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インタビュー2019/12/25
伊豆大島に移住した看護師の仕事と暮らし〜自分のペースを保てる場所〜

東京から船でわずか2時間弱。日本唯一の砂漠や天然温泉、豊かな自然が魅力の「伊豆大島」。東京で生まれ育ち、大島へ移り住んだ看護師さんに“島ならでは”の仕事や暮らしについて取材しました。

大島に移住した看護師 雨宮さん

1.伊豆大島に行ってきた

大島に移住した看護師 雨宮さん

今回取材を受けてくれたのはこちらの方。

大島で看護師として働く、雨宮さん。大島での生活をはじめて1年半ほど経ったところでお話を伺いました。

雨宮さんの暮らす大島は、伊豆諸島の一つ。面積は伊豆諸島で最大となる約90㎢。本州からの距離ももっとも近く、東京からは約120km、伊豆半島からは約25kmのところに位置しています。


島の中心部には「三原山(みはらやま)」という活火山があり、その東側には日本で唯一の砂漠「裏砂漠」が広がっています。島面積の約7割は山林原野になっており、精油もされている「椿」が多数自生しています。

大島 三原山

三原山 ©大島観光協会


大島 裏砂漠

裏砂漠


人口は約7,500人、約4,500世帯が暮らしています。昭和20年代には人口約13,000人でしたが、昭和50年頃から減少が続いているそうです。

大島への主なアクセス方法は以下のとおり。高速ジェット船を利用すれば東京からは約1時間45分、伊豆半島からは約35分で到着します。時期によって運休する航路もあるため、詳しくは大島町役場の公式サイトをご確認ください。

交通手段 出発地 所要時間 片道料金(最安)
客船(夜行便) 竹芝港(東京) 約6時間 4,470円〜
客船(夜行便) 横浜港(神奈川) 約5時間40分 4,350円〜
高速ジェット船 竹芝港(東京) 約1時間45分 7,250円
高速ジェット船 久里浜港(千葉) 約1時間 4,820円
高速ジェット船 熱海港(静岡) 約45分 4,600円
高速ジェット船 伊東港(静岡) 約35分 3,840円
飛行機 調布飛行場(東京) 約25分 12,000円

※2019年12月時点


大島行きの高速ジェット船

高速ジェット船


船が発着する港は「元町港」と「岡田港」の2ヶ所。どちらの港に発着するかは、天気や海の状態によって当日の朝に決まるため、出発前には東海汽船の運行状況などでチェックするようにしましょう。

2.離島看護師・雨宮さんが大島に来た理由

大島 路線バス

大島では観光で使われる大型バスも路線バスとして運行している


―今日はお休みの日にありがとうございます!あいにくの雨ですが大島らしいスポットで撮影したいので、バス移動しながらお話聞かせていただいてもいいですか?

雨宮さん:いいですよ!普段は徒歩通勤なので、バスはめったに乗らないんですけど。

―ということは職場とご自宅は近いんですか?

歩いて30分くらいですね。車もあるんですが、旦那の仕事がある日は旦那が乗っていってしまうので。

―ちなみに旦那さんはおいくつですか?

今年27歳で、同い年です。

―おお!わたしも同い年です(笑)。一気に親近感が湧いてきましたが、雨宮さんが大島に来た経緯から教えてください。

大島へ移住した看護師 雨宮さん

自然な笑顔がすてきな雨宮さん


わたしも旦那も、生まれ育ったのは東京の八王子です。もともと大島には釣りと遊び目的で1〜2ヶ月に1度のペースで来ていて、何度か来るうちに旦那が「住みたい」と言うようになったので、いっしょに来ました。

―長年住んだ地元を離れていきなりの島移住、躊躇しませんでしたか?

2人とも大都市とか人混みがあまり好きじゃなくて、「自然の多いところに住みたいね」と以前から話していたんです。わたしも大島の雰囲気は好きでしたし、「家が決まればいいんじゃない」とOKを出しました。

―ご結婚は大島に来る前からされていたんですか?

