1. 【転職者インタビューvol.9】医療事務半年→学童指導員3年→保育士2年目(東京都)Nさん27歳/転職回数2回

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インタビュー2019/03/02
【転職者インタビューvol.9】医療事務半年→学童指導員3年→保育士2年目(東京都)Nさん27歳/転職回数2回

「なるほど!ジョブメドレー」は新しく、医療福祉業界で働く方の生い立ちから現在までを掘り下げるロングインタビュー企画をはじめました。第9回目の取材に協力してくれたのは、乳幼児の一時預かり保育施設で保育士として働くNさん(27歳)です。「失敗ばかりしてきました(笑)」と話す彼女がどんな経緯でいまの仕事に就いたのか。雨の日の喫茶店でお話を伺ってきました。

「なるジョブ」転職者インタビューvol.8


1.今日の転職経験者はこんな人

保育士の人生年表

ーいまおいくつですか?

1991年生まれの27歳です。


ーご出身は?

東京です。父親の仕事の都合で、生まれてすぐに東京→島根、5歳くらいのときに島根→大阪へと引っ越しをしました。


大阪にいたときに両親が離婚することになり、母親とわたしは実家のある東京に戻ってきました。いまは母と弟、祖母、祖父、ネコとみんなで住んでいます。


幼少期の写真

幼少期のNさん。小さい頃からとにかく動物が好きだった


―お母さんはどんなお仕事をしてたんですか?

母親の実家が印刷系の会社をやっているので、そこで働いていました。たまにわたしと弟もお手伝いに駆り出されます(笑)。


―血液型は何型ですか?

B型です。良くも悪くも子どもっぽくて、喜怒哀楽がすぐ顔に出ちゃうんですよね。


―ちなみにいまは?

緊張しています。ただ、慣れたらしゃべりすぎちゃうかもしれません。わたしはけっこう転職しているし、本当に失敗ばっかりしていて…(笑)。


―いろいろ聞かせてください。

2. Nさん(保育士・27歳)の生い立ち

現在の写真

現在のNさん。食べているのは「アンナミラーズ」のホットチェリーパイ+ブレンドコーヒー


2-1. 幼少期〜小学校時代


―幼少期のことは覚えていますか?

団地に住んでいる、いわゆるガキ大将でした。見た目もボーイッシュで「カマキリとザリガニ取ったぞーー!!」みたいな感じです。


幼稚園のときにカマキリの卵を持って帰ってきて、孵化させてしまったことをいまだに親が覚えています(笑)。


小学校は少子化の影響か、1クラスに女子が7人しかいない学校でした。それ以外の思い出というと……小3から中学受験の勉強をはじめたので、塾ばかり通っていた記憶しかありません。


―自分で「受験したい」と希望したんですか?

いや、勉強は嫌いでした(笑)。たぶん母は「離婚が原因で苦労させたくない」「勉強して自立してほしい」という気持ちがあったんだと思います。


ただ、物心がついた頃から医療や生き物のからだの仕組みには興味がありました。


本屋では絵本より『人体の不思議』を選んだり、テレビでは『アンパンマン』より『ディスカバリーチャンネル』を食い入るように観ていて、将来の夢はオーストラリアの野生動物保護センターの医療班で働くことでした。


だから塾は嫌だったけど「海外に行くなら英語力が必要だな」「じゃあ留学制度がある中学に行こう!!」と思って受験することにしたんです。


それで小学校3年生から勉強を続けて、受験した学校にすべて合格しました。進学したのは、校舎がすごく綺麗な中高一貫の女子校です。


2-2. 中学校〜高校時代


―頑張って勉強したかいがありましたね。

いま思えば「共学に行っておけばよかった」と思ってます。


―それはどうして?

やっぱり女子校っていじめがすごくて。わたしは加害者でも被害者でもなかったんですけど、ただ傍観していることへの罪悪感がありました。


わたし自身も親しい友人を事故で亡くしてしまったり、母親と仲が悪くなってしまったりして、精神的に不安定になり、中学3年生のときに不登校になってしまいました。中学時代がいちばんの暗黒期です(笑)。


―その後、学校はどうなりました?

