1. 医療クラーク(医師事務作業補助者)の詳しい仕事内容・外来クラークと病棟クラークの違いなど

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コラム2018/06/06
医療クラーク(医師事務作業補助者)の詳しい仕事内容・外来クラークと病棟クラークの違いなど

人手不足・多忙など、その業務量の多さがたびたび問題となる医師や看護師。これらの職種の負担を軽減するために、事務業務や書類作成を補助するのが医療クラークです。そんな医療クラークの具体的な仕事内容や、外来クラークと病棟クラークの違いなどについて調査しました。

1.医療クラークとは?

医療機関の診療業務では、多くの文書作成や事務処理が必要となります。カルテの作成はもちろんのこと、検査結果の説明文書や診断書、病室の手配、他院への紹介状作成など、その事務業務は多岐にわたります。こういった文書作成やその他の事務業務を、医師の指示のもとで補助する専門職が「医療クラーク」です。毎日、膨大な人数の患者さんを相手にする医師のかたわらで、その診療業務が円滑に行えるようにサポートする、各医療機関になくてはならない職種です。

2.主な仕事内容は?

医師の事務業務のサポートと一言で言っても、具体的にはどのような仕事をするのでしょうか。ここでは大きく4つに分けてみました。詳しく見ていきましょう。

医療に関する文書作成の代行

  • ・医師が診断した際の、診断書や処方箋などの代行作成
  • ・患者さんの診療、入院、手術などの予約
  • ・入院に必要な手続きや、患者さん及びご家族への説明
  • ・各種保険の証明書などの作成代行

カルテなどの代行入力

  • ・医師が診断した際の、カルテの記載代行
  • ・電子カルテの入力代行

医療サービスの質を高めるためのサポート

  • ・患者さんの治療や診療に関するデータの管理、整理
  • ・院内における、がん登録などの統計作成や調査
  • ・院内会議の資料の作成、議事録の作成

行政上の業務

  • ・救急医療情報システムの入力業務
  • ・感染症サーベイランス(感染症の予防に役立てるシステム)に関する入力業務など

上記4つの業務を、医師の指示のもとで行うことができるのが医療クラークです。

あくまでも医師の指示のもとで事務作業のサポートや代行を行うことによって、医師の負担を減らし、診察や治療に専念できる環境を作ることが医療クラークの業務となっています。

3.外来クラーク・病棟クラークとは

医療クラークの仕事内容は、「外来クラーク」と「病棟クラーク」で分けられます。

「外来クラーク」は、その名の通り外来診療に伴う事務業務を担います。ここでいう「外来」とは、クリニックや病院などの医療機関に、外から通院してきた患者さんのことを指します。そういった外来患者さんにおける、医療文書作成の補助やカルテの代行入力、次回の通院についての案内、急な検査の案内などの業務が外来クラークの業務です。

一方で、「病棟クラーク」は主に入院している患者さんに関する事務業務を専門的に行うスタッフを指します。入院患者さんの医療文書の作成や入退院の手続きや管理、転院時の紹介状送付などの業務を行います。また、会計処理や検査科やリハビリテーション科などの他科との情報伝達が仕事内容に含まれる場合もあります。

4.医療クラークと医療事務の違いは?

医療クラークとならんで、医療機関になくてはならない職業として「医療事務」があります。「医療事務」と「医療クラーク」。どちらも、事務業務で医療機関を陰から支える職業です。では、このふたつの職業の違いはどういった部分にあるのでしょうか。

医療クラークの仕事は、ナースステーションなどで患者さんの入院手続きをしたり、カルテの代行入力や整理をしたりすることです。主に医師の事務サポートが業務にあたります。一方で、医療事務の主な職場は受付窓口になります。来院した患者さんの受付や、診察費の受け取り、明細書(レセプト)の作成などがメイン業務となるでしょう。

医療事務と医療クラークの仕事内容は近しい部分がありますが、基本的には医療事務は受付窓口の業務を、医療クラークはナースステーションなどで医師のサポートを行います。

5.医療クラークになるための資格は必要?

医療クラークは、資格などを持っていなくても応募可能な求人が多いのが特徴の一つです。医師のサポートといっても事務作業が主であるため、未経験者からの応募も受け付けていることが多いのです。

医療クラークが担う仕事内容は非常に幅広いですが、その具体的な仕事内容は各医療機関によってばらつきがあります。その求人が医療クラークにどこまでの仕事内容を求めているのか、ということは確認しておいた方がよいでしょう。業務時間は、その医療機関の診療体制によっても異なります。夜遅くまで外来診療を行っている場合は業務時間帯も変わってくるため、診療時間もよく見ておくのがおすすめです。

6.やりがいや魅力は?

医療クラークの仕事の大きなやりがいは、「人の役に立てる」というところではないでしょうか。患者さんはもちろんのこと、医療現場で活躍する医師や看護スタッフに感謝される仕事は、そう多くはないかもしれません。

患者さんからの感謝の言葉

外来や病棟問わず、病院へやってくる患者さんは「病気やケガの具合は大丈夫だろうか」「入院となったらどうすればいいんだろうか」など、不安な思いや大きな心配を抱えているケースが多いでしょう。そういった緊張状態にある患者さんが少しでも落ち着けるよう、入院においての説明をわかりやく丁寧に行ったり、温かくお声かけすることも医療クラークの大切な役割です。そういった場や患者さんの退院の際に、心が温まるような感謝の言葉をいただけることもあり、医療クラークにとっての大きなやりがいに繋がるかもしれません。

医療現場に貢献できる

人手不足が叫ばれる医療現場では、医師の負担はとても大きなものとなっています。特に来院患者数の多い病院では、医師や看護スタッフの人数が足りず、事務作業に忙殺されて診察や治療に全力で向かうことができないこともあるようです。そのような現場でこそ、医療クラークの活躍が大きく期待されます。カルテの作成代行や患者さんの入退院の手続き、会議資料の作成などの事務作業を医療クラークが引き受けることで、医師や看護スタッフの負担減少に大きく貢献できます。医師や看護師から感謝の言葉を掛けられることも少なくないでしょう。医療の現場において、縁の下の力持ちとして頼りにされ、人の役に立っていることを強く実感できるというのは大きな魅力です。

7.医療クラークに向いている人は?

医療クラークに必須の資格はありませんが、仕事の性質上、事務仕事が得意、慣れている人の方がスームズに業務へ入ることができるでしょう。また、医療クラークは医師・看護師をはじめとする医療従事者や患者さんと接する機会も多いことから、コミュニケーション能力に自信のある方にはおすすめです。特に、病院を訪れる患者さんはどこかしらに不調があり、精神的にも不安定となりやすいもの。そういった患者さん相手の応対が苦にならないかどうかも、重要なポイントです。また、気持ちに不安を抱える患者さんを気遣えるような、よく気が利き配慮ができる性格も医療クラークに向いているといえるでしょう。

8.さいごに

医療クラークには、医師や看護師のように必須とされている資格はありません。未経験からでも応募できる求人も多く、誰にでもチャレンジが可能な仕事といえます。しかし、命を預かる医療の現場において、幅広い業務をこなすことは決して容易なことではありません。その分、一人前となった時には多くの人から頼りにされ、医療の質の向上にも大きく貢献することができる素敵な仕事です。医療に関する知識や資格は持っていないけど、医療業界に興味がある!という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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