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インタビュー2020/09/04
【転職者インタビュー】エステティシャン23年目 56歳(エステサロン3社→サロンオーナー)

美容業界で働く人へのインタビュー企画。今回は、セカンドキャリアとしてエステティシャンへと転職し、現在はご自身のエステサロンを経営するIさんにお話を伺いました。

エステティシャン インタビュー

1.今日の転職経験者はこんな人


エステティシャン経歴

―本日はよろしくお願いします! まず簡単に自己紹介をお願いします。

都内で自分のエステサロンを経営して、17年目になります。

今年で56歳で、出身は新潟県です。

―家族構成を教えてください。

いま一緒に暮らしているのは、旦那さんと私の母です。

子どもは息子がひとりいるけど、もう結婚して独立してます。

―ご両親のご職業は?

母は専業主婦、父はサラリーマンでした。

―昔を振り返って、どんな子どもだったと思いますか?

人見知りが激しい子どもだったかなぁ。友だちと遊んでいても、みんなの中心になるようなタイプではなかったと思います。

いまはこんな感じでよく喋るから、「昔は人見知りだったし、実はいまだってそうなのよ!」って言っても、みんな信じてくれないんですよー(笑)。

―たしかにエネルギッシュで人見知りな感じはしないですね(笑)。部活や習い事は何かされてましたか?

小さいころから音楽が好きだったから、ピアノを習ったり、ブラスバンド部に入ったりしてました。絵も好きでよく描いてたと思う。

―高校卒業後の進路を教えてください。

クリエイティブな仕事がしたいと思って、服飾系の専門学校に進みました。

卒業後は、子ども服を扱うアパレル企業に就職したんだけど、就職したあとすぐに結婚と出産があって退職して。

3年くらい専業主婦をしたあと、24歳くらいでフリーランスとして仕事に復帰して、そこから9年間くらい、ディスプレイコーディネーターとして働きました。

―ディスプレイコーディネーターとは?

ショーウィンドウとかを飾りつける職業で、小物や装飾品を使って、商品を魅力的に見せるんです。百貨店での仕事がメインでしたけど、ときには千葉の某テーマパークのクリスマスの飾りつけも担当してたんですよ。

―それはすごい! では、ディスプレイコーディネーターとして活躍されたあとは、何を?

そのあと、エステティシャンになりました。

ちょうどそのころ、勤めていた百貨店が閉店になって、先輩コーディネーターも業界から離れていく人が増えて、ショーウィンドウから貼りパネが主流になってきたり……ディスプレイコーディネーターの仕事が、過渡期を迎えつつあったんですね。

これからどうしようかと考えて、「だったら自分の好きなことをしよう!」と思って、33歳のときにエステティシャンになることを決めました

―エステティシャンに興味を持つようになったきっかけは?

私も息子も小さい頃からアトピー体質で皮膚に悩みがあったり、出産して体質が大きく変わってしまったりしたことがあって。だから日常的に、身体や食事にいいものを自分で調べて取り入れる習慣がついてました。

美容についても、アトピーで化粧品が肌に合わなかったから関心が強くて。エステで使うような高級美顔器も持ってましたし、もともと好きだったんですよねぇ。

2.エステティシャンとして転職

―エステティシャンとしてのデビューは、どうスタートしましたか?

もう20年以上前のことなので、ちょっと記憶が曖昧なところもあるんですけど……3つのサロンに1〜2年ずつくらいで働いてました

当時はバリ風とかインド風マッサージ、リンパマッサージのドレナージュとかが流行ってたので、そういったメニューを扱ったサロンでしたね。

―それらのサロンを選んだ理由は?

スキルアップの研修を受けられたり、興味があるメーカーの技術や免許を取れるところを基準にして選びました。

求人雑誌を見て、電話をかけて応募したと思います。書類を持って面接に行ったけど、技術テストみたいなものはなかったですね。

―では働きながら技術を身につけていったんですね。

そうですね、30歳も超えてゼロからスクールで学んでる時間はないと思って。実践で学ぶのと、あとはサロンが休みの日には個人指導も受けてました。

教えてくれた先生は本も出版しているすごい人で、美容やエステに関することはもちろん、生理学とかの人体や精神に関することまで幅広く教わりました。

―エステティシャンとして実際に働いてみて、どうでしたか?

