住み慣れた場所での暮らしをトータルで支える、訪看や老健における看護師の役割とは?医療法人社団福寿会を取材しました!

ニーズの高まりから看護師の募集が増えている訪問看護ステーションや介護老人保健施設。でもその具体的な仕事内容や役割がイメージしづらくて挑戦するのをためらっている方も多いのでは?東京都で多数の施設を展開する福寿会のみなさんにお話を伺いました![PR] 医療法人社団福寿会

老健、訪看、デイサービスが一体となって在宅復帰を支援

外観

JR山手線・京浜東北線田端駅にほど近い住宅街の一角にある「はくちょう」と大きく書かれたこちらの建物は、医療法人社団福寿会の運営する介護老人保健施設、デイサービス、そして訪問看護リハビリステーションが一体となった施設です。福寿会は現在、東京都足立区・北区・葛飾区を中心に50以上の病院や介護施設、訪問看護ステーションといった事業所を運営。地域に密着した医療・介護サービスを提供し住み慣れた街での暮らしをトータルで支えています。

 

深澤副看護部長:

「介護老人保健施設『はくちょう』は、福寿会が2施設運営する在宅強化型老健のうちの一つです。デイサービスと訪問看護ステーションも合わせて医師や看護師、介護職員や相談員、リハビリスタッフ、栄養士などが連携し、患者さんを中心に据えて在宅復帰の支援をするという使命があります。」

在宅医療では、看護師がチームのコーディネーターとなる

老健の様子

チーム医療や他職種連携といったことの大切さはいろいろな場面で言われるようになってきていますが、”連携”を本当の意味で感じられるのが老健や訪看の仕事ではないでしょうか。医療も介護もチームになり、必要な知識や資源を調整するコーディネーターの役割が看護師には求められます。

 

中所長:

「訪問看護で伺うご家庭は、ご家族と離れて暮らす一人暮らしの認知症の方だったり、ご近所も高齢者が多くてなかなか助け合えなかったり、経済的な事情を抱えていたりといったこともあります。その方がよりよく暮らせるために、どこに手を差し伸べるのがよいのか、誰に相談すればよいのかといったところは、常によく考えていますね。」

 

また、チームに関わる人たちがそれぞれに力を発揮できるようにすることも大切な役目。

 

西脇看護主任:

「老健は介護職の方々が主役でもあるので、看護師として介護職を支えることも意識しています。ほかのスタッフさんやご家族の方に向けて指導・教育することもあります。」

あらゆる経験が活かされる現場

西脇様

老健の看護師の仕事内容というとざっくりと「健康管理」とまとめられるので簡単な仕事だと思われがち。しかし、健康管理の仕事は幅が広く奥が深い、これまでの経験や知識をフル活用しつつさらに新しいものを身につけていく魅力があると言います。

 

西脇看護主任:

「なるべく自宅で過ごせるよう、日々の健康管理が本当に大切です。やはり何らかの病気を抱えている方たちなので、食事も水分補給も排泄もどれか一つうまくいかなかっただけで具合が悪くなって入院になることも。それから常に医師が近くにいるわけではないので、看護師の判断が重視される緊張感があります。とても鍛えられますし、知識や判断力がすべて活かされますね。」

 

大学病院の3次救急救命センターでの経験もある西脇看護主任。その時の経験が十分に活かされるのはもちろんのこと、ここに来てから新たな発見もあり、一番勉強になると感じているのだとか。

 

中所長:

「施設の中なのか自宅に伺うのかという違いはありますが、訪問看護も同様です。看護師としての経験だけでなく、それこそ家事や子育ての経験までなんでも活きてくる。それから、介護保険の仕組みや地域のほかの事業所のこと、ヘルパーさん、ケアマネさん、福祉用具専門相談員の方のことなど、病院とは違った知識も必要になります。」

やったことがない人も大丈夫

中様

病棟やクリニックに勤務されている方などにとっては、訪問看護や老健のお仕事はやったことがないから不安と感じる方も多いと思います。

 

深澤副看護部長:

