目次
- 1. 応募先へのメッセージ例文集
- Case 1|スカウトへのお礼を送る
- Case 2|応募のお礼に返信する
- Case 3|返信に時間がかかることを伝える
- Case 4|履歴書や職務経歴書を送る
- Case 5|追加でメッセージを送る
- Case 6|職場見学をしたい
- Case 7|面接の日程を調整する(こちらから候補日を提示)
- Case 8|面接の日程を変更したい
- Case 9|面接を辞退したい
- Case 10|面接前に質問したい
- Case 11|面接参加へのお礼に返信する(面接のお礼メール)
- Case 12|不採用の連絡が来た(面接お断りメール)
- Case 13|面接結果の知らせが来ない
- Case 14|雇用条件を問い合わせたい
- Case 15|内定を承諾する
- Case 16|内定を辞退する
- Case 17|内定を保留したい
- Case 18|入職日に欠席の連絡をしたい
- 2. 応募先へメッセージを送る際の3つのポイント
- Point 1|要点をまとめ、読みやすく
- Point 2|話し言葉や絵文字、顔文字を使わない
- Point 3|送信する前に、声に出して読んでみる
- 3. メッセージ機能を活用して応募先とのやりとりをスムーズに
1. 応募先へのメッセージ例文集
応募先へのメッセージの送信が必要になるさまざまなシーンを想定して、例文集を用意しました。なお、テキストをコピーすることも可能です。あなた自身の情報や考えに書き換えながらご活用ください。
Case 1|スカウトへのお礼を送る
例文
この度はスカウトをお送りいただき、ありがとうございます。
ぜひ一度お話を伺いたく、ご連絡させていただきました。
何卒よろしくお願いいたします。
Point
- 返信する場合は「応募する」を選択して、メッセージを記入する
- スカウトへのお礼と、求人への興味を伝える
- スカウトの詳細は、キャリアサポートに聞く“スカウト”の仕組みと活用法をチェック
Case 2|応募のお礼に返信する
例文
お世話になっております。【自分の名前】です。
応募確認のご連絡ありがとうございます。
また、履歴書や職務経歴書が必要でしたら、送付方法とあわせてご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
*赤字部分はご自身のお名前や応募先に応じて書き換えてください
Point
- 応募のお礼への返信は基本的になくてもOK
- 丁寧な印象を与える目的で返信する場合は、応募確認へのお礼と次回選考への期待を記載する
- 履歴書や職務経歴書の送付について案内がなければ確認する
Case 3|返信に時間がかかることを伝える
例文
お世話になっております。【自分の名前】です。
ご連絡ありがとうございます。
【夜勤業務があるため、面接日程をすぐにご連絡することが難しい状況です。】
こちらの都合で恐縮ですが、【今週末】に改めてご連絡させていただくことは可能でしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。
Point
- 現職の都合などですぐに返信できない場合は、理由とともに正直にその旨を伝える
- いつごろまでに返信可能か記載する
Case 4|履歴書や職務経歴書を送る
例文
お世話になっております。
【職種名(例:看護師の正職員)】に応募いたしました、【自分の名前】と申します。
履歴書と職務経歴書をメッセージに添付いたしますので、ご査収いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
Point
- どの職種に応募したのか添えると丁寧
- ジョブメドレーで作成した履歴書と職務経歴書を添付する方法については、ジョブメドレーに登録したら最初にやる7つのこと 履歴書・職務経歴書の作り方、印刷や応募方法も解説をチェック
Case 5|追加でメッセージを送る
例文
お世話になっております。【自分の名前】です。
重ねてのメール大変失礼します。先ほどお送りした職務経歴書のなかの内容に一部誤りがございました。
【現職の入社年が、2020年となっておりますが、正しくは2021年です。】
誠に申し訳ございません。
正しい内容の書類を再度添付いたします。
お手数ですが、先ほどの職務経歴書は破棄していただけますようお願い申し上げます。
Point
- 応募先からの返信がない段階でメッセージを送る場合は、追加で連絡することへのお詫びを添える
- 記載漏れや不備などを謝罪する場合は、ミスがわかり次第すぐに送る
Case 6|職場見学をしたい
例文
お世話になっております。
【職種名(例:看護師の正職員)】に応募いたしました、【自分の名前】と申します。
