やさしい手で働く居宅ケアマネに職場環境を聞いたら、社名どおりのやさしさに満ちていた

全国各地に16種の介護事業を展開する株式会社やさしい手。同社の居宅介護支援事業所で働く入職20年のベテランと、新人ケアマネジャー2人に、業務内容と働く魅力を聞きました。 インタビューからは、社名にも表れる職員想いの環境と働きやすさがみえてきました。【PR】株式会社やさしい手

やさしい手で働く居宅ケアマネに職場環境を聞いたら、社名どおりのやさしさに満ちていた_KV

目次

「住み慣れた家で、安心して老いる。」

1993年創業の株式会社やさしい手は、「住み慣れた家で、安心して老いる。」という想いを掲げ、介護に関する事業を多角的に展開しています。

居宅介護支援、訪問介護、訪問看護、デイサービスなど10の介護保険サービスのほか、高齢者向け住宅の運営や介護・医療経営者向けのコンサルティング事業まで手がけているのが特徴です。

なかでも、同社の居宅介護支援事業は、介護サービスに関するあらゆる相談に対応し、利用者の生活を身近に支える役割を果たしています。

全国に76ヶ所ある事業所のなかから、東京都にある「やさしい手葛飾居宅介護支援事業所」を訪れました。入社20年目の主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)と1年目のケアマネジャーに、同社で働く魅力と働きやすさについて伺います。

話を聞いた人

石山さんプロフィール画像

石山 敏子さん(主任介護支援専門員 認定ケアマネジャー)

子育てが落ち着いたタイミングで旧ホームヘルパー2級を取得し、2004年に株式会社やさしい手に非常勤として入職。その後正職員となり7年間サービス提供責任者を経験する。働きながら介護福祉士、介護支援専門員の資格を取得し、現在はやさしい手西新井訪問介護事業所でケアマネとして働きながらエリア長も兼務。

佐野さんプロフィール画像

佐野 恭平さん(介護支援専門員)

一般企業での営業職、特別養護老人ホームで介護支援専門員を経験したのち、障がい者施設でケアマネジャーとして勤務。ワークライフバランスを大切にしたいという思いから、2023年に株式会社やさしい手に転職し、現在はやさしい手葛飾居宅介護支援事業所で介護の相談対応、ケアプランの作成、給付管理などを担当する。

転職でかなえたそれぞれの希望

インタビューに答える佐野さんと石山さん

──佐野さんはやさしい手に入って2年目、石山さんは20年目と聞いています。どのような経緯で入社したのでしょうか?

佐野さんアイコン

母が介護の仕事をしていた影響で、大学在学中に介護福祉士の資格を取得しました。新卒で営業職に就いたものの、資格を活かした仕事がしたいと思い、障がい者施設に転職して8年ほど働きました。

その後、転職した特別養護老人ホームでケアマネとして3年間勤務したのち、やさしい手に入職したので、現在4社目です。

前職はやりがいのある仕事でしたが、土日祝日出勤や夜勤があり、ワークライフバランスが取りづらかったため転職を決意しました。まだ小さい子どもが2人いるので、育児との両立がしやすい職場を探して出会ったのが、やさしい手でした。

石山さんアイコン

私は新卒で証券会社に勤めましたが、出産と育児で一時離職していました。子育てが落ち着いたタイミングで旧ホームヘルパー2級(現:介護職員初任者研修)の資格を取り、やさしい手の訪問介護事業所に非常勤として入職しました。

上司や周囲からの勧めもあり、入職から1年半後に正職員になったんです。 

──ふたりとも異なる業界を経験してから介護の仕事を始めたのですね。やさしい手に入職する決め手はありましたか?

佐野さんアイコン

決め手は3つありました。カレンダー通りに休みが取れるところ、保育園の送迎がしやすく通いやすい立地、そして給与などの待遇面です。

実際に入職してみたら、想像以上に働きやすく、子育て中の同僚が多いので育児に理解を示してもらえるのもありがたいですね。管理者も小さいお子さんがいるので、働き方についても相談しやすいと感じます。

石山さんアイコン

佐野さんと同じく、私も入職当時はまだ子どもが小さかったので、土日や子どもの行事で休みが取れることを重視していました。また、復職前に取得したヘルパーの資格を活かせる点や、入職後も希望に応じてキャリアアップが見込める点も魅力でした。

実際に入職後はサービス提供責任者からケアマネ、主任ケアマネと順調にステップアップできました。

──現在、佐野さんはケアマネジャー、石山さんは主任ケアマネジャーとして働いています。どのような業務を担当していますか?

佐野さんアイコン

ケアマネ業務全般を担当しています。朝9時に始業なので、8時40分ごろ出社します。日によって10時まで会議に参加し、その後利用者宅の訪問や介護相談業務、ケアプランの作成、給付管理や記録などの事務作業をおこないます。

現在は、42人の利用者さんを担当していて、1ヶ月に1回はそれぞれのご自宅を訪問しています。

やさしい手で働くケアマネの一日
石山さんアイコン

私は主任ケアマネとエリア長を兼務しています。ケアマネ業務は佐野さんと同じ内容で、エリア長としては、担当している都内東部と千葉県の事業所を訪問し、職員の困りごとを聞いて解決策を提案するために日々奔走しています。また、事業所の人手不足を解消するための採用面談をおこなうのも業務のひとつです。

ケアマネとエリア長の業務比率は半々ですが、どちらも対人業務なので予期せぬ対応も発生します。どちらか一方の業務に偏りが出て職員に迷惑をかけないよう、スケジュール管理には気をつけています。

──佐野さんはワークライフバランスの向上を目指しての転職でしたが、残業はありますか?

