診療放射線技師に関する詳しい情報はこちらからチェック！
次の記事にて、診療放射線技師の仕事内容やなり方、試験情報、勤務地、給与などについてさらに詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
三大疾病の診断・治療にも欠かせない診療放射線技師
日本人の三大疾病ともいわれるがん・心疾患・脳血管疾患。中でもがんは死亡原因の1位となっているだけに、治療を受けている人も少なくありません。診療放射線技師とは、そのがんの放射線治療に欠かせない存在です。またスピードが求められる心疾患や脳血管疾患の診断・治療にも、的確な画像が必要とされます。医療の進歩にともない、放射線の医療への応用はさらに広がりつつあります。診療放射線技師の必要性はますます高まっていくのではないでしょうか。
画像検査のエキスパート！診療放射線技師の仕事とは？
診療放射線技師とは、医師や歯科医師の指示に従って放射線を使った検査や治療を行うのが仕事です。おなじみのレントゲン検査から乳がん検査のマンモグラフィ、造影X線検査などを行います。検査だけでなく、がん細胞の放射線治療も重要な仕事のひとつです。医療現場で放射線を扱えるのは医師と歯科医師、そして診療放射線技師だけ。とても専門性の高い職種といえますね。また、放射線を使う検査以外に、超音波によるエコー検査や磁気と電波によるMRI検査も行います。
診療放射線技師の活躍の場とは？
診療放射線技師の求人、その中心はやはり病院です。放射線を扱う画像診断機器が導入されているある程度規模の大きい病院や、専門的な検査に力を入れているクリニックなどで多くの診療放射線技師が活躍しています。病院以外では、X線検査機器など医療機器メーカーでの求人も。放射線に関する知識を活かし検査機器の研究開発、医療機関への対応を行う場合もあります。高い専門性を求められる仕事だけに、活躍の場は豊富といえるのではないでしょうか。
診療放射線技師に向いている人は？
被ばくの危険もともなう放射線。そのため、診療放射線技師の仕事にミスは許されません。正確さを追求し、注意深い人に向いている仕事といえるでしょう。日夜進歩している医療技術や検査機器に対応するため、学び続ける姿勢も重要です。放射線に関する知識以外にも、さまざまな医学知識や画像処理に関するコンピュータの知識も求められる診療放射線技師。検査や治療で患者と接することも多いため、コミュニケーション能力も必要とされます。