悩みを抱えているお客さまに、自分の手で施術して、症状が改善されたり気持ちが明るくなったところを間近で見れるのは、エステの醍醐味だなぁと嬉しかったです。

でも、正直なところ、「理想と現実の差」も感じました。

就職先は営業色の強いサロンで、数十万円のメニューとかを扱ってたんだけど、「これで本当にきれいになれるのかな」と疑問に思うことも多くて。

―自信を持ってサービスを提供できないのは、苦しいですね。

そうなんですよねぇ……。だから少しずつ、「自分が受けたいと思えるサロン」をやりたいと思うようになっていきました。

3.独立し、自分のサロンを開業

エステティシャンIさん

―独立開業を決めたきっかけは?

最後に就職してたサロンは店長候補として入ったんだけど、やっぱりこれまでも感じていたようにサービスについて疑問に思うところが多くて。

だったら雇われ店長としてではなく、自分でお店をやるしかない! と思って、周囲の反対もありましたけど勢いで決めました。

エステティシャンをはじめて6年くらい経った、39歳のときですね。

―どんなお店になったのか、教えてください。

「自分が通いたいサロン」がコンセプトで、敷居が高いと思われるエステを、もっとお客さんが身近に感じて通いやすいお店を目指してやってます。

はじめた当初は、まつげパーマやエクステ、メイクやブライダルまでやってたんですけど、だんだん「私は何屋なんだ?」とわからなくなってきたので、いまはフェイシャル1本にしぼったメニューにしてます。

―開業当時は、やっぱり大変でしたか?

そりゃあもう。当時はほとんど寝る暇もないくらい働いて。起業後しばらくは、サロンの売上だけでは足りなくて、ディスプレイコーディネーターとメイクの講師とかも受けながら、なんとかやってました。

―開業費用はどのくらいかかりましたか?

資本金は200万円くらいだったかな。本当にぎりぎりで、必要最低限のマシーンと設備だけ用意して、空間づくりのための装飾品とかは、あとから少しずつ増やしていった感じ。

大切にしたのは、「いま持ってるモノを活かして、できる範囲で最大限やる」ってこと。

初期費用や設備投資にお金をかけすぎちゃって続かないサロンさんも多いんですよね。たとえば、何千万円もする最新のマシーンを導入しても、減価償却する前にどんどん新機種が出てくるし、お客さんは最新機種があるお店に行ってしまうから、マシーンが売りものにならなくなってしまう。

だから、いま自分が持てる技術力や接客力で戦うことが大事だと思ってます。

―開業に向けて、免許や資格などは取得されましたか?

技術があってしっかり運営しているサロンだと証明するために、日本エステティック協会の「認定トータルエステティックアドバイザー」をとりました。実務経験が5年以上で、講座受講と試験に合格したら取得できる資格です。

あとは、あるメーカーさんの認証を受けて、提供加盟店の資格もとりました。

▼認定トータルエステティックアドバイザーについて詳しくはこちら
【最新版】エステティシャンになるには?仕事内容、必要な資格、年収、将来性を調査

―現在の売上を聞いてもいいですか?

最近は新型コロナウイルスの影響で落ち込んでて、月30〜40万円くらいかな。

―お店の1ヶ月の固定支出は?

家賃が16万円、仕入れ10〜20万円、私の勉強や講座代に5〜10万円くらい。

いまの計算だと、私のお給料はほぼない感じになっちゃいますね……。

―人件費がないということは、Iさんおひとりでやってるんですか?

そうなんです。以前はスタッフを雇ってたこともあるんだけど、やっぱり起業した本人とスタッフだと、熱量がまったく違うし、サービスのレベルが合わせられなくて、お客さんからも嫌がられちゃって。

いまはスペースをゆったりとって、一対一で施術するスタイルにしてます。

―そうなんですね。1日の来店人数はどのくらいですか?

多くて1日3名まで。美容の悩みが増えてきた30代なかばくらいから、60代くらいの方が多いですね。

―勤務日数はどのくらい?

昔はほんとうに休みなく働いてたんですけど、最近は自分の体のメンテナンスも仕事の一部だと思って、週1〜2日は休んで、週5〜6日でお店に出るようにしてます。

開店日は、長い日で9時〜21時くらいでお店にいるかな。

―集客のためにやっていることはありますか?

