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「おもいっきり遊ぶ。おもいっきり学ぶ。」
ニチイキッズは、医療・介護・保育の分野で事業を展開する株式会社ニチイ学館が手がける保育園です。「おもいっきり遊ぶ。おもいっきり学ぶ。」を保育理念に掲げ、全国で350ヶ所を超える保育施設を運営しています(2022年3月末時点)。
数ある取り組みのなかでも、3大アレルギー食材(乳・卵・小麦)を使わない「おもいっきり給食」が特徴。同じ給食をみんなでおいしく食べることで、食の楽しさや関心を育んでいます。
ニチイキッズが手がける施設形態は幅広く、認可保育園のほか小規模保育園、企業主導型保育園、院内保育園、事業所内保育園、放課後児童クラブなどさまざまな形で子育てを支えています。
話を聞いた保育士2年目の中島さん
話を聞いた人
中島 優希先生
新卒で地元新潟にある保育園に就職するも、入社後3ヶ月で保育方針に疑問を感じて転職活動を開始。ニチイキッズの保育理念に共感し、2021年10月にニチイキッズさわやか勝どき6丁目保育園に転職する。現在は保育士2年目で2歳児クラスの担任をしている。
子どもの気持ちに寄り添った保育がしたくて転職
──中島先生は2021年の10月にニチイキッズに転職されました。転職を決めた理由は何だったのでしょう?
中島先生:最初に入職したのは、地元の新潟にある規模が大きめの保育園でした。園児数が多かったことから、子どもの気持ちに寄り添った保育というよりは、先生に主導権がある感じだったんです。一人ひとりとじっくり関わりたいし、保育の勉強ももっとしたかったのですが、時間も余裕もない状態でした。働くうちに心が苦しくなってきて転職しようと決断しました。
──そこからどのように転職活動を進めて、ニチイキッズに応募したのでしょうか。
いろんな求人を見ていくなかでニチイキッズに出会いました。調べていくうちに、ニチイが掲げる保育理念と自分の保育観がマッチしたので応募しました。
──面接は何回くらいありましたか?
1回あって、園長先生と支部の人事の人と園見学を兼ねて、直接面接をしました。
──面接ではどんなことを聞かれましたか?
どういう保育士になりたいか、ニチイキッズに応募した理由、得意なことと苦手なこと、性格などを聞かれました。答えづらい質問はなくて、終始笑顔で面接してもらえたので緊張することなく受けられました。
──新しい職場になると同時に、上京して初めての東京暮らしも始まったそうですね。不安やストレスはありましたか?
住むところは宿舎借上支援制度を利用でき、引越し費用も全額会社に負担*してもらえましたし、同じように地方から来ている先輩もいたので安心感がありました。業務面でも、入社時研修があってOJTの先生になんでも質問できる環境だったので、悩みを抱え込むことはなかったです。
──転職理由でもあった「子どもに寄り添う保育」は、ニチイキッズでできていますか?
はい! 先輩の保育を見ると、無理強いすることなく子どもの気持ちを考えた保育をしていて、勉強になることばかりです。この園では、0〜2歳児が本園、3〜5歳児が分園と別々の場所で保育をしています。私は当初から乳児に関わりたかったので、希望どおり2歳児の担当になれたのもありがたいです。
──職場にはどのような先生がいますか?
得意分野が違う先生がいるなという印象です。製作が得意な先生や手遊びが上手な先生などがいて、見て学ぶ機会が多く、毎日が楽しいです!
職場アンケートからわかる、ニチイキッズさわやか勝どき6丁目保育園
──ここからは、アンケートを元に職場環境について聞いていきます。中島先生と同時期に入職した三木園長にもお話いただきます。
──最初の項目は「若手が多い:とても当てはまる」とのことですね。
中島先生:本園・分園ともに20代が多いですが、60代まで各年代幅広く働いています。経験年数によってコミュニケーションが取りづらいこともなく、相談しやすいです。
──続いての項目では、「活気がある:とても当てはまる」を選んでいます。どのようなときに感じますか?