「やったことがないのは当たり前のこと。老健にしても訪問看護にしても以前からこれほどまで需要があったわけではありませんので。それに、例えば同じ病院同士でも環境が変われば何でも初めてのことばかりだと思います。でもしばらくすると慣れてくるものですよね。老健や訪問看護で働いたことがない人でも大丈夫なので、最初の壁をぜひ乗り越えてほしいです。それがまた一つの経験になります。」

 

福寿会の中でも2つの老健、3つの訪問看護ステーションがあり、それらもそれぞれ規模感や特色が違うそう。やったことがないことに挑戦した先には、さまざまなチャンスが広がります。そしてやってみて初めて気づくような大きなやりがいが待っています。

 

深澤副看護部長:

「先ほどちょうどほかの職員と面談していたら、その方もまだ訪問看護の経験は浅く不安なところもあるけれど、本当に些細なことでも『ありがとう』と感謝されることが嬉しいと話していました。病棟でもほかの職場でもそういった場面はあるかと思いますが、訪問看護は特にダイレクトに気持ちが伝わってきますよね。」

 

その言葉に中所長も深く頷きます。

 

中所長:

「ここでは担当制にしているので、自分の思いとスキルをその方に一対一で提供できるのが魅力だと感じています。そんな中で感謝の言葉をいただけるとやはり嬉しいですよ。」

 

子育てしながら長く活躍することも可能

深澤副看護部長も西脇看護主任も中所長も、子育てしながら活躍中。福寿会は子育てしやすいとみなさん口をそろえます。

 

深澤副看護部長:

「例えばお子さんが3人いて、3人とも福寿会で産休育休を取ってそのたびに復帰した職員も珍しくないですよ。」

 

産休、育休はもちろん、保育手当や家族手当、リフレッシュ休暇制度、介護休暇など充実した福利厚生を備える福寿会。それぞれの努力や工夫もありながらも、やはり法人の制度やサポート、周りのスタッフさん同士のフォローが大きいようです。

 

西脇看護主任:

「私もこの法人に来てから3人目の子どもを出産しました。子どもが熱を出したらお休みを取ることも可能ですし、ほかのスタッフが休む時もお互い様なので『みんなでがんばろう』と声を掛け合っています。子育てしながら自分のスキルアップのために仕事を継続できる法人で、働きやすくておすすめです。」

医療法人社団福寿会を盛り上げてくれる看護師を募集中!

訪問看護のお仕事風景

医療法人社団福寿会では看護師の方を募集中です。ほしい人物像は、明るくて、人が好きで、思いやりのある人とのこと。

 

深澤副看護部長:

「経験した診療科目は問いません。どこの経験でも活かせると思います。福寿会には研修の年間計画もありますし、たくさんの事業所があるので希望があればローテーションも可能です。法人自体、1つのクリニックから始まりこれまで新しいことに挑戦しながら進化してきていますので、経験したことを活かしてさらに違うことをやっていきたいポジティブな看護師に、新たなやりがいを見つけるためにも来ていただきたいなと思っています。」

お話を伺った方々

西脇靖后様:

看護師歴は約20年、法人に入職して14年目。これまで同法人のほかのクリニック・介護事業所に勤務していたが、2016年夏より介護老人保健施設「はくちょう」へ異動、現在は看護主任として多数の看護師をまとめる。

 

中智子様:

訪問看護リハビリステーション「はくちょう」の所長。これまで別法人の病院や訪問看護での経験があり、福寿会には2016年7月に入職。他所での経験を活かし訪問看護のメンバーを明るく切り盛りする。

 

深澤優子様:

医療法人社団福寿会副看護部長。執筆活動も行っており「20代ナースに伝えたい職業人としての心得」等を通じ若手ナースの育成支援にも力を入れる。

読者の方へのメッセージ

長期的にキャリアを形成できる環境

みなさん明るく元気いっぱいで、日々を前向きに過ごしてらっしゃる様子が印象的でした。育児支援や研修制度も手厚く、長く勤めていける職場環境です。看護師として一歩成長していきたい方にとてもオススメです。

横尾 千歌 (ジョブメドレーディレクター) 2017/02/09

プロフィール

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