応募に際して求人情報を拝見しましたところ、【求人を見て魅力に感じた点など】に大変魅力を感じました。
つきましては、職場の様子を見学させていただくことは可能でしょうか。
もし可能であれば、ご都合のよろしい日程をご指定いただけますと幸いです。
ご多用のところ恐れ入りますが、ご検討のほど何卒よろしくお願いいたします。
Point
- どの職種に応募したのか添えると丁寧
- 魅力を感じた点や興味を持った点について簡単に触れると、意欲が伝わり好印象
Case 7|面接の日程を調整する(こちらから候補日を提示)
例文
お世話になっております、【自分の名前】です。
この度は面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。
面接の希望日程をいくつかお知らせいたしますので、このなかからご都合のよろしい日程をご指定いただけますと幸いです。
・●/●(曜日)●時〜●時
・●/●(曜日)●時〜●時
・●/●(曜日)●時〜●時
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほど何卒よろしくお願いいたします。
Point
- まず面接の機会を頂戴したことにお礼を伝える
- 面接の希望日程は最低でも3つ提示する
- 応募先と認識にズレのないよう、日時・曜日・時間(24時間表記)を明記する
- 応募先の定休日は避けるように
Case 8|面接の日程を変更したい
例文
お世話になっております、【自分の名前】です。
●/●(曜日)●時の日程でお約束していた面接ですが、事情によりお伺いすることが難しくなってしまいました。
ご多用のところお時間を調整いただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。
勝手なお願いで大変恐縮ですが、次の日程で面接を再度調整していただくことは可能でしょうか。
・●/●(曜日)●時〜●時
・●/●(曜日)●時〜●時
・●/●(曜日)●時〜●時
お手数をおかけして大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
Point
- 前日・当日など急な変更の場合は、まず電話*で一報を入れること
- 約束していた日時・曜日・時間(24時間表記)を明記する
- 再調整をお願いし、候補日程を最低でも3つ提示する
*応募先の電話番号は、応募完了通知メールに記載があります
Case 9|面接を辞退したい
例文
お世話になっております、【自分の名前】です。
この度は面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。
大変恐縮ですが、諸般の事情により面接を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。
【採用担当者の名前】様には貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、身勝手なお願いで大変申し訳ございません。
また、本来ならお電話で直接お伝えすべきところ、このような形でのご連絡となってしまい、重ねてお詫び申し上げます。
末筆ながら、【応募先の敬称(例:貴院/貴施設/貴社/貴法人)】の益々のご発展を祈念しております。
Point
- まず面接の機会をいただいたことに対するお礼を伝える
- 選考に時間を割いていただいたことや、メッセージでの連絡になったことにお詫びする
- 最後に「貴社の益々のご発展を祈念しております」と申し添えると丁寧な印象に
- 面接辞退のより詳しいポイントと例文は、キャリアサポートに聞く“面接辞退”の上手な伝え方をチェック
- 応募先の敬称は「貴院」と「御院」……病院の正しい「敬称」はどっち?をチェック
Case 10|面接前に質問したい
例文
お世話になっております。
●/●(曜日)●時に、面接のお約束をいただいております【自分の名前】です。
【面接場所とご担当者】を確認させていただきたく、ご連絡いたしました。
ご多用のところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
Point
- これまでのメッセージを確認し、すでに案内がないかチェックしてから質問する
- 複数の事業所がある場合などは面接場所、本社の場合は入館方法など、わからないことは質問してOK
Case 11|面接参加へのお礼に返信する(面接のお礼メール)
例文
お世話になっております、【自分の名前】です。
本日はご多用のなか面接のお時間をいただき、誠にありがとうございました。
