタッフ同士のチームワークでカバーしています。
「保育はチーム」という考えを伝えたい
—どんな方に応募してほしいですか?
四季折々の行事や日々の保育を子どもたちと一緒に楽しめる人ですね。「夏祭り楽しみだね」「今年は何をやろうか?」といった会話を楽しみましょう。1人ですごいものを作らなくてもいいんです。子どもと一緒に作ったもので楽しむことが大切です。
あとは「保育はチーム」という考えで、一人で抱え込まずに、職員同士で悩みを共有して「一緒に解決していこう」って思える方には向いていると思います。年齢や性別問わず、長く働きやすい環境が整っているので、みなさんからのご応募をお待ちしています。