エスカレーターで高校には上がれたんですけど、「このまま同じ環境で過ごすのはよくない」と思って、自分の好きなことができそうな通信制高校に進学しました。


同じ時期に、興味のあったモデルの養成所に通い出して、高校3年生までちょっとした芸能活動もしていました。


―新しい高校生活はどうでした?

めちゃめちゃ楽しかったです(笑)。


わたしが行った高校には、ほかの学校で不登校になってしまった人、芸能活動をしている人、80歳を過ぎてから学校に通い直している人もいました。


とにかくいろいろな人がいて、「自分だけがつらいわけじゃないんだな〜」とか「こんな考え方の人がいるんだ」と思ってすごく勉強になりましたね。


学内では軽音楽部でボーカルをしたり、サッカー部のマネージャーをやったり、毎日充実した生活を送ることができました。


2-3. 大学時代


―高校卒業後の進路は?

高校のときは芸能活動をはじめ、さんざん好きなことをやらせてもらったので、母親とも将来の話をして、国家資格である「救急救命士」の受験資格が取れる大学に行きました。


―なぜ「救急救命士」だったんですか?

芸能活動は高校いっぱいと決めていたし、野生動物保護センターで働く夢は、現地でホームステイなどをしてみても英語力が伸びなかったので断念しました。


ただやっぱり、医療系の仕事にはずっと興味がありました。


それで「看護師は女性が多いし、女子校時代のトラウマが…」とか悩んでいたところ、たまたま救急救命士として働いている先輩がいて、話を聞いてみたらすごく楽しそうだったので選びました。


―大学の授業ではどんなことをやるんですか?

とにかく体力をつけないといけないので、ものすごくキツかったです。


建物の間に張ってあるロープを渡ったり、車を解体する授業があったりしました。あとは「腕立て200回! 1人でもできなかったら最初から!」みたいなことも。


―完全な体育会系ですけど、女性も多いんですか?

同級生はマッチョの男の子ばっかりでした(笑)。女の子は2割くらいでしたね。


わたしの高校は年に2回くらいしか体育がない学校だったので、入学直後に「向いてないかも」と思いました。

3. 大学休学→医療事務として就職

―大学生活はどうでしたか?

大学は2年間通って退学しました。


―何かあったんですか?

東日本大震災の影響で、実家の会社の経営状況が悪くなってしまったんです。


母親は無理して「大丈夫だから!!」って言ってたんだけど、わたしは「学費が高いから辞める!」と言って聞きませんでした。そこでまた喧嘩です。


母親に説得されて、退学ではなく休学することにしたんですけど、結局、大学3〜4年の2年間休学して、同期の子たちの卒業と同じタイミングで退学しました。休学中は派遣社員として、某携帯ショップで働いたりしてました。


―退学したあとはどんな仕事をしてましたか?

働いて貯めたお金で「日本医療事務協会」の講座を受講して「医療事務技能審査試験」の資格を取りました。その後は協会が斡旋してくれた都内の専門病院に医療事務として就職しました。


―就職するときに重視したポイントはありますか?

あまり残業がなく、家から通いやすい病院を選びました。未経験だったので、お給料はあまり高くなかったんですけど、大きな病院だし、まずは経験年数を積もうと思いました。


―当時の待遇とかは覚えてますか?

お給料は手取りで16〜17万円くらいだったかな? お休みは週2日。残業時間もほとんどなし。保険にも入ってました。


―医療事務は無資格でも働けますけど、資格は取っておいてよかった?

それがそうでもなくて(笑)。「役に立ちました!!」って言えなくてすみません。


―あまり実用的ではなかった?

病院にもよると思うんですけど、仕事内容が患者さんの案内や自動精算機の締め処理などがメインで、レセプト業務などを実践できる機会がほとんどありませんでした。


資格自体が無駄というわけではないと思うので、同じように医療事務として入職する人は、事前に仕事内容をよく確認しておくといいと思います。


―医療事務の仕事はそのまま続けた?