佐野さんアイコン

残業はほとんどなく、18時の定時に帰れています。月末月初に請求業務がありますが、自分でスケジュールを管理できるので、業務に追われることはありません。

仕事と育児の両立をかなえられたので、転職して良かったと思います。

充実の研修体制と多角的な事業展開が強み

インタビューに答える佐野さんと石山さん

──入職後はどのような流れで業務を任されるのでしょうか?

石山さんアイコン

経験の有無に関わらず、入社時研修とOJTがあります。入職後1ヶ月間は先輩ケアマネと一緒に業務をおこない、慣れてきたら一人で利用者さんを担当する流れです。

ある程度経験のある方にはお任せする部分もありますが、やさしい手独自のやり方もあるので、週1の事業所ミーティングで丁寧に説明するように心がけています。

佐野さんアイコン

私の場合、居宅介護支援は未経験だったので、介護サービスの種類やサービスを提供する流れを一つひとつ学びました。わからないことはすぐに同僚に質問できるので助かっています。

入職して驚いたのは、社内研修の選択肢が豊富なことです。オンライン研修と集合研修いずれもあり、業務時間内に受講できます。自分に足りない知識や分野に応じて学べるので、私はケアマネの技術面や、医療連携に関する研修を中心に受講しています。

インタビューを受ける佐野さん

──やさしい手では、居宅介護支援以外にも訪問介護や訪問看護、高齢者住宅など幅広く事業を展開しています。多様なサービスを提供することで、どのようなメリットがあると感じますか?

佐野さんアイコン

連携が取りやすいので、利用者さんを最適なサービスへとつなげられる点が最大のメリットです。以前、利用者さんのご家族から、生活用品の購入や生活費の管理についてご相談がありました。やさしい手では在宅生活支援サービスの事業も展開していますので、そちらをご紹介することができました。

利用者さんやご家族からいただく依頼や相談内容は多岐にわたりますが、やさしい手で対応できる幅が広いのはいいなと思いますね。

石山さんアイコン

さまざまな業態を展開しているので、社内でキャリアチェンジができるメリットもあります。

3年をめどに人事ローテーションを実施しているので、希望すれば社内にあるほかの事業や本社部門への異動も可能です。

私も当初は訪問介護事業所に入職し、そこから店舗間の異動を3回、ケアマネの資格を取得したあと居宅介護支援事業所への異動を経験しました。

ひとつの事業所で専門性を磨くこともできますし、キャリアプランに応じて新たな仕事に挑戦することもできますよ。

職場に根付く思いやりの心

インタビューに答える佐野さんと石山さん

──石山さんは入社20年目、佐野さんは2年目ですね。これまでを振り返って印象的だった出来事はありますか?

佐野さんアイコン

骨折して入院された利用者さんの退院後のサポートをしたことです。入院前のように歩くのが困難だったので、福祉用具のレンタルや通所リハビリを提案しました。前向きに取り組んでくださったおかげで歩行できるまでに回復され、とても喜んでいただけました。

その方を訪問するたびに「佐野さん、本当にありがとう」とおっしゃってくれるんです。感謝の言葉はやりがいにつながりますし、毎月訪問するのが楽しみになっています。

石山さんアイコン

感謝の言葉をいただくのはうれしいですよね! 私は20年も勤めているのでたくさん思い出があります。以前、お酒が大好きな利用者さんがいました。ご家族が最期を一緒に過ごしたいと希望していたため、在宅で過ごせるよう必要なサービスをご提案したんですね。ある日、親戚が利用者さんのご自宅に集まり、にぎやかな夜を過ごしている最中に利用者さんが亡くなったんです。ご家族からは「みんなで最期まで一緒に過ごせて良かった。ありがとう」と言われました。

利用者さんやご家族にとって、より良い過ごし方ができるようサポートできたのではないかと思い、いまも心に残っています。

──やさしい手で働く人に共通点はありますか?

佐野さんアイコン

助け合いの精神がある人が多いと感じます。居宅介護支援で働くのは初めてで戸惑うことばかりでしたが、困っているときにすぐに手を差し伸べてくれる、頼りになる人ばかりです。

利用者さんの担当を決める際も、人数に偏りが出ないよう、職員一人ひとりの強みや適性に応じて割り振られるので、誰かに負担がかかることもありません。

育児中の人や育児経験者も多いので、親身になって相談に乗ってくれますし、誰かが困っていたら助け合える職場ですね。

石山さんアイコン

20年も続けてこられたのは、人に恵まれていたからだなと思っています。ケアマネはいろいろな人と関わるので、ときに無理難題を言われたり、利用者さんから怒鳴られてしまったりすることもあります。ですが、事業所に戻ってくると何でも話せる同僚がいて、対応を一緒に考えてくれたので前に進めました。

これまでを振り返ると、いつも誰かに助けられてきたなと思います。やさしい手という社名もあってか、本当に「やさしい」思いやりのある人が多い環境です。

入職後のキャリアパスもしっかりしているので、スキルや経験で不安を感じている人も安心して来てもらえればと思いますね。

──では最後に、今後の目標があれば教えてください!

佐野さんアイコン

入社して1年が経ちましたが、まだまだ勉強中なので、研修と実務を通してもっと知識を身につけたいです。そして経験を積み重ね、主任ケアマネになることがいまの目標です!

石山さんアイコン

長く勤められるよう、働きやすい環境づくりを目指しています。やはり、心と身体の健康があってこそ、人にもやさしくできると思うので、これまで以上に働きやすい事業所にしていきたいです。

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事業者紹介 公開日:2023/12/28

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