いえ、大島に来る直前です。最初は引っ越した後にと思ったんですが、それだと住民票の手続きなどで本土に戻るのが大変なので、移住前に籍を入れてきました。

―なるほど。大島に来るまでは、ずっと看護師として働かれていたんでしょうか?

新卒で大学病院に入職したんですが、いろいろあって辞めてしまって。短期の仕事をいくつかやった後に大島へ来て、現在の「大島医療センター」で働いています。

―すみません、「いろいろあって」のところ、詳しく聞いてもいいですか?

自分でも明確にきっかけはわからないんですが、ちょっと鬱っぽくなってしまって……通勤途中、職場に近づくと涙が出るようになってしまったんです。

―それは大変でしたね。

大島へ移住した看護師 雨宮さん

人間関係がいやとか、患者さんに何か言われたというわけではないので、本当に原因不明なんですけど。しばらく働き続けたんですが、やっぱり一度離れてみようと思って。そのあとは学生時代にバイトしていた飲食店や卒業袴のレンタル会社などで短期で働きました。

―大島に来てまた看護師として働きはじめたのは何故ですか?

はじめは違う仕事をと思っていたんですが、金銭面を考えると看護師だな……と。島に来る前に就職希望の連絡をして履歴書を送って、引っ越してきてから面接を受けました。

3.大島医療センターでの仕事・働き方

大島医療センター 外観

雨宮さんが働く「大島医療センター」


―面接ではどのようなことを聞かれましたか?

移住してくる人には必ず聞く質問らしいんですけど、「虫は大丈夫ですか」と聞かれました。虫がだめで辞めてしまう人が中にはいるみたいで。

―雨宮さんは大丈夫なんですか?

だめですね(笑)。島暮らしのなかで一番つらいことかもしれないです。家の中ではしょっちゅう出ますし、院内でも見かけたことがあります。それでも少しは慣れてきて、このくらいのちっちゃいサイズの蜘蛛なら見かけても動揺しなくなりました。

―“このくらい”って、5センチくらいありますよね?まったく小さくないですよ(笑)。ほかに面接で言われたことはありますか?

人員体制や設備面で、本土と比べるとどうしてもできることは制限されるので、大規模病院とは異なる部分や、大島医療センターならではのやり方を説明されました。

―大島医療センターは、島唯一の医療機関なんですよね。

はい。公設民営の島内唯一の有床診療所です。

もともと大島には、公営の「北部診療所」と「南部診療所」、民営の「藤井医院」の3つの診療所があったそうです。その後、大島町の意向により、北部診療所と南部診療所が藤井医院に統合され「大島医療センター」ができました。

大島医療センター リハビリテーション室

1階リハビリテーション室


大島医療センター エレベーターホール

2階エレベーターホール。この奥が雨宮さんが働く病棟


―院内のスタッフは何名いますか?

常勤が53名、非常勤が22名在籍しています(2019年10月時点)。職種としては、医師、薬剤師、臨床工学技士、レントゲン技師、理学療法士、助産師、看護師です。

医師は6人中4人が派遣ドクターなので、3〜6ヶ月ほどで任期が終わり、別の先生と交代になります。

出身地でいうと、大島出身者よりも本土から移住してきている人の方が多いと思います。

―離島の医療機関というと、本土との連携も多いんでしょうか。

そうですね。大島医療センターには麻酔科医がいないので、手術は基本的に行ないません。紹介状を書き、本土の病院へ依頼する形になります。

緊急の場合はヘリ輸送も行います。2018年は年間73件だったそうです。週でいうと1,2件のペースになりますね。

勤務中の雨宮さん

勤務中の雨宮さん


―看護師としてもう一度働きはじめて約1年半経ったわけですが。気持ちは落ち着いていますか?

以前のようなつらさはありません。働きはじめはブランクもありますし忙しい時期に入職したので、毎日が必死でつらいときもありました。でも今は慣れてきましたし、先輩たちがみなさん優しくて、いいところに就職したなと思っています。

たぶん、仕事とプライベートのメリハリができたからかもしれないですね。以前は残業が当たり前で、家から職場も離れていましたし、休日でもなかなか気が休まらなかったというか。今はほとんど定時で帰れていますし……あとはやっぱり、海の存在が大きいかな。

―海ですか?