ありがたいことに、いまはほとんどリピーターのお客さまで、ここ何年か集客はしてないんですよ。

昔はアメブロを書いてたこともあるんだけど、なにせひとりでやってるから、時間がなくて。一人ひとりにお返事を書いてたら朝になってた、みたいな感じで続かなかったですよね。

4.サロンのいまとこれから

―先ほど新型コロナウイルスの話題が出ましたが、影響はどのくらいあったんですか。

緊急事態宣言中のときは、お店を閉めて助成金が支給されました。その間は、自分の体を整えたり、今後についていろいろ考えたりしてました。

―コロナ前後で、接客スタイルに変化はありましたか?

また営業できなくなったときのために、リモートでできる新しい取り組みをはじめたところで。

いまはマスクのせいで肌悩みが増えたり、外出自粛で運動不足だったりする人が増えてるから、オンライン上でそういった悩みをフォローできる体制ができたらいいなと思って。普段の施術もやりながら、トライアルのご案内をお客さまにしてます。

―自分のお店をはじめられて17年経ちますが、振り返ってみてどうですか?

ものすごく大変でしたけど、自分でぜんぶ考えて行動するからついた力もあるし、出会えた人もいるし……得られたものは何にも替えられない宝物ですよ。

迷ったり苦しいときは、初心に返るようにしてます。「どうしてこのお店をはじめたいと思ったのか」を思い出すんです。

エステ業界って競争が激しくて、毎年たくさんのお店が新規出店してるんだけど、オープンして1年以内に閉めてしまうサロンが半分以上もあるんですよ。

―半分以上も……! そんななかで17年も続けるのは、ものすごいことですね。

最後は諦めるか諦めないかだと思うけど、地道にコツコツとなんとかやってきたおかげかな。

お客さまとの信頼関係を築けてこなかったら、ここまで続けられなかったと思います。

―これからエステティシャンとして転職を考えている人に向けて、アドバイスをお願いできますか。

自分がどんなエステティシャンになって、お客さんをきれいに・幸せにできるか具体的なイメージを持っておくのが大事かな。なかには「お金のため」とか「自分が安くエステを受けられるから」みたいな方もいるんだけど、それだけだとなかなか続けられないと思う。

あと、エステティシャンは人の身体を直接触る仕事だから、自分自身の身体と心はちゃんと整えておいてあげること。運動や森林浴で身体を癒して、迷ったときやつらいときでも立ち返るべき初心や目標があると、乗り越えられると思います。

―では最後に、今後の夢や展望があれば、教えてください。

さっき言ったオンラインの取り組みにも通じるんだけど、もっと気軽にきれいになるためのスクールをやりたいと考えてて。

いまのやり方だと1日3人しか施術できないけど、もっとたくさんの人が自分自身の身体を触って、自分でケアできるようになるサポートをしたいと思ってます。

具体的なやり方はまだ考えてるタイミングですけど、そう遠くないうちに実現したいですね。

5.(番外編)生活・お金・家庭の話

―ここからはプライベートについて聞かせてください。よく使うアプリはありますか?

「LINE」ですね。

ほかのSNSは、「Facebook」や「Instagram」は少し見てますけど、あんまり好きじゃないんですよね。

―お休みの日は何を?

運動するのが大好きなので、ダンスとかヨガとかをやることが多いですね。じつは今日もその帰りで。

運動は私にとって何よりのリラックスなんです。身体のケアになるのはもちろん、インストラクターの先生から勉強になることも聞けて、一石二鳥なんですよね。

―1ヶ月のご家庭の生活費を教えてください。

エステティシャンの1ヶ月の支出内訳

こんな感じかなぁ。うち、あまり細かく家計管理をしてなくて。

家のローン、光熱費、通信費は旦那さんが、食費は私が払ってることが多いです。

―旦那様との出会いはどちらでしたか?

学生時代のアルバイト先で紹介してもらったんです。

―ご結婚の決め手は?

私よりマメなところかな? 当時はすごく頼りがいがあったんですよ。

―当時“は”なんですね。

そりゃあ何十年も一緒にいたらいろいろあるじゃないですか。今も頼りにはしてますよ!(笑)

―良かったです! 本日はありがとうございました!




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