職場の雰囲気を教えていただいたことと、業務内容への理解が深まったことで、入社意欲がいっそう強くなりました。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。
Point
- 面接後のお礼メールの返信は基本的になくてもOK
- 丁寧な印象を与える目的で返信する場合は、連絡をもらった当日または翌日など早めに送る
- 面接のお礼と入社意欲を盛り込む
Case 12|不採用の連絡が来た(面接お断りメール)
例文
お世話になっております、【自分の名前】です。
この度は選考結果をご連絡いただき、誠にありがとうございます。
また、ご多用のなか面接のお時間を頂戴しましたことに、感謝申し上げます。
結果に関しては誠に残念ではありますが、真摯に受け止め転職活動に励みたいと考えております。
末筆ながら、今後の【応募先の敬称(例:貴院/貴施設/貴社/貴法人)】のご発展をお祈り申し上げます。
Point
- 不採用連絡への返信は基本的になくてOK
- 返信する場合は、連絡へのお礼にとどめ、不採用となった理由は聞かない
Case 13|面接結果の知らせが来ない
例文
お世話になっております。【自分の名前】と申します。
先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
この度は、◯月◯日の面接結果につきまして、何日ごろにご通知いただけるかを伺いたく、ご連絡いたしました。
本来は面接時に確認すべきところを、私の不注意でこのようなメールを差し上げることとなり、申し訳ございません。
ご多忙のところお手数をおかけし恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point
- 面接結果は、数日〜1週間程度で届くのが一般的
- 2週間ほど待っても連絡が来なかったら問い合わせる
- 面接時に結果連絡について確認しなかったことを詫びると丁寧
Case 14|雇用条件を問い合わせたい
例文
お世話になっております、【自分の名前】です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
前向きに【入職】を検討しているのですが、正式なお返事の前に働き方について確認させていただきたいと考えております。
つきましては、雇用条件を書面でいただくことは可能でしょうか。
お忙しいところ大変恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
Point
- 入職後のトラブルを防ぐためにも、内定承諾前に必ず雇用条件を確認する
- 雇用条件の確認方法について詳しくは労働条件通知書とは? もらうタイミング、ないときの対処法や記載事項を説明をチェック
- 入職に向けて前向きに検討している旨を申し添える
Case 15|内定を承諾する
例文
お世話になっております、【自分の名前】です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
雇用条件も確認いたしましたので、謹んで内定をお受けしたいと思います。
これまでの経験を活かし、一日も早く【応募先の敬称(例:貴院/貴施設/貴社/貴法人)】のお役に立てるよう努めて参ります。
今後、【入職】の手続きをどのように進めるべきかなど、またご連絡いただけますと幸いです。
取り急ぎお礼のご連絡のみとなりますが、引き続き何卒よろしくお願いいたします。
Point
- 内定の承諾は必ず雇用条件を確認してからおこなう
- 雇用条件を確認したい場合は「Case 14」を参考に問い合わせる
- 入社・入職への意欲を申し添えると好印象
- 今後必要な手続きについて確認する
Case 16|内定を辞退する
例文
お世話になっております、【自分の名前】です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
このようなありがたいお話をいただき恐縮なのですが、熟慮いたしました結果、内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。
【採用担当者の名前】様には貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、身勝手なお願いで大変申し訳ございません。
また、本来ならお電話で直接お伝えすべきところ、このような形でのご連絡となってしまい、重ねてお詫び申し上げます。
末筆ながら、【応募先の敬称(例:貴院/貴施設/貴社/貴法人)】の益々のご発展を祈念しております。
Point
- まず内定をいただいたことに対するお礼を伝える
- 選考のために時間を割いていただいたことや、メッセージでの連絡になったことについてお詫びする
- 最後に「皆様の益々のご発展を祈念しております」と申し添えると丁寧な印象に