仕事おわりに疲れていても、水平線に沈む夕日を見ると、けっこう疲れが飛んでしまうんですよね。通勤路からも海が見えますし、職場のバルコニーからもよく見えるんです。

大島医療センターから見た夕焼け

「スマホで撮ったので本当はもっときれいなんですけど」と見せてくれた職場から見た夕焼け


―仕事をしていて、やりがいを感じるのはどんなときですか?

もともと医療職の中でも看護師を選んだのは、患者さんの一番近くにいられる存在だと思ったからなんです。なので患者さんのためにできることを考えたり、わからないことを勉強したりして、その結果が患者さんのためになったときが嬉しいですね。

あとは職場の人間関係に恵まれているので、わたしのことを患者さんは孫のように、先輩たちは娘のように良くしてくれるんです。いい人たちが周りにいると、つらいことがあっても頑張ろうという気持ちになりますね。

―いい職場環境で良かったです。そろそろ目的地なので、降りましょうか。

(バス停「泉津」から歩くこと10分ほど)

大島 泉津の切通し

大島のパワースポット「泉津の切通し」


―ここですね、「泉津の切通し」!

来るのは2回目です。この木の根、どうやってできたんでしょうね。せっかくなので階段上ってみましょうか。

大島 泉津の切通し

―ちなみに、雨宮さんが看護師を目指したきっかけは何だったんですか?

ちょっと恥ずかしいんですけど、小学生のときにみた医療ドラマがきっかけで(笑)。でもそのときは漠然と「医療に関わる仕事をしたい」というだけでした。

―そのあとは別の職業への心変わりもなく、ずっと医療職を目指して?

そうですね、高校までは漠然と「医療職」で考えていて。看護師を選んだのは大学進学のタイミングでした。

ちなみに姉も看護師なんですよ。

―えっ!お姉さんもドラマの影響ですか?

そのあたりはよく知らないんですけど。わたしが姉に憧れて目指したというわけでもなく、気がついたら同じ職種についていたんですよね(笑)。

―途中で気がつかないものなんですね……だんだん道が道じゃなくなってきました。バスの時間もありますし引き返しましょうか。とんぼ返りになってすみません。

大丈夫ですよ。冷えますし、元町港まで戻ってカフェにでも入りましょうか。

大島に移住した看護師 雨宮さん

4.大島での暮らし

大島に移住した看護師 雨宮さん

元町港近くの喫茶店「カメレオン」に入りました


―ここからは大島での暮らしを中心に聞かせてください。物件はどうやって探しましたか?

実は旦那の遠い親戚が大島に住んでいることがわかり、親戚がやっている商店の近くに空き家があったので、その持ち主を紹介してもらいました。いまは賃貸ですが、持ち主の方から「買い取って好きにリフォームでもしていいよ」と言ってもらっています。

―親戚の方も住んでいるんですか!だから大島を選んだわけではないですよね?

そうなんですよ、移住を決めるまでは旦那も知らなくて。でも紹介があったからこそ貸していただけたので、助かりました。もともと人に貸すつもりはなかったらしいので。

大島は空き家数は結構ありますが、貸したくなかったり、物置きとして利用していたり、そもそも持ち主が不明だったりするケースが多いそうです。

雨宮さん自宅 外観

雨宮さんのご自宅(許可を得て掲載しています)


―そうなんですね。ちなみに引っ越しの初期費用はどのくらいでしたか?

荷物があまり多くなかったので、業者は使わず、軽のワンボックスを輸送するときに荷物を詰められるだけ詰めました。輸送費は2〜3万円くらいだったと思います。あとはわたしと旦那で大きいスーツケースを人力で運んで。

月に1度の頻度で帰省しているので、そのときに必要なものを持ち帰ったりもしています。

あとは給湯器が錆びて使えなかったので、本体購入と取り付け費で10万円くらいかかりました。

―給湯器に結構かかりましたね。間取りはどんな感じでしょうか?