医療事務ではなく、総合案内の受付業務をすることになりました。


当時若かったせいか、急に病院のお偉いさんから「キミいいね〜、総合案内に座っててよ」と言われて、いわゆる秘書のような部署に異動になったんです。


総合案内では、外来の患者さんというよりかは、お医者さん同士のアポイントの対応をしたり、海外から来るゲストをご案内したりしていました。


―それはそれで良さそうな気もします。

わたしもはじめは「医療事務がやりたかったけど…まあいいか」と思っていたんですけど、一部の医療事務の先輩方に睨まれてしまって。女同士のイザコザがあり、2ヶ月で7キロ痩せてしまい、8ヶ月で退職することになりました。

4. 学童の指導員に転職→保育士資格を取得

―人間関係がうまくいかないと大変ですね。

大学も辞めちゃったし、資格を取ったのに病院もすぐ辞めちゃったし「わたしはなんてダメな人間なんだろう」と思って、悶々としたニート生活を過ごしてました。


―いまは明るく見えますけど、立ち直りはどのタイミング?

病院を辞めたあと、児童館でアルバイトをしていた友達が「子どもと一緒にいると元気がもらえるよ」「子どもが好きならおすすめだよ」という話をしてくれました。


それで「おもしろそうだな」と思って求人サイトで探してみたら、地元の児童館で働けるアルバイトを募集していたので、面接に行って「週5で働けます」と言って採用されました。


採用後は児童館ではなく、小学校の中にある学童に「指導員」という立ち位置で配属されました。


―とくに必要な資格はなかった?

「指導員」には無資格でもなることができます。児童系の資格を持っている人には資格手当がついていたと思います。


わたしの職場には正社員が3人、わたしをふくめたパートアルバイトが5〜6人くらいいました。子どもは定員の問題もあって、1〜3年生を中心に60人くらいでした。


―学童の「指導員」の仕事内容を教えてください。

わたしはアルバイトだったので、基本の勤務時間は13〜18時 or 19時です。


まず授業が終わったら、子どもたちがちゃんと来ているか確認します。お休みの連絡がないのに来ていない場合は、寄り道している可能性が高いんです(笑)。


それで15時頃におやつを食べて、帰宅時間の17時までは子どもと一緒に外遊びや室内遊びをします。


延長は最大19時までです。17〜18時までは1時間お勉強の時間があり、18〜19時まではまた一緒に遊んでいます。


なんとなく入った学童がけっこう楽しくて、約2年働いてました。


―けっこう長いですね。2年働いたあとは?

その会社で正社員として働きたいと思っていたんですけど、正社員になる条件は「児童系の国家資格を取ること」だったんです。


資格は教員免許、保育士、養護教諭、幼稚園教諭など、子どもに関わる国家資格なら何でもよかった気がします。


なのでわたしは専門学校や大学を卒業しなくても、試験に合格すれば働くことができる「保育士」の国家資格を取ることにしました。


ピアノは昔からやっていたので実技の心配はなかったんですけど、とにかく勉強が大変だったので、試験の3ヶ月前から勤務を週5から週3に減らして勉強して、何とか一発で合格することができました。

5. 一時休養→保育士として再就職

―これで晴れて正社員に。

…と思うじゃないですか? わたしも「これで正社員だ〜!!」と思ったんですよ(笑)。


―あれ?

そのタイミングで甲状腺の病気になってしまったんです。


もともと緊張しいで汗かきだったので、ぜんぜん気づかなかったんですけど「疲れやすいしなんかおかしいな」と思って検査をしたら発覚しました。


お医者さんからは「とにかくストレスをためるのがよくないです」と言われて通院するようになり、職場には事情を伝えて、やむなく退職することになりました。


―頑張ったのに残念ですね。

そうですね。ただ、いまは保育士のアルバイトをしているんです。通院して治療の方針を立てたあとに求人サイトで仕事を探しました。


―新しいところはどんな職場なんですか?