Case 17|内定を保留したい
例文
お世話になっております、【自分の名前】です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
すぐにでも承諾のお返事をすべきところ、身勝手なお願いで大変恐縮なのですが、返答について●月●日まで猶予をいただくことは可能でしょうか。
現在ほかにも選考が進んでいる【企業(病院、施設、法人などでも)】があるため、そちらの結果を踏まえたうえで、悔いのない判断をしたいと考えております。
こちらの都合で大変心苦しいのですが、ご理解いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
Point
- 具体的にいつまで返事を待ってほしいか期日を明記する
- 猶予してもらえる期間は一般的に1週間〜1ヶ月程度のため、不必要に期日を延ばさない
- 「ほかにも選考が進んでいる事業所がある」「人生を左右する決断なので熟慮する時間がほしい」など、理由は正直に伝えてOK
Case 18|入職日に欠席の連絡をしたい
例文
お世話になっております、本日【入職】予定の【自分の名前】です。
今朝から発熱の症状があり、本日出社するのが難しい状況です。
【入職】当日に大変申し訳ありませんが、本日お休みをいただきたくご連絡いたします。
このあと病院に行き、結果を受けて明日以降についてもご連絡させていただければと存じます。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
Point
- 欠席連絡はなるべく電話でおこない、不在の場合はメッセージを送る
- 始業の1時間前には連絡を入れる
- 初日に欠席することへのお詫びと、今後の行動を伝える
2. 応募先へメッセージを送る際の3つのポイント
Point 1|要点をまとめ、読みやすく
ジョブメドレーでは、履歴書や職務経歴書を送ったり、スカウトに返信したりと応募先と直接やりとりをおこなう機会があります。応募すると、その旨が自動的に応募先に送られるため、「はじめまして」や「お世話になります」などのあいさつは必要ありません。「お世話になっております、◯◯です」と名乗ったうえで、本題に入りましょう。
また本文は、箇条書きや改行を取り入れ、要点をまとめて読みやすいように工夫すると、応募先に好印象を与えられます。

Point 2|話し言葉や絵文字、顔文字を使わない
友人や知人に送るときと同じ感覚で応募先にメッセージを送らないように気をつけましょう。絵文字、顔文字、「!」を使わないことはもちろん、話し言葉は書き言葉に変え、間違えやすい敬語にも注意しましょう。
話し言葉 |
書き言葉 |
---|---|
御院/御施設/御社/御法人 |
貴院/貴施設/貴社/貴法人 |
〜なんですけど、 |
〜なのですが、 |
〜ってできますか |
〜は可能でしょうか |
〜なら大丈夫です。 |
〜なら可能です。/〜なら問題ございません。 |
すみません。 |
申し訳ありません。/申し訳ございません。 |
誤った敬語の使い方 |
正しい敬語の使い方 |
---|---|
●●院長 |
院長 ●●様 |
お世話様です。 |
お世話になっております。 |
了解しました。 |
承知いたしました。 |
ご質問があります。 |
お伺いしたいことがございます。 |
ご依頼があります。 |
お願いしたいことがございます。 |
送らさせていただきます。 |
送らせていただきます。 |
選考や内定の辞退などメッセージに伝えにくい内容が含まれる場合には、「恐れ入りますが」「誠に勝手ながら」「差し支えなければ」といったクッション言葉を挿入することで、印象が和らぎます。
Point 3|送信する前に、声に出して読んでみる
メールやメッセージが完成したら、送信する前に声に出してメッセージを読み返してみましょう。声に出すことによって不自然な言葉遣いや誤字脱字を見つけることができます。
このときに相手の立場に立って読むことを意識すると、くだけすぎた表現やわかりにくい箇所がないかを確認することができます。
3. メッセージ機能を活用して応募先とのやりとりをスムーズに
ジョブメドレーのメッセージ機能は、LINEなどのメッセージアプリのように応募先とのやりとりが会話風に表示されます。そのため、メールや手紙で必要とされている形式的な項目が必要なく、やりとりがスムーズになります。
気軽に送れるからこそ、本文は落ち着いて作成しましょう。メッセージは24時間以内に返信するのがマナーとされていますが、焦って送っても逆効果です。
書き方に迷ったときは今回ご紹介した例文を参考にしてみてください。落ち着いて考えて送れば応募先にもきっと良い印象を残すことができますよ。