中島先生:イベントのときはほかの先生とペアを組んで活動するんですけど、「少しでも良くしよう!」って話し合いを重ねて最後まで作り上げたときに実感しました。
三木園長:ニチイキッズは350園以上ありますが、共通の内容でイベントや出し物をおこなうのではなく、各園で内容を一から作り上げていくんですよ。出し物についても先生方がそれぞれアイデアを出し合って進めていきますが、担当クラス以外の先生同士でもコミュニケーションを取るので、お互いが何をやっているのかがわかります。
──革新か伝統かの項目では、「革新を意識:とても当てはまる」ですね。理由は何でしょう?
中島先生:経験年数に関係なく提案できているので伝統に左右されていないのかなって思います。決まった年間行事予定はありますが、クラスの先生が話し合って内容を決めてます。
三木園長:ニチイキッズでは、保育園に限らず介護や医療事業の全社員が使えるアプリがあって、こうしたシステムの導入も特徴かと。アプリでは、園児が製作した壁面をアップしたり、介護施設の利用者さんの製作物が見られるので参考にしています。
あと、施設長会議を通して他園での取り組みや事例を知ることができるので、施設数が多いことのメリットは感じますね。以前、近くの川で建設工事がおこなわれた際、業者から「園児の絵をショベルカーに飾りませんか?」というお話をいただいたんです。そのときは近くにある認証保育園のニチイキッズさわやかプラザ勝どき保育園にも声をかけて一緒に参加しました。園児たちもとても喜んでくれて、こうした取り組みに参加できるのも新しいことを取り入れる体制があるからこそかと思います。
──次の項目は、上層部が決めたことを現場が実践するトップダウンか、現場の意思によって決めていくボトムアップかについてです。「ボトムアップ:当てはまる」を選んだ理由は?
中島先生:会社の方針でおこなうこともあれば、自分たちで話し合って決めていくこともあるので、半々くらいかなと。
三木園長:マニュアルはありますが、本社からたくさん要望がくるわけではなく、園で実施することは自由度を持って決められていますね。
──続いての項目は、「育成を重視:当てはまる」にチェックしています。転職を検討するうえで気になるポイントです。働いてみて実感したことはありますか?
中島先生:入社後には必ずOJTがあって、「わからないことがあったらなんでも聞いてね」と言ってもらえたので、疑問はすぐ解決できて安心でした。また、新入社員がもらうOJTチェック表には、「園を施錠する」「ポットを沸かす」など細かく書かれているので、覚えやすかったです。
三木園長:私も新任園長だったので、入社後すぐに新任園長用の入社時研修を受けることができました。また、中島先生のような中途入社の方にも入社時研修とOJT制度が設けられており、定期的にOJT担当の先生や園長と話す機会があります。ほかにも随時悩みがあればいつでも私と話すことができる環境を作っています。
──勤務に関しては、「柔軟な勤務スタイル:当てはまる」を選ばれましたね。とくに休日や残業の面ではどうですか?
中島先生:比較的希望どおりに取れているので、柔軟かと思います。ほかの先生と休みが被ったら都度調整しています。土曜出勤は月に1回程度ありますが、出勤した週には振替休日を好きな曜日に取れています。
三木園長:イベント前は残って作業をすることもありますが、基本的に定時で終業していて残業はほとんどないです。
──今後の目標があれば教えてください。
中島先生:今はまだ自信がなくて、ペアの先生に頼りっきりなのですが、これからは頼りにされる保育士を目指したいです。そのためには、もっと自分で考えて積極的に動いていきたいと思います。
──では最後に、求職者の方にメッセージをお願いします!
人事部からのメッセージ
ニチイキッズは休暇制度(年間休日121日以上・有給休暇取得促進等)が充実しているので、ワークライフバランスが取りやすいです。またOJTといった研修制度、事務作業のICT導入などさまざまな取り組みや福利厚生により職員が働きやすい環境となっています。
当園は都心部にありますが、近くに川や公園があることで自然を感じることができ、のびのびと保育することができます。本園では静と動の活動にメリハリがつけやすい保育室の環境整備がされており、分園には屋上や園庭があるため、活動の幅が広いことが魅力です。消防車や船を近くで見ることができるので、お散歩は子どもたちから大人気です!
未経験からベテラン、そして男性スタッフなどさまざまなスタッフが一緒に働いている職場ですので一人ひとりが安心して働ける、風通しの良い職場つくりを目指して取り組んでいます。園の雰囲気を感じていただくためにも、お気軽に園見学にお越しください♪