敷地は80坪くらいありますが、半分は庭です。平屋で8畳の居間、台所、6畳部屋と4畳半の和室があります。

雨宮さん自宅 居間

雨宮さん宅の居間


古いフローリングの床だったので、その上から自分たちでクッション材を敷いたんですが、下のフローリングに穴があるせいかところどころ床が沈むんですよ(笑)。あとはお風呂場にも穴があるのか夏場はダンゴムシが大量発生して困りました。

―虫が苦手な雨宮さんにはなかなか大変ですね……。1ヶ月の生活費を伺ってもいいでしょうか。

・家賃 :30,000円
・光熱費:約20,000円
・食費 :約50,000円
・保険代:約25,000円


夫婦合わせてだいたいこれくらいです。ほかに携帯代や毎月の帰省費用で数万円かかっています。

越してくる前に「島では無駄使いする場所がないから、お金貯まるよ」と聞いていたんですが、我が家は人の2倍よく食べるので、食費でだいぶ使ってしまっていると思います(笑)。

2人分の給与が入ったらわたしが一度集金して、固定費の支払い分と帰省のための費用に分けます。残りを1週間ごとの生活費として封筒に分けて2人で使う形です。さらに余裕があったら貯金へ回します。

―やりくり上手ですね。前の病院と比べて給与は変わりましたか?

以前はボーナスがあったので多少は多くもらっていたかなと思います。今は年俸制でボーナスなし、月の手取りが30万円くらいです。

―手当てにはどんなものがありますか?

夜勤手当、休日出勤手当、時間外手当、通勤距離に応じて支給される通勤手当などがあります。

―なるほど。休日は何をされることが多いですか?

浜の湯」という海を見ながら入れる温泉にときどき行きます。水着着用の混浴なので、男女の友だちが遊びに来てもみんなで入れておすすめですよ。

大島 温泉露天風呂「浜の湯」

温泉露天風呂「浜の湯」©大島観光協会


あとは海釣りですね。この間はうつぼを釣りました。

―えっ、うつぼって釣れるんですか?!

うつぼの唐揚げ」とかおいしいですよ、コラーゲンたっぷりで。

雨宮さんが釣ったうつぼ、うつぼの唐揚げ

(写真左)雨宮さんが釣ったうつぼ。体長は1メートル(!)くらいとのこと
(写真右)うつぼの唐揚げ


―衝撃です……!ほかにはどんなものが釣れますか?

穴子を釣った雨宮さん、ネコザメ

(写真左)穴子を釣り上げた雨宮さん
(写真右)泉津の港で釣ったネコザメ


食べられるものだと、穴子、カンパチ、アジ、カサゴなど。ネコザメやエイも釣れますが、基本的に食用ではないので釣ったあと海へ返します。

大島に来た当初は、お金はないけど時間はあったので、よく釣りにきては「今日の夕飯はこれだね」と自給自足してました(笑)。

自分たちで釣った刺し身

とある日の夕食。さばくのももちろん自分たちの手で


―おいしそう……今晩はぜったいにお刺身を食べます。地元の方たちとはプライベートで関わりはありますか?

仕事柄、島の方たちとは顔を合わせる機会が多いので、外でばったり会って「こんにちは」みたいなことはありますね。

地域ごとの青年団の方たちが中心となって、町内行事のお祭りもあります。移住後すぐに誘っていただいたときは、仕事はじめで余裕がなく断ってしまったんです。するとその後は誘われなくなったので、申し訳ないなと……。最近は落ち着いてきたので、お声がけいただいたら今度は参加できればと思っているんですが。

―住民同士の距離感はやっぱり近いんでしょうか?

そうですね。引っ越してきたあとしばらくは、ご近所の方がうちの庭に入ってきて、窓から中の様子を伺われたことがあります。「空き家だったのに誰が住み始めたんだ?」と単純な疑問だったと思いますが、驚きました。

でも距離が近い分、困ったときに助けてくれる人が多いと思います。以前、小雨のなか傘をささずに大きめの荷物を抱えて歩いていたら、車で通りがかった女性が「大丈夫ですか、乗っていきますか?」と声をかけてくれて。本土では見ず知らずの人を同乗させるなんてまずないので、感動しました。

―どちらの出来事も距離感が近いからこそですね。今後もずっと大島で暮らしていく予定ですか?