前職と同じように、児童館や学童をもっている会社で働いています。わたしは保育士として採用されて2年目です。ちょうど人手が足りなかったらしく、保育士手当もつくので時給がいいんですよ。

6. ザックリ給与明細書

保育士3年目の給与明細書

―前職の時給からどのくらい上がりました?

まず900円台から1,250円になりました。ベースの時給が1,000円で資格手当が250円つくというかたちです。


新しい会社は病気のことも配慮してくれるし、職場の雰囲気もいいので「すごくいい職場を見つけたな」と思っています。


―入ってからはどんな仕事を?

1年目は立ち上がったばかりの学童にいて、2年目からは新しくできた乳幼児の一時預かり施設に異動しました。


はじめは「学童でもうすこし子どもを見守りたい」という気持ちが強かったんですけど、保育士として乳幼児との関わり方についても学びたいと思っていて「お給料も上がります」と言われたので(笑)、悩んだ末に異動を決めました。


―時給はどれくらい上がったんですか?

時給1,250円から1,450円に上がりました。


―働き方はどんな感じですか?

病院に通いながら、週3〜4日ほど働いています。基本の勤務時間は12時から17時まで。残業はありません。月の収入はだいたい9万円くらいになります。実家暮らしなので、家に1〜2万円お金を入れて、残りは生活費や交際費に使っています。


―職場の人はみんな資格をもっているんですか?

正社員もアルバイトもみんな保育士資格を持っています。


―職場の人間関係はどうですか?

良好だと思います。保育には「これが正解」というものがないので、方針の違いでぶつかったりすることはありますけど、理不尽ないじめや陰口みたいなものはまったくないです。


わたしは保育経験がすくないんですけど、先輩たちが優しく教えてくれるし、病気のことも気遣ってくれるし、ありがたいなと思います。


―良い職場に転職できてよかったですね。今後の目標はありますか?

まずは焦らずに病気を治そうと思います。


保育士の仕事は続けます。乳幼児との関わり方を勉強して、病気がよくなったら正社員も目指したいなと思っています。


あと将来はやっぱりお母さんになりたいです。婚活がんばらないと(笑)。


―応援してます! ありがとうございました。

7.(番外編)恋愛事情・結婚観

―ここから番外編です。Nさんは異性にモテるほうですか?

痴漢とかストーカーとか変な人は寄ってきます。最近捕まった「髪の毛なめ男」って知ってます? 同じ人じゃないと思いますけど、わたしも被害に遭いました。自分が好きになった人との勝率は50%くらいですかね。


―好きな異性のタイプはありますか?

怒るときに声を荒げない、おだやかな人がいいです。


―外見の好みはとくになし?

わたしはすこし趣味が変わっているらしく「この人すごい好きな顔!!」って言うと、みんなに「え?」って言われることが多いです。元巨人の上原(浩治)さんとか、サッカー選手の大黒(将志)さんがすごく好きでした。


―顔の系統ぜんぜん違いません?

「イケメン」かどうかではなくて「わたしの好きな顔」がいくつかあるんです。


―「婚活」については具体的に考えてたりします?

実は2年くらい付き合ってる人がいます。


―その人とは結婚を考えてない?

性格も合うし好きなんですけど「子どもはほしくない」と言っているんです。わたしは子どもがほしいので、最近はそれで悩んでます。


―恋人の好きなところはありますか?

いまの仕事がダメになったとしても、絶対に何かしらの仕事で生活できるような生命力があるところですね。


―逆に直してほしいところは?

決まった計画がズレたときにすごくショックを受けるところかな。


会う予定の日に「具合が悪くて」とか「仕事が入って」と言うとすごく不機嫌になって「もういい!!会わない!!」みたいな。そこはすこしめんどくさいですね(笑)。


―恋人に秘密にしていることはありますか?

ひそかに「婚活」に興味をもってることです。


―今日はありがとうございました。

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