目次
第116回看護師国家試験の概要
試験日
2027年(令和9年)2月14日(日)
合格発表日
2027年(令和9年)3月24日(水)午後2時
厚生労働省ホームページの資格・試験情報ページにて、受験地・受験番号を掲載して発表され、合格者には合格証書が郵送されます。
受験申し込み期間
2026年11月6日(金)〜11月27日(金)
試験地
北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県
受験手数料
5,400円(受験願書に収入印紙を貼る)
試験科目
第116回の試験科目は以下のとおりです。
- 人体の構造と機能
- 疾病の成り立ちと回復の促進
- 健康支援と社会保障制度
- 基礎看護学
- 地域・在宅看護論
- 成人看護学
- 老年看護学
- 小児看護学
- 母性看護学
- 精神看護学
- 看護の統合と実践
過去の試験データ
合格率
第115回試験の合格率は88.3%でした。看護師国家試験の合格率は過去5年間90%前後の高い水準を維持しており、第115回も例年どおりの水準となっています。
配点・合格基準
第115回看護師国家試験の出題数、配点、合格基準は次のとおりでした。
必修問題・一般問題を1問1点、状況設定問題を1問2点とし、次の1~2の全てを満たす者を合格とする。
- 必修問題:40点以上/50点
- 一般問題・状況設定問題:166点以上/249点
合格後の免許申請手続き
合格後は免許申請の手続きをおこない、厚生労働省が管理する看護師名簿に登録されることで、初めて有資格者としての業務が可能になります。申請から免許証が手元に届くまで時間がかかるので、合格後は速やかに申請手続きをおこないましょう。

申請書類の提出先や提出書類の詳細
提出書類(クリックで開閉)
- 免許申請書(指定様式はこちら)
- 診断書(発行日から1ヶ月以内のもの、指定様式はこちら)
- 住民票の写し(本籍の記載あり、個人番号の記載なし)または戸籍抄(謄)本(発行日から6ヶ月以内のもの)
- 収入印紙 9,000円(申請書内に貼付)
- 登録済証明書用はがき
- 85円切手
※外国籍や過去に罰金刑以上の刑に処せられたことのある人については別途提出書類が必要(詳しくは厚生労働省のサイトを参照)
〈登録済証明書の発行を希望する場合のみ必要〉免許登録後、免許証が手元に届くまでは3〜4ヶ月ほどかかります。その間に登録済証明書の提出を求められる職場もあるので、必要な場合は発行してもらいましょう。登録済証明書はオンライン、または保健所などで配布しているはがきで発行の申込みができます。
看護師の給与データ
看護師として働くにあたり、給与水準は気になるポイントの一つです。ここでは、厚生労働省の調査をもとに、看護師の給与の傾向を整理します。

*10人以上の組織の平均月収×12ヶ月+ボーナス
経験年数別の平均年収を見ると、1〜4年目にかけて昇給したあと、5〜9年目は伸びが緩やかになりますが、10年目以降は再度上昇します。これは、年代に応じて働き方を変えたり、経験を積んで役職についたりすることが要因として考えられます。
看護師1年目のリアル
国試合格後はそれぞれのキャリアが始まります。なるほど!ジョブメドレーでは、これまでさまざまな看護師に取材してきました。その中から、看護師1年目の実体験を紹介します。
〈ケース1〉常態化した忙しさに直面したNさん

進級基準や実習評価が厳しい看護大学を卒業し、三次救急指定病院に入職したNさん。急性期の外科混合病棟に配属され、入職から数ヶ月後にはコロナ病棟も経験しました。
日勤でも休憩が取れない日があり、定時で帰れることはほとんどない状況。それでも患者との関わりにやりがいを見出し、「後輩が相談しやすい看護師になりたい」と現場に立ち続けています。
>今日も“病棟”という名の戦場で戦い続ける、看護師1年目のリアル
〈ケース2〉早々に独り立ちを求められたKさん

教育体制の手厚さを重視して都内の急性期病院に入職したKさん。入職後の4月後半から受け持ちが始まり、夜勤も早い段階で任されるなど、想定より早く自立を求められたといいます。
心身に不調をきたし、休職を経て退職。その後は見学や情報収集で職場の雰囲気を確かめながら再就職し、自分に合う環境を選び直しました。
>やりたい“看護”は見つかった? 看護師1年目のリアル
〈ケース3〉手術室を選んだ漫画家・人間まおさん

実習で手術室の仕事に強い興味を持ち、オペ室看護師を志望した人間まおさん(現在は漫画家として活動)。一人の患者にチームで向き合う手術室の働き方にやりがいを感じたといいます。
業務は決して楽ではなく、緊急手術や深夜対応など緊張感のある場面も多くありました。それでも「自分にはオペ看が合っていた」と振り返ります。
>「先生が切断した足を…」元オペ看の漫画家がつづる手術室でのリアルなお仕事
ジョブメドレーを利用して仕事を決めた看護師が、応募から入職までにかかった日数は平均46.8日でした。この平均日数には「入職を数ヶ月待ってもらった」「資格取得のため急いで入職した」など、さまざまなケースが含まれます。
勤務形態別の日数を調査したところ、正職員は平均56.5日(中央値46日)、契約職員(常勤)は平均54.1日(中央値44日)でした。一方、パート・アルバイトは平均38.7日(中央値31日)と、入職までの日数が比較的短い結果となりました。
|
平均日数 |
中央値日数 |
|
|---|---|---|
|
正職員 |
56.5日 |
46日 |
|
契約職員(常勤) |
54.1日 |
44日 |
|
パート・アルバイト |
38.7日 |
31日 |
正職員や常勤の契約職員では、勤務条件や入職時期の調整が必要になる場合が多く、入職までに一定の時間を要する傾向があると考えられます。
看護師の入職までの期間に関する調査結果は下記の記事にまとめています。
すでに内定を得ている人も、これから仕事を探す人も、働き方やキャリアについて考える場面は出てくるはずです。そのときには、ジョブメドレーの求人情報をのぞいてみるのも一つの手です。そのときの状況や希望に合った条件で求人を探すことができます。
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