わたし自身はどこでなにをしたいという希望があまりないので、旦那が大島にいたいというなら今後も住み続けると思います。今の生活には2人とも満足していますが、また新しい場所でなにかしたいと言い出すかもしれないので。

―その受け入れ力、なかなか万人は持てないと思います。では最後に、雨宮さんの「大島の好きなところ」を、この紙に書いていただいてもいいでしょうか。

「大島の好きなところ」を記入中

「う〜ん何でしょうか……」突然の無茶ぶりにも関わらず、ありがとうございます


大島へ移住した看護師 雨宮さんの「大島の好きなところ」

(閉店時間を迎えたのでさらに場所を移動しました)


大島の好きなところは「島ならではな時間の流れ」です。

わたしにとって大島は、自分のペースを保てる場所なんです。東京では人の波に流されて自分のペースで歩けなかったり、急がなくてもいいはずの場面で急かされたりすることって多いじゃないですか。もちろん仕事で忙しくするときは今もありますが、都会の忙しさとは違うように感じていて。

大島の「時間の流れ」が、自分のペースを乱さず、自分自身を大事にできる環境にしてくれていると思います。

―すてきですね。今日は長時間お付き合いいただき、ありがとうございました!

5.番外編〜介護職の旦那さん登場〜

雨宮さんご夫妻

新鮮な海の幸や島料理が食べられる「南島館(なんとうかん)」にて


(取材後におすすめのごはん処を聞いた流れで「旦那もちょうど仕事終わるので、よかったらご一緒にどうですか?」とお誘いいただきました。)

ー夕食までお付き合いいただいて、ありがとうございます!うれしいです。

雨宮さん:いえいえ。旦那はヘルパーをしているので、介護の話も聞けますし、ぜひ。

旦那さん:今は在宅サービスと訪問入浴を担当しています。

―介護職は大島に来る前からされているんですか?

旦那さん:そうですね、もともと母親がベテランのヘルパーで。仕事の話を聞くなかで介護おもしろいなと思っていたのと、大学時代に祖父の介護を自分がすることになったのがきっかけで、介護の世界に入りました。

―これは離島の介護ならでは、と感じることはありますか?

旦那さん:小学校の同級生が同じデイサービスで過ごしてることですかね。進学や就職で島を離れて疎遠になっていたのに、帰島してデイに入ったら数十年ぶりに再会!なんてケースが大島ではめずらしくないです。

普通なら利用者さん同士は「さん呼び」なんですけど、同級生だから「ちゃん・くん呼び」なんですよね。本人たちも楽しそうで、見ているこちらも微笑ましいなと思います。

―それは施設数が多い東京ではまず考えられないですね。

大島の島料理

手前の貝は、大島でよく食べられる「トコブシ」の煮付け


雨宮さん:お醤油に「島とうがらし」をちょんちょんとつけると、わさびとはまた違った辛味が出ておいしいですよ。辛いのが平気でしたらぜひ。

―おいしいです!旦那さんご自身は、大島に来てなにか変化はありましたか?

旦那さん:10キロ痩せましたね。とくに意識したわけではなく、早寝早起き、健康的な食事をとるようになったら自然と。

雨宮さん:「旦那さん痩せたよね」って同僚からも言われた(笑)。向こうにいると買い食いしがちなコンビニもないからね。

雨宮さんご夫妻

(すてきなご夫婦とのおいしい島料理の晩餐は、あっという間でした。楽しい時間をありがとうございました!)

読者の方へのメッセージ

心地良い居場所を求めて

住む場所や働く環境を変えることは、一種の賭けのように感じます。ですが勇気を持って新しい場所へ踏み入れてみると、もっと自分にフィットした居場所が見つかるかもしれない。そんな可能性を秘めたところに、移住の魅力を感じます。

竹内しおり竹内しおり(ジョブメドレー 編集)2019/12/25

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